最新情報

「ロボと少女」3と4が登場しています0

2010.10.15

Tokyo Copywriters’ Streetライブのお客さまが制作した
ショートアニメ「ロボと少女」の3と4が登場しました。

勢い余って失敗を重ねているロボくん
ついに宇宙へ飛び出し、地球の周回軌道をまわりはじめます。

三井明子さんと西尾まりさん0

2010.10.13

三井明子さん(写真)は10月生まれ、蠍座。
誕生石はオパール。
星座による性格占いによると意思が強いらしい。
西尾まりさんは4月生まれ、牡羊座。
誕生石はダイヤモンド。
女々しさを嫌うタイプだそうだ。

ところで、占いといえばまず誕生日が重要なのだが
自分の誕生日ということになってる日、
つまり両親が出生届に書き込んだ生年月日は
果たして本当に誕生日なのだろうか。

暦によると日が悪いから…
大晦日よりは元旦の方が…
2日ずらすとジョン・レノンと一緒になるし…

さまざまな理由で
あなたの誕生日はずらされていませんか。

10月17日配信のTkoyo Copywriters’ Street
三井明子「誕生日」
西尾まりさんが読むでティールのうまさが
会話のシーンで存分に味わえます。

佐倉康彦さんのあやしい女0

2010.10.08

佐倉康彦さんはときに奇妙な女の話を書く。
一昨年の秋には鏡に映らない女の話
ストーリーのなかでハッキリとはいっていないが
その女は吸血鬼だろうと想像できた。

今回の女もあやしい。
毎月のように誕生日をむかえる女
毎月生まれ変わる女、
今回はその女を毬谷友子さんが読んでいる。

今週のTokyo Copywriters’ Street
佐倉康彦「present-day/birthday」
10月10日深夜に掲載されます。

Tokyo Copywriters’ Street:http://tcss.seesaa.net/

小野田隆雄さんと内田慈さん0

2010.09.30

今週のTokyo Copywriters’ Street は
小野田隆雄さんがお書きになったものを内田慈さんが読みます。
収録中に小野田さんが「映画、見てみようかな」と
おっしゃっていたのが心に残っています。

「映画」というのは内田さん出演の「ロストパラダイス イン トーキョー」です。
下の動画が予告編です。

右手と左手と大川泰樹0

2010.09.25

大川泰樹さんの声のこと

          中山幸雄

大川泰樹さんの声は、この世にあるかなきかと思われる
微細なこと、はかないこと、揺らいでいることを表現できる。
そんな声は日本広しと言っても他にない。
大川泰樹さんの声が録音媒体に定着したとき、
僕が知っている遊び仲間の大川泰樹さんは、そこにいない。
代わりに存在感があり、読後感だけがある。不思議な声だ。

もしありきたりのメッセージを声にするのなら、
大川泰樹さんの声は必要ない。
候補は他にいくらでもいるだろう。
けれども、微細なこと、はかないこと、
揺らいでいることを表現しようとしていて、
「そんな声などこの世に存在するはずがない」と
あなたがあきらめかけているのなら、
大川泰樹さんの声を聴いてもらいたい。

TFM 9月26日25時50分放送の
Tokyo Copywriters’ Street
中山佐知子/大川泰樹 「右手と左手」

東畑幸多とTwitter0

2010.09.17

「もしも、あの時代にTwitterがあったなら」
というのは
東畑幸多くんのTokyo Copywriters’ Street のタイトルで、
原始時代から近代までの偉人変人が縦横無尽につぶやく設定だ。
極秘プロジェクトをつぶやいてしまったり
愚痴をこぼしてみたりノーテンキだったり
短いつぶやきにキャラクターが設定されていて
思わず笑ってしまう。

19日25時50分、TFMでどうぞ。
ネットで聴けるラジオ ネットで聴けるラジオ:http://radiko.jp/

小野田隆雄さんと立原道造0

2010.09.09

小野田隆雄さんは
9月のTokyo Copywriters’ Street に詩を引用している。
それは立原道造の「夏の死」だった。
ここに全文を載せられるくらい短い。

 夏は慌しく立ち去つた
 また新しい旅に

 私らはのこりすくない日数をかぞへ
 火の山にかかる雲・霧を眺め
 うすら寒い宿の部屋にゐた それも多くは
 何気ない草花の物語や町の人たちの噂に時をすごして

 或る霧雨の日に私は停車場にその人を見送つた
 村の入口では つめたい風に細かい落葉松が落葉してゐた 
 しきりなしに
 ……部屋数のあまつた宿に 
 私ひとりが所在ないあかりの下に 
 その夜から いつも便りを書いてゐた

夏が死ぬのかと思った。
それが9月なのか、とも思った。
夏と秋の間には、夏の死があり
それは9月のどこかなんだなとぼんやり思った。
言葉を発見するのはこんなときだ。
正しくは、小野田さんが発見したのだが。

*9月12日のTokyo Copywriters’ Street
 小野田隆雄「九月のありがとう」
 25時50分からTFMで

終わりとはじまりのお知らせ0

2010.09.06

Tokyo Copywriters’ Street のラジオ番組は
2010年9月で終了になりますが
Tokyo Copywriters’ Street のネット番組は継続します。

ネット版強化のための新しいホームページは来年から。
それまでは従来の番組ブログをいままで通りご覧ください。
つまり、いままで番組ブログだけでお聴きになっていたかたにとっては
何ら変わるところはありません。

ただ、制作の面ではいろいろ変化があります。
制作費が0円になることにともなう変化です。
いままでは、交通費に毛の生えた程度とはいえ
読み手に払っていた謝礼もなくなります。
のみならず、交通費も自前で来ていただき、
その来ていただくところもスタジオではなく
録音機材もない某社の打ち合わせコーナーに
最強ミキサーが自分の機材を持ち込んで録音ということになります。
もちろん最強ミキサーもボランティア参加です。

10月分の録音は今月末ですが
残暑の最中だというのに
ナレーターが読んでいる最中はエアコンを切らねばなりません。

0円の出発というと清々しそうですが
実際はかなり暑苦しい出発になりそうです。
ただ、面白そうな予感はしますし
実際に面白がってくれている人々もかなりいます。

それにしても
はやく涼しくならないものか….

Tokyo Copywriters’ Street 事務局 及び
Tokyo Copywriters’ Street LIVE事務局 中山佐知子

一倉宏さんの「ありがとう」0

2010.09.03

そういえば、ここしばらく使っていないことに気づく言葉はありませんか。
「ごめんなさい」「私が悪かった」
毎朝「おはよう」と挨拶するけれど
「おやすみなさい」はしばらく口にしていない。
そういえば、「ありがとう」と最後に言ったのはいつだろう。

Tokyo Copywriters’ Street 9月のテーマは「ありがとう」
9月5日、25時50分放送は一倉宏さんです。

日下慶太くんの金魚1

2010.08.25

8月のTokyo Copywriters’ Street のテーマは金魚だが
今週の日曜日に放送される原稿の執筆者、日下慶太くんは
昔飼っていた金魚に思いを馳せた原稿を書いてくれた。
金魚鉢のなかでじっと動かずに部屋の装飾品のようになっていく金魚。
その金魚は、きっと日下くんが見たときだけ生きた金魚になっていたのだ。

しかし、日下くんはもう金魚を忘れているに違いない。
8月のはじめ、日下くんには第一子が誕生した。
日下くんの写真ブログ(http://am6.jp/aeVtdS)のその時期の記事は
赤ちゃんの写真でいっぱいだ。

生きて、動いて、飲んで,泣いて、
日々驚異的に成長していく赤ちゃんは命のカタマリのようなもの。
そんな素晴らしい贈り物を授かってしまったのだから
たぶん、金魚は忘れていると思う。

日下慶太「金魚の自由」8月29日25時50分、TFMで放送されます。

ネットで聴けるラジオ:http://radiko.jp/