ワサビの葉の醤油漬け

まずワサビについて知らなくちゃなのですよ。
刺身のときに摺り下ろすワサビは
ワサビという植物の根っこの部分です。
そして、花ワサビは蕾の状態の花をつけた花茎です。
葉ワサビは若い葉を茎ごと収穫したものですね。

しかしどうも売っているのを見るとですね、
開いてしまった花も葉ワサビのなかに混じっていますね。
私は別にかまいませんけどね。

花ワサビは時期が短いので人気らしく
先に売り切れてしまうようですね。
醤油漬けは花ワサビも葉ワサビも作りかたは同じなので
どちらでも買えたワサビでつくってみてください。

さて、それでですよ。
葉または花ワサビは洗ってゴミを落としたら
2.5センチくらいにザクザクと切ります。
私はいつも2センチくらいに切っていたのですが、
この写真を撮るときに3センチ強に切ってみたんですよ。
う〜む、どうも長くて馴染まないなあ。
しかし切ってしまったので仕方ないです。
このまま作ってしまいましょう。

まず見たいyoutubeを選んでおきます。
まあ3~4分の動画がいいですね。
Tokyo Copywriters’ Sreet などおすすめですよ。

それから、切ったワサビをボールに入れ、
塩を振って手で揉みます。
茎をぺしゃんこにしないように、はじめはやさしく。
片手が動いていればいいので
両目と両耳はyoutubeをご覧ください。

たまに片手の仕事を見てみると、
真面目に揉んでいるならばワサビから緑の汁が出てきます。
これがワサビのアクです。
汁が出てきたといって安心しないで、
もうちょっと緑の汁がタプタプするまで揉みます。
こうやって揉むのを「ワサビを怒らせる」と言うみたいです。
揉むことで辛味が引き出されるんですね。
どうりで葉ワサビの生を囓るよりも
醤油漬けの方が辛いなあと思うことありましたが
揉んだせいだったのか…

揉んで緑の汁がタプタプしてきたら湯通しをします。
お湯を沸かし、氷水も用意しておきます。
ワサビをザルにあげてボールを下に敷き
たっぷりのお湯をかけます。
沸騰する手前くらいの温度がいいんですが、
むづかしいですね。まあやっちまいましょう。それっ。
お湯がボールにたまるので、ちょっとだけワサビをゆすぐようにします。
熱々のワサビを氷水にザブッとつけてすぐに搾ります。

その絞ったワサビを瓶に入れて
醤油と酒を2対1くらいで注ぎ入れて出来上がりです。
この氷水は省略してもかまいません。
漬けっぱなしにするくらいならむしろ省略した方がいいと思います。
ただ搾るときに熱いです。

ピリッと辛い葉ワサビ(花ワサビ)の醤油漬け。
酒がうまいです。

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