収録記

ColumnA

後片付け隊の楽しみ(2015年2月分の収録記-2)

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Tokyo Copywriters’ Street の収録は機材の後片付けが
なかなか厄介なのですが、
これはもう隊員がいまして、別に任命したわけではなく、
自然と片付けを手伝ってくれるようになった人たちがいて、
年期を積んで片付けのベテランに育っています。

後の楽しみは当然ながら酒でして、
ただ働きをしたからといってご馳走してもらえるわけでもなく、
きっちり割り勘にするのですが、
それでも手頃な居酒屋で一杯飲むのは楽しそうです。

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気がつくと、写真を撮り忘れて
アジフライの皿がからっぽになっていたりします。

後片付け隊の皆さま
いつもありがとうございます(なかやま)

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初めまして、奥田達士さん(2015年2月分の収録記-1)

okuda

はじめまして、奥田達士さん(おくだたつひと)さん。

奥田さんのプロフィールはこちらにあります。
http://www.clioneinc.com/artist/okuda.html
奥田さんはちょっと変な人です。
読む姿勢も、写真を撮っておけばよかったですが、
目を疑うような姿勢でマイクに向かいます。
実のところ、私はまだ奥田さんのなんたるかを知らず、
仮面ライダーの悪役をやっていたことくらいしか知りません。
けれども、原稿を読むと
たいへんヒューマンな雰囲気を漂わせるので
そこに惚れ込んでいます。

奥田さんに読んでいただいたのは、直川隆久さんの原稿です。
(こちらからどうぞ。 http://www.01-radio.com/tcs/archives/26879
そういえば、2月のテーマは「おとめ座」だったのですが
出演者はなぜか男性ばかりでしたよ。
執筆者全員が関西系だったせいかしらん。

奥田さん、また読みに来てくださいね(なかやま)

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2015年1月の収録記

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2015年1月分の収録は前年の12月21日におこなわれました。
この日は録音の森田とレギュラー化しているナレーター三人に
酒と飯でもご馳走しなくてはと計画していたところ、
森田の服装にびっくり。
黒いスーツに黒ネクタイ。あからさまに喪の服装です。
葬式を済ませたのか、それとも夜がお通夜か。
お通夜だったらどうしよう、この日は「東北へ行こう」が大量にあって
合計で16本の収録予定です。

きくと身内のお通夜だそうです。
大丈夫か森田、間に合うか森田。波乱の出だしとなりました。

jibiki

トップバッターは地曵豪。
いつもはラスト近い香盤で後片付け要員だったこの人が
トップを希望しました。
武道をはじめ習いごとが多いので、忘年会も重なるのでしょうか。

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二番手はいせゆみこ。
新婚ですよ、いせったら。
ダンナさんはどんな人か知りませんが、もらい得しましたね。
いせは明るくていい子です。写真を見てもわかるようにキレイです。

三番手は岡田優。
久しぶりなのにあまり話をする時間がなかったですね。
おまけに写真を撮り忘れて古い写真を使っています。
なにしろ森田をお通夜に間に合わせたかったので
内心あせっていたわけです。すみません。

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四番は清水理沙。
はじめてこの子と仕事したのは理沙ちゃんが小学生のとき。
それから十数年の月日が流れています。
寒い時期なので、できれば女子はもっと早い時間にしたかったのですが、
ごめんね、理沙ちゃん。

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五番め、遠藤守哉。
もともとは舞台の人ですが、声優としての技術も高く
直川さんのむづかしい原稿に欠かせない人になっています。

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そして最後が大川泰樹。
1月の執筆者、福里真一くんのドバイ土産が前面にあって、
その背後が大川くん本体です。
私はこの人の声の乾いた情感が大好きです。

この日は声を録り終わったころに
コピーライターの三井明子さんが差し入れを持ってきてくださり、
さらに福里くんからのドバイ土産も届けてくださったのでした。
しかし、なにしろ森田のお通夜なので急ぎに急いでおりまして
お茶の一杯も差し上げずに本当にすみませんでした。

さてさて、内心あせりまくった収録が終わり
森田が出たのが18時半ころでしたか。
新富町からお通夜の小岩まで、どのくらいの時間で行けるのか
私はいまだにわかっていませんが地図で見るとけっこう遠いなあ。
いろいろごめんね、森田…(なかやま)

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姿勢がいい人(2014年9月の収録期-2)

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スタジオで収録するときは
ディレクターの席によってナレータ−の顔が見えたり見えなかったりします。
いちばんいい条件はお互いに横顔が見えることだと思います。
見たいときしか見えないというのがいいわけです。
正面だと絶えずお互いの顔が見えて鬱陶しいでしょうし、
まったく見えないのも寂しいものです。

Tokyo Copywriters’ Street の場合は、
読んでいるナレータ−の背中が見えています。
背中を見られているというのはナレータ−にとって
少しやりにくいかもしれません。
背中から斬りつけられたらどうしようみたいな…
ウソですよ、そんなことしませんが。

さて、いちばん上の写真は石橋けいさんの背中です。
姿勢がいいので、思わず一枚撮ってしまいました。
背筋がのびてキレイですね。
みなさんの背中はどうかなあ…

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遠藤守哉くんの背中です ↑
ブレイク中で少し油断していますが
この人はもともと鍛えているので姿勢はいいんですよね。

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パソコンでなにやら作業をしている録音の森田です ↑
ふーん、意外と背中はまっすぐかも。

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電車に乗っている大川泰樹くん ↑

そして、誰か忘れていませんかって、
そうですよ、この人です ↓ 武道家、地曵豪くんです。
寝ています。寝ていますが、妙に姿勢がまっすぐです。

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それにしても、なぜ寝ているのかという問題がありますね。
それはですね、終って安心して
冷蔵庫のビールを飲んだからですね。
この収録の日がいちばん暑かったので
ビールを飲んでもいいルールを途中から発動したのですよ。

みなさん、お疲れさまでした(なかやま)

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石橋けいさんとコンコルド(9月の収録記-1)

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上の写真はコンコルドのドリンクサービス券です。
静岡で石橋けいさんがもらったそうです。

話せば複雑なのですが、
石橋けいさんはコンコルドのTVCMに出演しています。
そして、コンコルドは静岡のパチンコのチェーン店です。
コンコルド:http://www.p-concorde.co.jp/
はい、これがそのCMです。

静岡ではコンコルドのCMが大量に投下されているらしく、
静岡の人にとって石橋さんは「地元が生んだスター」らしいです。
正しくは「地元が生んだ」というあたりが
ちょっと違うような気もするのですが、まあいいんです。
石橋さんは楽しんでいますから。

そして、映画かドラマかCMか知りませんけれども
地元(?)静岡にロケに行った石橋さん、
わああっとファンが集まり、その中のひとりが
ドリンクカードをくれたらしいんですよ。
もちろん、このドリンクカードに使われている写真は
契約のなかに入っていません(爆笑)

静岡って人情がホットでパワフルだなあ。

そうそう、最後になりましたが、
9月のTokyo Copywriters’ Street、石橋けいさんは
佐倉康彦さんの原稿を読んでくださっています。
下記URLから飛びますので、ぜひお聞きくださいね(なかやま)

http://www.01-radio.com/tcs/archives/26454

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2014年8月号の収録記

8月は本編が4本、「東北へ行こう」が2本の掲載です。
まずはお久しぶりの清水理沙ちゃんに
東北を2本読んでいただきました。
相変わらず透明感のあるキレイな声です。
この人とは小学生のころから仕事をしているのですが、
声の印象がちっとも変わりません。
強いて言えば、オトナになった分少し低くなったのかな。
本人が申告するには
身長も小学校6年生から止まっているそうです。
不思議な人だなあ。

そして、岩田純平くんの原稿を読んでくれた吉川純広くん。
実は今回はキャストに苦労しました。
ええ、もう夏なのでみなさん芝居に出ているのですよ。
ナレーターでお願いする人たちは舞台の役者さんが多いので
お願いの前に芝居に出ていないかどうかを調べるのですが、
7人くらいがNGでした。
思わずTwitterで愚痴ったら、「僕は空いています」と
出頭してくれたのが吉川くんです。
しかし、そのときすでに私は吉川くんのマネージャーに
問い合わせをしておりました。
阿吽の呼吸とはこういうことかもしれないですね。
吉川くんは原稿のなかの3歳児のセリフが
妙に雰囲気あってかわいかったです。

それから、おなじみ遠藤守哉。
この人はですね、中村直史くんの原稿を読んでくれたのですが、
それとは関係なく、家の壁に穴が空いたとか言っていましたね。
その穴をどうやって修理しようかと悩んでいました。
以前も穴を空けたことがあるそうです。
酔っ払ってタオル掛けに寄りかかったら
タオル掛けとその周辺の壁がポロッとか、
文学座の稽古場で酔っ払いの役をやっていたら
稽古場の壁がズボッとか…
この人は住居を破壊しながら暮らしているのですね。
温厚でほがらかな人ですが、わりと危険です。

トリは大川泰樹くんと録音の森田仁人です。
飲み屋の写真ですみません。
大川くんは直川隆久さんの原稿を読んでくれました。
とても緊張感があってよかったです。
不気味な原稿がますます不気味になりました。
直川さんの原稿はおおむね不気味で面白いのですが
エンターテイメント性がやや希薄なときは、
大川くんがぴったり合いますね、
その微妙な配合でナレーターが決まります。
面白いものですね。

こうして8月分も無事に収録できました。
森田くん、いつも録音ありがとう。
Tokyo Copywroters’ Streetは、予算0円のプロジェクトなので
みなさんのボランティア精神で成り立っています。
(なかやま)

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