遠藤守哉の「ニュース」(収録記2012.3.24-4)

遠藤守哉くんがなぜこの日の収録に参加することになったかというと
門田陽さんが原因であったりします。
なぜって、収録の3日前になっても原稿を送って来ないし
連絡もなかったもんですから
とうとう私は門田さんの原稿をあきらめて
自分で1本追加原稿を書いたのです。

門田さんはどうせ送って来ないし、
送ってきてもいまからでは収録不可能だし、
このままそっとしておこう…と思ったのですが
念のために原稿をあきらめましたとメールを送ったら
折り返し原稿が来ました。
なんという間の悪さ。

このタイミングでは収録は絶対に不可能です。
なのですが、なんとその原稿は大川泰樹くんが読める原稿でした。
大川泰樹くんは古川裕也少年(この場合の少年は敬称です)の長い原稿を
読むことになっており
ここに門田さんの原稿をプラスするのは
腹筋力と体力にかなり負担がかかるのはわかっていたのですが
この遅れに遅れた原稿を収録するにはそれしか方法がありませんし
それしかないことがまたベストなキャスティングでもありました。

一方、私の追加原稿は遠藤守哉でキャスティングも出来ており
選曲も終わっています。
おりしもゴールデンウイークは掲載のチャンスが多く
1本増えるのはむしろ歓迎ということでそのまま収録をしました。

4月最後の日の祝日に掲載されるのは「橋のニュース」
ストーリーというよりも本当にニュースです。
遠藤守哉くんは素晴らしくいい声でニュースを読んでくれました(なかやま)

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バンド〜の写真を撮りそこなった(収録記2012.3.24-3)

この日の二番めの収録はバンド〜こと坂東工くんだったのですが
うかうかと写真を撮りそこねてしまいました。
かわりと言っちゃナンですが、門田陽さん(右)です。
ご自分の原稿の収録の立ち会いに見えました。
門田さんの原稿はすでに掲載済みです。
最後の選択」という、ちょっと皮肉なスパイスの効いた
面白いストーリーでした。

さて、バンド〜が読んだストーリーは
現在ニューヨーク在住の平石洋介くんが書いたもので
あるバーのバーテンダーのお話です。
東京から腕を見込まれてニューヨークへ
そしてバカルディのカクテルコンテストにアメリカ代表として出場。
そこで何が起こったかが語られています。

上の写真はそのバーです。
平石くんが送ってくれました。
来週の掲載をお楽しみにね(なかやま)

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トップバッター吉川純広くん(収録記2012.3.24-2)

Tokyo Copywriters’ Street 4月掲載分の収録の日、
トップバッターは吉川純広くんでした。
原稿の執筆者は篠原誠さんです。

篠原さんの原稿は、超清純派の私にとっては
かなりきわどいものでした。
なにしろ生きるという文字の近くに立心偏が存在するだけで
必ず下を向いてしまうほどです。

むっ…誰に読んでもらえばいいかしら。

知る限りにおいて、もっとも暑苦しくなく、軟弱(に見えて)、
かつ植物のような(私にとって)人がいいな。

本人にとっては甚だ不本意な選択のされかたかもしれませんが
そういった基準で来ていただいたのが吉川くんでした。

吉川くんはペンギンプルペイルパイルズという劇団の役者です。
私はときどきラジオCMのナレーションをたのみます。
そういえば、近ごろの吉川くんは
ちょっと覚悟ができてきたのかな、と思うことがありました。

うん、今日は「がんばれ」と心から言ってみようかな(なかやま)

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前日は黒部の太陽で飲んでいた(収録記2012.3.24-1)

前日、というより前夜です。
私は東京国際フォーラムで「黒部の太陽」を見ていました。
3時間半にわたる上映時間(休憩を含む)とはいえ
私は長い映画は決して嫌いではありません。
黒沢だって長いです。アンゲロプロスだって長いです。
「黒部の太陽」が3時間半(休憩含む)あったってまったく気にしません。
長年見たかった映画です。
スプーンの向井社長がコンビニに並んでチケットを取ってくれた映画です。

収録とはまったく関係ないことで長話になろうとしていますが
このスプーンの向井社長こそ、中学時代に「黒部の太陽」を見て
大学の土木科へ進んだという人物です。
進んだ後、土木の才能がないことに気づいた人物です。

2センチの誤差で橋を架けるのはムリだ、
10センチの誤差でトンネルを掘るのは自分にはムリだ…

よくぞ自覚してくれました。
その自覚のおかげで、日本には未だに段差のある橋やトンネルはなく
橋を半分渡ったクルマをリフトで釣り上げてもう半分渡すというような
ややこしい手間もなく済んでいます。
これみな向井社長のおかげです。

さて、そんな土木好きの向井社長と「黒部の太陽」を見たら
どうしても酒を飲みます。
飲みに飲んで、やっと帰宅して
ころがるように布団にもぐった翌日が収録でした。

家を出て、駅前でパンを買って
いつも通り1時間前に会社に着いて、
コーヒーとお茶を淹れてポットに詰めてカップも用意して…
幸いに私は二日酔いをしないので、それだけは助かります。

まあ、なんとか無事に収録ははじまりました。

つづく(なかやま)

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岩田純平くんと内田慈ちゃん(収録記2012.02.25-2)

またしても写真を撮りそこねた収録記だったのですが
天は我を見放さず、
一昨日でしたが岩田純平くんと内田慈ちゃんの撮影に成功しました。
今月、内田慈ちゃんは岩田くんの原稿を読んでいるので
この写真はなかなか貴重です。

内田慈ちゃんが読んだ岩田純平くんのストーリーは
ひたすら不器用な男に告白された女の話です。
その告白も曖昧なままだったので友だちのようなままの関係が
いまだにつづいているのですが
そのわりに女は男をよく観察しています。

それだけ見ているのなら、まとまるのは時間の問題なんじゃないの??
そう言いたくなるときにちょっとした事件が起きて…

というわけで、日曜日の掲載をお楽しみに。
2012年3月11日の日曜の夜以降ににこちらのリンクからジャンプできます。
http://www.01-radio.com/tcs/archives/21716

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あっ写真!と気づいたのが瀬川くん帰った後で(収録記2012.02.25-1)

例によって写真を撮り忘れていたわけです。
はっ、いかんいかんと気づいたのが瀬川亮くんが帰った後でした。

しかし、しばらくしてドアの外に誰か来た気配…
そっと開けてみると忘れ物(電車で読む本)を取りに来た瀬川くんでした。
わ〜〜っ、よく帰ってきてくれました、瀬川くん。
前にもいっぺん言ったことのあるようなセリフを言いながら
撮らせてもらいました。やれやれ、よかった。

しかし、この後また忘れ果ててしまい
そんなわけで、トップバッターの内田慈ちゃんと
3番手の清水理沙ちゃんの写真がありません。
西尾まりちゃんと地曳豪くんと大川泰樹くんは
どうせ飲みにいくんだからと収録中の写真はさぼっていたら
結局のところロクな写真を撮ってないことになりました。
やっぱ飲むとなにもしなくなるもんですね。

本日の夜掲載は井田万樹子さんのストーリーで
清水理沙ちゃんが読んでいます。
清水理沙ちゃんはもともと児童劇団に所属していて
はじめて会ったのは理沙ちゃんが小学校の5年生くらい。
90秒の長い原稿をテイク1OKで読んだ小学生ははじめてでした。
大学も去年卒業して、
ああもう10年以上の付き合いになるんだな〜(しみじみ)
そういえば大学は音大の声楽科で
発声をきちんと学んでいるからか、どうも近ごろの理沙ちゃんは
息を吸わないでもしゃべれているような気がしてなりません(なかやま)

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