タケノコの根元と湯葉

タケノコの根元の部分は固いので別にしておいて
タケノコご飯にしたりするのですが、
鶏ひき肉や湯葉と一緒に炊いてもおいしいものです。

短冊よりちょっと細めに切ります。
根元とはいえ中心部分はハシゴ状になっていますので、
キレイに切りそろえなくていいと思います。
それより食べやすい太さ、長さに切ります。
切ったらたっぷりの出汁と薄口醤油で煮ます。
とろ火でクツクツと1時間以上、
タケノコがいつも出汁に浸っているように
出汁が減ったら足しながら気長に煮て味を染み込ませます。
味が染み込んだあたりで「引き上げ湯葉」を入れます。
タケノコと太さ長さをだいたい合わせて切って入れます。
このとき、どのくらい出汁が残っていればいいかというと、
出汁からタケノコがちょっと顔を出しているくらいです。
この状態で湯葉を入れて、ときどき上下をひっくり返しながら
20分か30分くらい煮ます。
出汁がタケノコの足元くらいまで減って、
湯葉に味が染みておいしいなと思うようになったら出来上がり。
出汁がたっぷり残りすぎていたら、強火で少し飛ばせばいいですが、
出汁が多く残っていても味がちょうど良ければそれでOKです。
味がほどよい状態から出汁を減らすと辛くなります。

*「引き上げ湯葉」はシート状の生湯葉です。苦手な人は鶏ひき肉で。


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