猫愚痴

胡留さんのグーパー (猫愚痴28)

猫バカなもんで、こんな動画をつくってしまいました。
胡留(うる)さんは私の猫です。
日曜日の午前中に撮った動画を
午後になって、音楽データ待ちの時間がちょっとありまして
データ来ないと為すすべもないもんですから
こんなのつくっていたわけですね。
待ち時間が2時間くらいあったんで
youtubeのアカウントもつくってしまいました。

このグーパーはフミフミと同じ、
仔猫がおっぱいを飲むときの仕草だと思います。
猫は眠くなるとよく布団をフミフミしていますが
胡留(うる)さんの場合は、
寝ころがるのでグーパーになるわけですね。

それにしても前足を広げたり閉じたり
ちゃんとグーパーになっていますよ(なかやま)

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外面のいい猫(猫愚痴27)

胡留(うる)さんです。
たいへんよく寝る猫です。
寝るのは悪いことではありませんが
朝起きて、ご飯を食べて睡眠消化活動に入り
夜になっても起きてこないのはいかがなもんでしょう。

放っておくと20時か21時まで寝ています。
お正月で、飼い主は昼間も家にいるというのに
ちっとも遊んでもらえません。

そのかわり、お客が来るとちゃんと接待しています。
どうも外面のいい猫らしいです。
内面もなんとかしてもらいたいです(なかやま)

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ニューフェイス(猫愚痴26)

新しい猫が来た。
原発20km圏から保護されたという過去を背負っている。
置き去りにされてホームレスになり
ボランティアに保護されて1年暮らした。

それでもホームレスで幸いだった。
家の中に置き去りにされた猫は共食いの挙げ句に
確実に餓死している。
外に放たれていたからこそ
何を食べていたか知らないが
南相馬市で1年半も生き延びられたのだ。

いまも置き去りにされたままの猫がいる。
餓死した猫も大勢いるし
いま現在、保護しても遠くまで移送できないほど
弱ってしまっている猫も多いそうだ。
(なので、なるたけ保護の現場から近い施設が必要だ)
しかも、犬猫が外に放置されているということは
震災後に生まれた犬や猫もいるわけだし
これから生まれる犬や猫もいる。
保護は追いつくのか、いや無理だな、追いつかない。
追いつかなくても、一匹でも多くというボランティアの意志で
被災犬や被災猫の保護と保護した後に暮らせる施設が運営されている。
(寄付を求めています。「福島 犬」「福島 猫」で検索)

写真の猫は、ふたりの飼い主がふたりとも家にいれば何てこともないが
どちらか一方しかいないときは、ずっとついて歩く。
玄関、階段、台所、トイレまでついてくる。
「うるる、うるる」と鳴きながら、
しがみつくようにピッタリと寄り添ってついてくる。
置き去りにされた後遺症かもしれない。

どちらかというと太り気味のおっとりした猫だが、
「太り気味」という点も後遺症らしい。
飢えた経験があると食べ過ぎてしまうのだ。
施設にいた1年でいっぱい食べちゃったんだね〜(玉子)

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よく寝る猫だ(猫愚痴25)

寒いときは猫を見かけても足早に去っていき
なかなか写真を撮らせてもらえなかったが
このところ暖かいので先方も油断をしている。
油断をしているというか、寝ている。

ご近所のお宅の広い庭の日だまりで寝ていたので
カメラを向けたら目を覚ましはしたが逃げはしなかった。
たぶん動くのも面倒くさいのだろうと思う。

猫は日光浴によって毛の根元にビタミンDが生産される。
日光浴の後で毛繕いをすれば
舌でビタミンDを舐めて吸収することになるわけで、
日だまりで寝るというのは猫にとって健康の第一歩なのだ…

という知識は猫にはないと思うけれど
猫が日だまり好きなのはとても正しい行動だ(玉子)

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陽だまりの白黒くん(猫愚痴24)

おっとりした性格なのか、単に寝ぼけているのか
そのあたりは不明でしたが
カメラを向けても逃げませんでした。

この猫は庭の隅っこの陽だまりでボーッとしていました。
どうもここのお宅で飼われているようです。
このお宅は塀が低いので、
縁側で猫が数匹日向ぼっこしているのも
ときどき見ることができます。
白黒猫が数匹に三毛猫もいます。
全部で何匹か確認できていません。

いっぺんでいいから
一網打尽に撫でさせてもらいたいものです(玉子)

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こっちを向いてくれない(猫愚痴 23)

細い道一本隔てた向こうを縄張りにしている甲斐くんだとおもうのだが
なにしろこっちを向いてくれない。
お〜い、甲斐くんっ!
名前を呼んでも振り向いてくれない。
いつも挨拶しているのにこの日はどうもご機嫌が悪かった。

日なたぼっこの邪魔をしたのかしら。
甲斐くん、甲斐くんってば!
返事もしてくれなかった。

こんどオヤツ持ってくるから、と言ってもダメだった。
こういうとき、猫がかたくなだと思う(玉子)

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あーちゃんと虎ちゃん(猫愚痴 22)

ご近所の猫です。
手前の白黒が「あ〜ちゃん」
奥の茶虎は名前を知りませんが、便宜上「虎ちゃん」と呼んでいます。
二匹とも細い道を1本隔てた向こうの区画が縄張りです。
あ〜ちゃんはこちらには来ませんが
虎ちゃんはときどきこちら側に進出してきて
ハエタローとケンカになることがあります。

そうかと思うと
こちらから巨大猫のコナスくんが
向うの陣地に進出することもあるようです。
虎ちゃんとコナスくんの怒鳴り合いを目撃したことがありますが
ああ、猫ってカラダの大きさに較べて
なんと大きな声を出すのでしょうかと驚きました。
しかもありとあらゆる音色と音程がその喉から発せられていました。

恐るべしは怒った猫です(玉子)

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黒兵衛死ス

1999年4月2日生まれの黒猫黒兵衛(♀)
2012年9月26日午前1時過ぎに生体としての反応がなくなった。

先月あたりから食欲が落ちたので
獣医で検査したのだが
血液検査に異常は認められず
点滴でいったん食欲を回復していた。

3日前からまた食べなくなり
昨日は家のなかを意味なく徘徊。
19時ころ玄関にボーッと座り込み
そのまま横になり
バスタオルの上に引き取って寝かせた。

四肢はこわばっていても
撫でるとまだ反応があった。

猫の死というものを
たいへん科学的に見せてくれた猫だった。

老衰は生きているときから
細胞が少しづつ死んでいくのだと何かで読んだが
まさしくそういう死にかただったと思う(玉子)

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猫がご機嫌なとき

窓は開いているし
ご飯はさっき食べたばかりだし
そのナマリブシは節の真ん中あたりの
柔らかくてうまい部分だったし
暑くもないし、風も通っているし
昨日シャンプーされたときは思い切り怒ったけれど
いまはさらさらの毛で気持ちいいし
カーペットは掃除機かけて自分が持ち込んだ砂が
キレイになくなっているし…

どれどれ、ここはひとつ
ころんちょしてみようかな…

という気分のハエタロー(♀年齢不詳)

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暑いときの猫は

暑い。二匹の猫の食欲がない。
それでも夜になったら食べていたのだが
数日前から黒い愚猫(黒兵衛♀)が夜も食べなくなった。

医者へ連れて行った。
血液検査をした。これといって悪いところはない。
点滴をした。
帰宅後、やたらと階段を上り下りしている。
さすが愚猫である。
用もないのに階段をズダズダと上がっては下りて
せっかくの点滴養分を無駄に使っている。
その養分が切れたとみるや、
暗い狭いところでまたじっと垂れ込めている。
まったく愚猫である。

病猫(ハエタロー♀)は
夜中から散歩だ散歩だと鳴き喚き
朝になるのを待ちかねて飯も食わずに出かけていく。
見ると、庭の蛇口の下あたりでぐったりと寝ている。
ちっとも散歩ではない。
ほぼ一日中日陰なのでいくぶん涼しいのだろう。
出かけるときはそれを取り込んでから出るのだが
こちらはまだステロイド効果の持続期間内なので
夜になって涼しくなるとなんとか食べてくださる。

こう暑いと家の中の猫も気の毒だと思って
エアコンを夕方までのタイマーにして出るのだが
猫は涼しい部屋にはいない。
階段、玄関、風呂場のどこかで寝ている。
たいへん空しい。
愚猫も病猫もいい加減にしてもらいたい(玉子)

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