中山佐知子 2017年6月25日

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ホビットカレンダー

     ストーリー 中山佐知子
       出演 大川泰樹

ホビットのカレンダーは毎年同じだ。
360日を12で割ってひと月を30日とする。
そして、6月と7月の間にライズという曜日のない日を3日加え、
12月と1月の間にユールの日を2日加える。
すると1年は365日になる。
閏年も心配はいらない。
ライズの日を1日増やすだけでいい。
すると、一年は毎年同じ曜日ではじまり、
同じ曜日で終わる。
ホビットの村では、たぶん
毎年カレンダーを買い替えたりしないのだろう。
もしかしたら先祖伝来のお値打ちカレンダーがあるかもしれない。

ホビットは曜日も古くから伝わる名前を使う。
週のはじめは「星の日」
これは我々のカレンダーの土曜日に当たる。
それから太陽の日、月の日、木の日、
天の日、海の日、高き日。
週の終わりの金曜日は午後から休みになり、
夜には宴が開かれたらしい。
ちなみにホビットは一日6回食事をする。

さて、このカレンダーに基づいた記録によると
ホビットの村のフロド・バギンズと庭師のサムワイズ・ギャムジーは
第三紀の3018年の9月23日村を出発した。
彼らはエルフの谷の領主エルロンドの助言を受け、
仲間を集めて指輪を火の山に投じるために再び旅に出るが
その出発は第三紀の3018年12月25日だった。
ホビットにクリスマスはなく、
年末年始にかけてユールの祭が行われていた。

なお、苦難の旅をつづけたフロドとサムによって
指輪が火の山の火口に投じられたのは
それから3か月後、
第三紀の3019年3月25日のことだった。

なお、同じ年のライズの中日に
指輪戦争の指揮官であり
再統一されたふたつの国の初代の王となったアラゴルンは
エルロンドの娘アルウェンと結婚したことが記録されている。

やがてアラゴルンはフロド・バギンズの誕生日である
ホビットカレンダーの9月25日を指輪の日として祝日に定めた。

出演者情報:大川泰樹(フリー) http://yasuki.seesaa.net/

*ホビットカレンダーの正解
 1年を365日とする。1ヶ月を30日とする。
 30日×12ヶ月=360日にどの月にも属さないユールの2日とライズの3日を加える。
 365日のうち364日を曜日のある日とする。1年を52週+1日とし
 +1日を曜日のない日とする。
 曜日のない日はライズの中日、つまり夏至の日である。

 


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