ウドの葉や皮のキンピラ

山ウドの葉や皮のキンピラです(上の写真)
よく思うのですが、山で今朝採ったウドだよというものを出されると
葉も皮も残さずまるごと食べてしまうわけですよ。
そうやって15センチから20センチくらいのウド1本と味噌で
ずいぶんと酒を飲むわけですが(下の写真)

ところが東京で買うとウドそのものが大きいですし
どうも皮まで食べる気がしない…
まあ、ウドは分厚く皮をむけと教えられていますから分厚く剥きます。
葉っぱも食べません。しかし勿体ないんです。
そこである日、キンピラにしてみたのですよ。
なんだ、うまいじゃん。

ずいぶんうまいもので、ついにまるごと1本、
キンピラにするためにウドを買うこともあるという
主客転倒のありさまになりました。

軸の部分は縦に割ってから斜めに切って、葉も適当に切って
ごま油で炒めて、ほどよきときに醤油をかけまわすだけです。
仕上げに一味か七味、胡椒でもいいですしチャイニーズペッパーでもいいです、
ピリッとするものを何か振っておくといいと思います。
ゴボウのキンピラより簡単です。
あいつはササガキが面倒ですもんね。

さて、スーパーで売っているウドを1本買って
根元の白い部分を酢味噌で食べるとしますね。
そして皮と葉っぱはキンピラに…でもちょっと量が足りないですか?
こういうものはひと口あればいいんですけどね。
そうですか、では増量作戦を展開しましょうか。

そういうときは、もう一品、野菜のオカズをアスパラガスにしましょう。
アスパラガスはポキポキと折れる部分から折って先の部分を使いますよね。
残った根元は筋張って固いので使いません。
がっ、この根元が大事なのですよ。
こいつも斜めに切ってウドの皮と葉と一緒に炒めてキンピラにします。
これで量が増えました。
アスパラガスの根元だけでもやってみてくださいね、
うまいですから捨てないで。
なんでもキンピラ作戦はいいものですよ。

(下の写真は山から届いたウドとその下の葉はウルイ)

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