名雪祐平 19年11月30日放送
水があふれる 腹が減っては
田んぼがほしい。
戦に出かける
兵に食べさせる米を作る
田んぼがほしい。
田んぼには、水がいる。
こうやって、日本の土木技術は
戦国時代に飛躍的に進んだ。
なかでも加藤清正は
「土木の神様」といわれるほど。
田んぼに水を引くための
堰や用水路を数多く整備。
阿蘇山からの水は、
田んぼから地下に浸透し、
良質な地下水を育んだ。
いまでも熊本市民の水源は
100%地下水でまかなわれている。