ナレーターからひと言

ColumnB

毬谷友子から「ひと言」（3/22ライブ）

2011年3月10日 | nakayama | ナレーターからひと言 | Comment

もうすぐ桜の季節です。いかがお過ごしですか？
おかげさまで、まるで呼吸する絵画のようだった、舞台「チエホフ」は、
無事に終了致しました！
とても美しい、悪夢のような舞台は、
海外から招聘の声も聞こえているようです。

さて、今日は、私のシャンソンコンサート　
「PARIS 2011 mariya@chanson」のお知らせです。

3月22日、渋谷セルリアンタワー東急ホテル２FのJABratで行います！
詳しくは、http://www.mariyatomoko.com/まで。
１st 　OPEN17:30 　START19:00
２nd 　OPEN20:30 　START21:00

膨大な曲の中から候補曲を選び、構成を考えつつ、
たくさんのシャンソンを、歌い続ける毎日です。

そして、せっかくの「PARIS 2011」ですから…
アコーディオンとのジョイントも入れる事にしてしまいました！！
是非！いらして下さい。
チケットは、●１st/２ndいずれかのみ￥4500となっていますが、
是非！せっかくですから、２ステージ通しチケット￥6000で、
オトナのゴージャスな一夜を、お過ごしください！
誕生日プレゼントも、お花も差し入れもなんにもいりませんから、
とにかく来て下さい！がんばります！
昔は、人生50年、と言いましたが、コンサート3日後に
51才の誕生日を迎える私は今、
シャンソンを通して、人生を深く深く感じています。
素敵な一夜になりますように。心からお待ちしています。

毬谷友子

＊チケットの予約フォームはこちら：チケット予約

JZ Brat：渋谷セルリアンタワー2F

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毬谷友子から「ひと言」（小野田隆雄さんの原稿）

2011年3月3日 | nakayama | ナレーターからひと言 | Comment

舞台「チエホフ」は、無事に終了致しました！
中山師匠より、「すさまじく美しかった」という、
強烈なキャッチコピーを頂き、
とても嬉しかったです。
ダンサーでもないのに、狂った様に踊り、
ウエストが57cmという驚異の数字を出しました。
いたずらに作られたこのダンサー体型、
今は、じりじりと元に戻って行くのを待つのみです..。

そんな中、先日、久しぶりに、美しい文章を
読ませて頂きました。
ぞわっとする美しい女性に遭遇してしまう
男の話しです。
以前、どこかで、演じた事があるかのような、
美しく、怖く、大好きな世界でした。
名付けて、「狐の嫁入り」
言葉の力って、本当に凄いです。

毬谷友子
オフィシャルサイト：http://www.mariyatomoko.com/

＊ 3月13日のTokyo Copywriters’ Street
　小野田隆雄・毬谷友子「ススキ、幻想」

＊ちなみに中山は「すさまじく」ではなく
　「頭のてっぺんからつま先まで全身全霊で美しかった」
　と、言いました。本当にキレイでした。

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Pecker から「ひと言」

2011年2月26日 | nakayama | ナレーターからひと言 | Comment

偽善検査装置＝この言葉は
『ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則』
という本を書いたバーバラ・フレドリクソンさんの
言葉だが、なんか自然に腑に落ちるところがある。
その装置のカタチは見えないが
確実にその検査結果を基準に
これまで生きてきた感がある。しかもこの装置は
自分の先祖からの贈り物の様な気がしている。
伝承なのである。

偽はマイナスに針が振れ、嫌な気持ちになる。
善はプラスに振れ気分が高揚したり嬉しくなったり
優しくなったりする。
当然、善のほうが多いほうが良いに決まっている。
バーバラさんはその善が３、偽が１が
ポジティブな生き方としてバランスが良いと
書いている。

自分の場合はうまい寿司を食した時、
確実にプラスに振れて行くのを感じる。
交差点で黄色から赤に変わる瞬間に
交差点を駆け抜ける時、
マイナスに振れるのがわかる。

朝の散歩、キラキラする光と新緑の匂いを浴びながら
好きな人とゆったり歩くウォーキング、
久しぶりにプールで泳ぐとき、顔を水中につけた瞬間、
ずっとやってきたことを褒められた時、
じゃれてきた子犬を抱き上げた時、
これらは確実にプラスである。　

車間距離をとって安全運転を心がけているのに、
いきなり他の車に割り込まれた時、
値段の高い温泉旅館にとまり、
床の間に白いホコリを見つけた時、
社交辞令的な笑顔を見た時、
連絡するねと言われたのに連絡が来ない時、
テレビでデモ隊の衝突の様子を見た時、
これらはマイナスに針が振れる。　

プラスが３、マイナスが１くらいが良いらしい。　
マイナスに振れやすい方は、
なにがプラスなのかをもう一度、
偽善検査装置を使って
検査してみるといいかも知れない。
　

Pecker：http://www.sunandfish.net/profile/pecker.html

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森田成一から「ひと言」

2011年2月25日 | nakayama | ナレーターからひと言 | 2 Comments

『タダより高いモノはない』

タダである。
つまりノーギャラである。

好評であった東京コピーライターズストリート。
ラジオでの放送は惜しまれつつ
終了してしまったが、
コンテンツ自体はこうして残った。
良質なコンテンツであったことの証である。

しかしながら、金はない。
スポンサードがないのだから致し方ない。
だがこうして続いている。
つまりは、中山さんのお声掛けによる
有志の集まりであるということだ。
良質なコンテンツであることの証明である。

私も今回、遅まきながらその列に加えて戴いた。
とても光栄に思っている。本当に嬉しい。

昨今の世は、
兎にも角にも高速度であり、煩雑だ。
もはや人間的な理解を必要とされず、
微生物的な反射のみで事象を流すことが、
今や美徳にすらなっている。
故に、人様の創り出す諸々のそれは、
あまりに無機質で怠惰で矮小だ。
そうした世の中にこそ、
こういうコンテンツが不可欠なのである。

日々、世の中の早い速度に流れがちな
ちょっとした感覚を、
日々、右耳から左耳に流れがちな
いつもの「言葉」を、
刹那もなおざりにせず注意深く聴き入ってみる。
我々創り手も、スポンサーの無い、
つまりは縛りの無い自由な場所で、
自由に感覚を研ぎ澄ませ、
自由に言葉を紡ぎ出す。
しかもそれをゆっくりと。
本当の時間の流れのようにゆっくりと。

ほんの１０分程度の心象散歩。
じっくり味わっていきたいと思う。

森田成一 Twitter：
http://twitter.com/edokko_dey