伊藤健一郎 15年2月15日放送

150215-05
月に立った男たち デイヴィッド・スコット

イタリアの物理学者、ガリレオ・ガリレイ。
1960年代初頭、彼の学説は宗教裁判にかけられ、終身刑を言い渡される。

それから月日が流れ、1971年。
アポロ15号船長デイヴィッド・スコットは、月面で、ある実験を試みた。

内容は、実にシンプル。
「ハヤブサの羽と、地質探査用ハンマーを、同時に月面に落とす」
というものだった。

そこには、宙をひらひら舞う羽も、
地表にどすんと落下するハンマーもなかった。
ただ、静かに、同じ速度で落ちていく。異なる質量を持つ2つの物体があった。

ガリレオの学説が認められて久しい今なお、その光景は目新しい。
偉大な物理学者の学説は、ひとりの宇宙飛行士によって実証された。



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