大槌町の漁船「瀬谷丸」牛深から発進(牛深通信最終回-11)

瀬谷丸は岩手県大槌町の定置網漁船です。
牛深の造船所で建造されました。
「瀬谷丸」という名前には意味があります。
およそ2億円の建造費のうち、
補助金で足りなかった3,600万円を横浜市瀬谷区のみなさんが
募金してくれたのです。

この募金活動は2012年の3月からはじまりました。
口座振り込み、街頭募金、
寄付してもらった品物でフリーマーケットを開いたり、
チャリティイベントを開催したり
お店に募金箱を置かせてもらったりして
4月末には1000万、5月末には3000万を突破しました。
そして7月、最終募金金額は3,625万1,079円に。

2013年6月1日、瀬谷丸は牛深の造船所を出発しました。
6月8日9日は横浜の開港祭に参加し
15日には大槌町で正式な進水式が行われる予定です。

ところで、なぜ東北の船を熊本県の牛深で造るのかということですが、
実は、牛深の造船技術はたいへん優秀なのです。
江戸時代、日本最大のカツオ船は牛深で造られました。
いまでも牛深にはいくつも造船所や船具店があります。
下の写真は2012年の4月に牛深の造船所で建造された
釜石港の漁船です。

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