三島邦彦 13年12月22日放送



クリスマスに人々は トーマス・マン

『ヴェニスに死す』や『魔の山』で知られる
ノーベル賞作家、トーマス・マン。
ナチスドイツからの亡命で、
ドイツの家に残した日記や手紙、資料や家財道具をすべて失ったが、
彼の才能、家族、そしてクリスマスは奪われることはなかった。
1936年12月24日の日記、
家族と過ごしたクリスマスイブについて記したその中に、
トーマス・マンはこう書いてある。

 私の人生と作品を仕上げるのに必要なものは、何ひとつ欠けていないのだ。

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