ゲストと鶏鍋(2019年5月の収録記)

2019年5月掲載分の収録は4月29日でした。
この日はゲストが2名、桃ちゃんと野田くんです。
ナレーター勢は、地曵豪が稽古で早期退場し、
残る大川泰樹、遠藤守哉、西尾まり、
それから録音の森田、計7名が残りました。

メニューはもちろん鶏鍋です。
他には筍を煮たの、蒟蒻の煎り煮、野蕗もあったかな。
あとは筍の根元を刻んで挽肉と煮たものなど、お惣菜シリーズにしました。

西尾まりちゃんに読んでもらうのは久しぶりでした。
まりちゃんは初見で読む名人です。
それにしても鶏鍋が続くなあ….
下の写真は打ち上げのために片づけをする遠藤守哉と大川泰樹 (なかやま )

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揚げ餅のおつまみ(2019年4月の収録記)

2019年4月掲載分の収録は3月22日でした。
新富町や築地あたりはまだ桜も咲いてなくて、
薄景子さんの原稿に出てくる菜の花やフキノトウが
文字を読むだけでおいしそうでした。
上の写真は打ち上げのおつまみです。
セロリのキンピラにレンコンの煮たの、それに揚げ餅です。
白いお盆に乗ったものは
レバーペースト、マーマレード、青カビチーズに蕗味噌です。

上の写真は揚げ餅のアップです。
お正月の餅を2月の寒風にさらして、
カチカチに硬くなって自然に割れてきたものを油で揚げます。
おやつにもいいし、ビールのつまみにもおいしいです。

あとはやっぱり今月も鶏鍋。たぶん来月も鶏鍋。
いつまで続くのかなあ、鶏鍋 (なかやま )

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ロースロチキンとたこ焼きで打ち上げ

2019年1月掲載分の収録は12月22日(土)でした。
年内最後の収録ですから、当然な柄打ち上げです。
最後じゃなくても打ち上げていますけども、
クリスマスが近いので、いつもの鶏鍋の他にローストチキンも用意して、
メインがふたつもある賑やかさでした。
ほかには、石橋けいちゃん差し入れのたこ焼き(大好物です)、
りんごのサラダ、牡蠣のしぐれ煮がありまして、
パンのおともにはマーマレード、りんごジャム、
ピーナツバターにクリームチーズ。

ローストチキンの切り分けはいつも地曵豪の担当です。
このローストチキンは鶏肉屋で予約販売しているものですが、
中まで味がしみていて本当にうまいです。

清水理沙ちゃんは収録後に仕事に行って、また戻ってきましたよ。
宴会が果てる前に戻ってこれてよかったです。
この日の打ち上げのメンバーは、録音の森田仁人、
ナレーターの大川泰樹、遠藤守哉、地曵豪、石橋けい、清水理沙、
大川征義、佐藤達。
私を含めて総勢9人でした。

この一年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします (なかやま)

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鶏鍋はつづく(2018年12月の収録記)


12月分の収録は12月1日でした。
昼間は暖かかったですが、夕方になると気温が下がりました。
これからしばらくは鍋の打ち上げが続きます。
お、その前に収録のことを書かなくちゃ。

12月掲載分は、レギュラー執筆陣の直川隆久さんが
芝居の稽古がたいへんで直前のリタイア。
その芝居がこれです ↓

4日だけの公演ですが、毎回面白いですから
お時間あるかたはぜひご覧くださいね…というわけで、
今回は小野田隆雄さん、川野康之さんと私が書きました。
読み手は、大川泰樹、遠藤守哉、地曵豪の三人。
打ち上げはもちろん鶏鍋です。
毎年この時期になると思うのですが、
みなさんなぜか鶏鍋に飽きないのですね。
食べるだけだと飽きないのか?
準備をする私はいいかげん飽きていますが…
まあしかし、今から飽きているようではいかんです。
この冬も鶏鍋です。がんばろう (なかやま)

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城山羊の会ふたりのミューズの競演になりました 佐倉康彦「匂い」

「匂い」 深浦加奈子

佐倉康彦さんの「匂い」という原稿は
12年前に深浦加奈子が読みました。
そのときすでに深浦は癌でしたが
「読みたい」と申し出てくれたのは深浦でした。

深浦加奈子は城山羊の会のミューズとして
何年もヒロイン役を演じてきました。
城山羊の会というよりも山内ケンジさんのミューズ
というべきかもしれません。
最後の出演が2008年の2月だったでしょうか。
その半年後、2008年の夏に深浦は亡くなりました。
深浦、よくがんばった。
こんなところでいまさら言うのもナンだけど、
あんたはえらかったよ。

深浦亡きあとの新しいミューズが石橋けいです。
ぜ〜んぜんタイプが違います。
あまりに短絡的な言いかたを許していただければ、
深浦加奈子は嘘が似合う女、石橋けいは嘘がつけない女。
石橋けいの「正直」はたいへんたくましい根を持っていて、
どんな嵐にも折れなさそうです。
そうなんです、龍が珠を抱くように
石橋けいは「健全」という至宝を抱いています。
これは強いぞと思います。

さて、その新旧ふたりのミューズが同じ原稿を読みました。
これは期せずして実現したのですが、
偶然の賜物ってこういうことを言うんだなと
神さまに感謝しています。
ぜひ聴きくらべてみてください (なかやま)

「匂い」 石橋けい

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燃え上がる鶏肉(2018年9月掲載分の収録記2)

2018年9月掲載分の収録は8月25日(土)でした。
気温35℃を超える猛暑日にもかかわらず、打ち上げのリクエストは鶏。
七輪の炭でもも肉を焼きました。

ナレーターの皆さんが読んでいる間に焼くわけです。
ベランダに七輪を置いてあるのでガラス越しに状態はよく見えます。
しかし、ここにひとつ問題があります。
「読んでいる間は何もできない」ということです。
先月、地曵豪が12分の長尺を読んでいる間に鶏はボーボー燃え上がりました。
焼いているとどうしても脂が落ちて燃えるのです。
燃えると霧吹きで炭に水をかけて消火するのですが、
「ナレーターが読んでいる間は何もできない」ルールがあります。
うわあああっ…内心でかなり焦りましたけれども、
読みを止めるわけにはいきません。
またそういうときに限って、ゆっくり読むなよ、地曵。

そして今回も燃え上がりました。
読んでいた人は大川泰樹。焼いていた人は地曵豪。
ボーボー燃え上がったと思うと、ややしずまり、
やれやれとホッとしたらまたボーボーの繰り返しでした。
燃えている写真を撮りたかったですが、
シャッター音もノイズになるので撮れなかったのが残念です。
ものすご〜く焦っている地曳豪の写真も撮れなかったのが残念です。

とはいえ、燃えた鶏肉はうまかったし、
ツクネとレタスのスープもうまかったし、
シシトウや大根葉や蒟蒻や叩きキュウリもみなさんよく食べました。
来月もどうせ鶏に決まっていますが、
脂が燃えない方法ってないのかなあ (なかやま)

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