原金太郎さんという人はCMに顔を出しているのを見ると
必ずといっていいほど目立っている。
一瞬しか登場しなくても目立っている。
本体ではなく写真だけの登場でもよく目立っている。
下手すると主役の印象よりも強く目立っている。
原金太郎さんは原稿を読んでもらうとある種の悲哀をかもし出す。
これはおそらく本人の意図しないところだと思うが
私はそれがたいへん好きだ。
そうして、今回読んでもらったのは大曲康之さんの原稿で
原金さんは家でこの原稿を読んで泣いたそうだ。
あっ、ついに「原金」と書いてしまった。
私のみならず、原金さんのまわりの人は
かわいらしい奥さんも含め、原金太郎さんのことを
「原金」と呼んでいる(なかやま)