2014年8月号の収録記

8月は本編が4本、「東北へ行こう」が2本の掲載です。
まずはお久しぶりの清水理沙ちゃんに
東北を2本読んでいただきました。
相変わらず透明感のあるキレイな声です。
この人とは小学生のころから仕事をしているのですが、
声の印象がちっとも変わりません。
強いて言えば、オトナになった分少し低くなったのかな。
本人が申告するには
身長も小学校6年生から止まっているそうです。
不思議な人だなあ。

そして、岩田純平くんの原稿を読んでくれた吉川純広くん。
実は今回はキャストに苦労しました。
ええ、もう夏なのでみなさん芝居に出ているのですよ。
ナレーターでお願いする人たちは舞台の役者さんが多いので
お願いの前に芝居に出ていないかどうかを調べるのですが、
7人くらいがNGでした。
思わずTwitterで愚痴ったら、「僕は空いています」と
出頭してくれたのが吉川くんです。
しかし、そのときすでに私は吉川くんのマネージャーに
問い合わせをしておりました。
阿吽の呼吸とはこういうことかもしれないですね。
吉川くんは原稿のなかの3歳児のセリフが
妙に雰囲気あってかわいかったです。

それから、おなじみ遠藤守哉。
この人はですね、中村直史くんの原稿を読んでくれたのですが、
それとは関係なく、家の壁に穴が空いたとか言っていましたね。
その穴をどうやって修理しようかと悩んでいました。
以前も穴を空けたことがあるそうです。
酔っ払ってタオル掛けに寄りかかったら
タオル掛けとその周辺の壁がポロッとか、
文学座の稽古場で酔っ払いの役をやっていたら
稽古場の壁がズボッとか…
この人は住居を破壊しながら暮らしているのですね。
温厚でほがらかな人ですが、わりと危険です。

トリは大川泰樹くんと録音の森田仁人です。
飲み屋の写真ですみません。
大川くんは直川隆久さんの原稿を読んでくれました。
とても緊張感があってよかったです。
不気味な原稿がますます不気味になりました。
直川さんの原稿はおおむね不気味で面白いのですが
エンターテイメント性がやや希薄なときは、
大川くんがぴったり合いますね、
その微妙な配合でナレーターが決まります。
面白いものですね。

こうして8月分も無事に収録できました。
森田くん、いつも録音ありがとう。
Tokyo Copywroters’ Streetは、予算0円のプロジェクトなので
みなさんのボランティア精神で成り立っています。
(なかやま)


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