Team MOMENT

2022年08月06日

執筆者小林慎一

Photo by Official SpaceX Photos

イーロンマスクが打ち上げている未来 ♯7

イーロン。あなたは、火星に街をつくろうとしています。
しかし、貧困や気候変動など、もっと差し迫った問題を
解決すべきだという人もいます。

火星に行くなんて、ただの気晴らしいじゃないかと。
そんな意見にあなたはどう答えますか。

Tedの代表クリスの質問に、イーロンマスクは言った。

未来は、無数の可能性に枝分かれしています。
しかし、サステナブルなエネルギーは、
私がいなくてもいつか誰かが取り組んだでしょう。

サステナブルな未来に向かうことは避けられないからです。
私はその道行くのを少し加速させただけです。

でも、他の惑星に住むことは、必然ではありません。
必然でないことをすることが、重要なのです。

宇宙開発に目を向ければ1969年に人類は月に行きました。
1969年です。

スペースシャトルでは、
人類はごく低い地球軌道までしか行っていません。
そのスペースシャトルも引退しました。

エジプトのプラミッド。ローマの水道。
そのつくり方を、私たちは忘れてしまいました。

技術は、自動的に進歩するのではなく、放っておくと衰退していくんです。
多くの人がより良くなるように、努力して努力して初めて技術は進歩します。

私は誰かの救世主になりたいわけではなく、
未来のことを考えた時に、悲観的になるまいとしているだけなんです。

執筆 小林慎一

* 全て必須項目です

CAPTCHA


戻る