ストーリー

小野田隆雄 2014年12月7日

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      ストーリー 小野田隆雄
         出演 山田キヌヲ

朝鮮民族の代表的な民謡に、トラジとアリランがある。
トラジは花の名前で、キキョウのことである。アリラン
という民謡の歌詞には「私を捨ててアリラン峠を越えて
行ってしまうあなたは、きっと足を痛めることでしょう」
という意味の部分がある。この歌詞から朝鮮半島の多く
の峠に、アリランという名前がつけられたとも、言われ
ている。
また、トラジの歌詞では「かわいいトラジの花が咲いてい
る峠の道は、おさななじみの人が越えていった道なので
す」と歌われている。
私はトラジやアリランの歌を聞いていると、ひとつの風景
が眼に浮んでくる。入道雲が出ている峠の道を登っていく
韓国の青年と、彼を見送って動かない、うすむらさき色の
チョゴリを着ている少女の姿である。そしていつも、ひと
つの思い出が甘ずっぱく帰ってくる。

50年以上も昔、中学三年生の夏休みに、栃木県奥日光の金
精峠から群馬県の沼田まで乗合いバスに乗った。
数人の友だちと一緒だったが、バスはガラガラにすいてい
たので、みんなそれぞれ、ふたりがけの席にひとりずつ腰
かけていた。

いくつかのバス停を過ぎて、乗客も多くなり始めた頃に、
坂道のバス停から、白いワンピースの少女が乗ってきた。
少女は私の隣の席に、フンワリと席を取った。
あの頃、まだ舗装されていないガタガタ道だった。おまけ
に、峠からくだっていく道だから曲がりくねっている。そ
のためにバスは揺れ続けた。ときおり右や左に傾く。する
と腰が浮きあがり、体が傾くのだった。
そして体が傾くたびに、私の青い半袖シャツの肩と、少女
の白いワンピースの肩や腕が触れ合った。バスが激しく揺
れて動くと、前の座席の背につかまって、体をささえよう
としても、私と少女の腰から上半身の片側部分は、どうし
ても密着してしまう。
そのうち、私の左半身の肌に、少女のワンピースを通して
体温が伝わってきた。そのほてるような温かさに、私はし
びれるような感覚をおぼえた。少女はバスの揺れに身をま
かせるように、軽く眼を閉じていた。ふと、彼女も自分と
同じ歳ぐらいだと気づいた。
バスが沼田の街並に入ってまもなく、彼女はバスをおりて
行った。まっすぐに前を向いておりて行った。

動き出したバスの窓から、私は振り返った。かげろうがゆ
らゆら揺れ動く道に、白いワンピースの後姿が見えた。
あの夏の日、ひとりの少年は、青年になっていく峠を越え
たのだろう。私は、この思い出を、今はそのように考えて
る。

出演者情報:山田キヌヲ 03-5728-6966 株式会社ノックアウト所属

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中山佐知子 2014年11月30日

1411nakayama

北へ飛んでもろくなことはない

     ストーリー 中山佐知子
        出演 大川泰樹

北西の風が吹き始めると北からの伝言が届く。
「北へ飛んでもろくなことはない…」

去年も同じだった。その前も、その前の前の年もだ。
6本の足と4枚の羽を持つきみたちの祖先が
この星に登場したのは3億年ばかり昔のことで
200万年前にはだいたい今の姿になったはずだ。

たぶんそのころからだろう。
北の風は、毎年同じ伝言を運んでいるだろう。
北へ飛んでもろくなことはない…

もともときみたちは
あたたかい土地でないと生きられない南の蝶だ。
なのに、伊豆半島で春に生まれた仲間も
房総半島の仲間も
どうして北へ向かって飛ばずにはいられないのだろう。

春、ふるさとを追われるように旅に出る蝶は
躰はオトナだが未成熟な蝶だ。
旅の途中で一人前になり、たくさんの子孫をつくり
親子ともども北へ飛んでいく。
奥羽山脈を越えて日本海にも出るし
津軽海峡だって渡る。

そうして夏の間旅をつづけたきみたちは
秋になると、日本各地のどこにでもいる見慣れた蝶、
ウラナミシジミとしてみんなに認識される。

それから冬がやってくる。
冬は絶滅の季節だ。
霜が降りるころになると
ふるさとを出て北へ飛んだきみたちは一匹残らず死んでしまう。
卵もサナギも成虫も、寒さは容赦なくきみたちを殺すのだ。

何万年かかっても、きみたちは
冬を生きて越えるカラダのしくみを手に入れることができない。
なのに、なぜ、きみたちは北へ飛ばずにはいられないのだろう。

北西の風が
今年も死んでいった仲間からの伝言を運んでくる。
「北へ飛んでもろくなことはない…」

伝言は、暖かいふるさとに残って
冬を生き延びたわずかな仲間が受け取るだろう。
そしてまた春が来ると
きみたちの新しい仲間が、絶滅をめざして北へ飛ぶだろう。

出演者情報:大川泰樹(フリー) http://yasuki.seesaa.net/

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直川隆久 2014年11月23日

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北くんのこと

     ストーリー 直川隆久
        出演 西尾まり

北くんは、しゃべらない。
先生があてても、なにもこたえない。
にこにこも、かっかもしない。
いつもじぶんのせきで、えをかいている。

北くんは、なかない。
このあいだ、きょうしつで、
ごとうが、北くんにK1のわざをかけた。
北くんは、まっかなかおでがまんしていた。
ぜんぜん、なかなかった。
だから、ごとうは、くやしがった。

つぎの日、ごとうやたちばなが
北くんをなかせようと、
北くんのほっぺたをおもいきりつねった。
つめがほっぺたにくいこんで、ちがでた。
つねっていたところが、あおくなった。
なけよ、なけよ、と、ごとうがいった。
でも、北くんは、なかなかった。
ギブアップとも、いわなかった。

北くんがなんでしゃべらないか、しってる?
と女子がうわさしていた。
北くんて、おかあさんがびょう気で、そのびょう気がなおるまで
こえをださないっていうやくそくを、かみさまとしたらしいよ。

べつの日のひるやすみ、ごとうが、
また北くんにK1のわざをかけようとした。
すると北くんは、ごとうのかたにとびのった。
それでごとうのあたまをあしではさむと、すごく大きなおならをした。
すごく、くさかった。すごくすごく、くさかった。
くさすぎて、ごとうが、なきだした。
北くんは、わらいもせずに、じぶんのせきにすわって、
またえをかきはじめた。

2がっきのとちゅうの日、きたくんががっこうを休んだ。
おかあさんのおそうしきにでるためだった。
そのあと、1しゅうかん、北くんはこなかった。
北くんががっこうを休んだのは、はじめてだった。

北くんがつぎにがっこうにきた日のあさ、せんせいが、
北くんはてんこうすることになりました、
ふくいけんのおばあちゃんのところにいくのです、といった。
せんせいは、北くんを、きょうだんによんだ。
北くん、みんなにむかってなにかひとこと、ごあいさつしてくれない?
と、せんせいがいっても、北くんは、なんにもいわなかった。
もういちどせんせいが、北くん、おねがい、というと、
北くんはみんなにむかって
「ばあああああか」
といった。

はじめてきく北くんのこえは、すごくかすれていた。
それから北くんは、なきはじめた。

だれも、とめなかった。
ごとうも、なにもいわなかった。
しぎょうのチャイムがなって、
せんせいがこくごのじゅぎょうをはじめても、
北くんは、なきつづけた。
だれにもじゃまされず、大きなこえで、なきつづけた。

出演者情報:西尾まり 30-5423-5904 シスカンパニー

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佐倉康彦 2014年11月16日

1411sakura

すべての亀は、台風を待っている

           ストーリー 佐倉康彦
         出演 石橋けい

キミは、
逃げました。
キミは、流れていってしまいました。

いつもなら
アタシとキミとの間には、
互いの力学の中でミシミシと拮抗し、
ぐいぐいと圧を掛け合って
身動きすることさえできない
「コリオリのちから」が働いているはずでした。
だから大きな渦なんて
激烈な波風なんて立つはずもなかったのでした。
なのにキミはやすやすとそれに乗って
流れていってしまいました。
アタシの前から、
キミは、矢庭に消えました。

時節を外した
反時計回りの大きな渦のせいで。

アタシとキミの時間は、
とても強い偏西風に煽られ
あっという間に
ふたつに引き剥がされ、毟り取られ、
キミだけが、
上へ上へと、
北へ北へともってゆかれたようでした。
ようやくふたりで、
下って堕ちて辿り着いたこの大きな街から
また、キミだけが、
あの小さな小さな芥子粒のような集落へと
逆行してゆくのでした。
北上してゆくのでした。

最大風速120ノット。
カテゴリー4の強い風が
アタシのキミを
スッカラカンに攫って(さらって)いきました。
300ミリぽっち
ペットボトル一本分にも満たない
一時間の降水量が、
アタシの黄ばんだ思いを
あらかた漂白していました。
!
キミが逃げていった、
こんなひどい朝なのに
空気はとても澄んでいて
透明な朝陽が差し込むベランダからは、
いつもよりも華奢に遠くを
見通すことができました。
ベランダで竦む(すく)
アタシの足元に蹲(うずくま)っている
蝦蛄葉(じゃこば)サボテンは、
きのうの強い雨と風のせいで
赤く染まりながら小さくうなだれていました。
アタシもうなだれたまま、
キミのいた場所を見つめました。
キミが眼を閉じ
太陽と向かい合っていたそこを。
今夜からアタシは、
何を見つめればよいのかと
軽く途方に暮れているところでした。
下を向いた蝦蛄葉サボテンも、
いずれ朽ちるだろうと思いました。

キミは、もう、
あそこに流れ着いた頃だと思いました。
逃げ帰ったキミを
アタシは責めはしないだろうと予感しました。
ただ、
そろそろ、身体も、その内側も痺れるような
季節がはじまるころだから
小さく心配しました。
けれども、
キミにとって冬は、
キミ自身なのだという思いに至りました。

キミは、北のものでした。
キミに巻き付いたアタシがここに居残り、
キミから離れていなくなっても
キミは、
北のものなのだと信じました。
北は、
その宙(そら)は、明るい星がなく黒い星ばかりでした。
黒服のキミは、
そこにしかいることができないキミでした。

アタシは、
蝦蛄葉サボテンといっしょに
キミが守護する北のほうを見通しながら
にょろりにょろりと
這いずり回ることしかできませんでした。
じきに玄冬(げんとう)でした。
ベランダには、
水場と陸場をつくったそれには、
もうなにもいませんでした。

出演者情報:石橋けい 03-5827-0632 吉住モータース

 

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岩崎亜矢 2014年11月9日

1411iwasaki

「おまえどこにいくんだよう」

         ストーリー 岩崎亜矢
            出演 地曵豪

北向きのベランダは悲しい。
意気揚々とハーブの鉢植えを買って帰り、
大事に育ててもいつのまにかしおれている。
太陽の光がすこし足りなかったの、と訴えるその姿は、
ばあちゃんのしなびたおっぱいを思い出させる。

いつも何かが足りない。

最初は、屋上につくられた小さな部屋に住んだ。
現実的じゃない風景が気に入っていたけれど、
なんせ夏は暑かった。
家をちょっと歩くだけで、だらだらと汗が滝のように流れた
(その家にいる間に、1.5キロ痩せた)。

次の家は、顔をあわせたこともない隣人の、
朝だろうが夜だろうがお構いなしに響く騒音のため、
1年も経たぬうちに引き払ったので、あまり思い出がない。
その後も雨漏りと格闘したり、ゴミ出しで揉めたりと
なんやかんやと問題が起こり、
そのたび転々と引っ越しをくり返した。

この部屋を見つけたのは、半年前の冬のこと。
四角いかたちの部屋が2つ。
間取り図を見た時、まず使い勝手がよいことを悟った。
アパートに植えられた、色とりどりの小さな花たち。
大家の几帳面で真面目な性格がうかがえた。

今までは鉢植えのことで思い悩む以上に
あれこれと振り回され続けたので、
「北向きのベランダ」、それは、
幸せな悩みだともいえよう。
いやいや、あるいは家の問題なんかではなく、
やはり、この僕のせいなんだろうか。

楽観的すぎて、将来に不安を感じる

小さなことを気に病むその性格にも我慢ができない

半年前に別れた彼女に、そう指摘された。
いやはや、ひどい言われようである。
引っ越しをすれば、
当面の問題が片付いたような錯覚を得られる。
これは手っ取り早い現実逃避と言われれば、
まあ、その通りだ。

半年前から置きっぱなしの、
まだ解いていない段ボールにふと目が行く。

おまえ次はどこにいくんだよう

段ボールのなかにいれた、
つまりは今すぐ使わないがらくたたちが声をあげる。
二段目の箱には、あの彼女から
もらった服も入っていただろうか。

この果てしのない引っ越しの旅の最後は
一体どんな風景で終わるのか。
時代がどんどんと巡っていっても、
どこかの街の、相変わらずサイズ感の変わらぬ部屋で、
こんな風に段ボールを眺めているのか。
その想像は、僕をちょっとひやりとさせる。

とりあえず、南向きのベランダの部屋を探しにいこうか。

出演者情報:地曵豪 http://www.gojibiki.jp/


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直川隆久 2014年10月26日

naokawa1410

川のある村からの使い

     ストーリー 直川隆久
        出演 安藤一夫

雑居ビルにある事務所のガラス窓を、強い雨がしきりに叩いている。
近頃台風が多く、大雨の日が続く。

信頼していた経理の人間の裏切りのせいで、私の会社は窮地に立たされていた。
先々月次男の浩次郎(こうじろう)が生まれ、
これから踏ん張らねばならないと思っていた矢先だった。
土砂降りの中をずぶぬれになりながら資金繰りに奔走する日が続いた。

万策つきたかと思われたある日、
疲労困憊して事務所のソファに体を沈めていると、
ドアを開けて一人の男が入って来た。
80…いや、90近いだろうか。
ジャケットにループタイというスタイルに、ソフト帽。
ズボンの裾が、濡れて黒い。
男は名を名乗らず、ただ水落村の者だとだけ言った。

水落村? …どこかで聞いたことがある。
「ご存知ありませんかな。あなたのお祖父様、それと…
お父様がお生まれになった村です」
そう言って男は来客用デスクに座り、ジャケットの内ポケットをまさぐった。
分厚い茶封筒を取り出すと「不躾かもしれませんが…」と、こちらへ差し出した。
「もし何か今お困りなのでしたら、この金をお使いください」
「はい?」
「いえ、差し上げるのです。受領書も要りません」
私は呆気にとられた。そんなものをもらういわれがない、と突き返すと男は
「あなたのお祖父様と水落村の約束があるのです。
だから、このお金はあなたのものなのです」と答えた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
わたしは父方の祖父について多くを知らない。
わたしがごく幼い頃亡くなったし、
父が生家について話すこともあまりなかったからだ。

父は、青年期まで過ごした水落村を出た後、東京で就職した。
結婚を機に近郊の新興住宅地に家を買い、そこで私と弟の英二が生まれた。
そんな父に、一度故郷のことを尋ねたことがある。
父は、自分の弟を幼い頃なくした記憶があり、
その村のことはあまり思い出したくないのだと語った。
村の話を父としたのは、その一回きりだ。

父は、英二をとても可愛がっていた。
自分の弟を亡くした後悔がそうさせるのか、溺愛と言ってもよかった。
その英二が行方不明になったのは、わたしが小学3年生の頃だった。
ちょうど今年のように台風が全国的に猛威をふるう年だったのを覚えている。
父は半狂乱で町中を駆けまわったが、弟の姿は現れなかった。

その後、どうしたわけか我が家の家電製品がすべて新しくなり、
クルマも新車になった。
ぴかぴかと眩しく輝くモノが家の中に増えるのと相反するように
父はふさぎこみがちになり、数年後、病で亡くなった。
大学進学を機にわたしは家を出たが、父の残してくれた遺産は充分あり、
経済的には分不相応なほど恵まれた学生生活を送った。
その数年後、母は家を処分した。
弟をなくした記憶のしみつく家が消えたことで、
安堵に似た気持ちがわき起こったのを憶えている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「いったいどんな約束がうちの祖父とあったのです」
わたしが問うと、男は懐をまさぐってショートピースの箱を取り出した。
マッチでタバコに火をつけ、きつい匂いの煙をゆっくりと吐き出してから話し始めた。
「水落村は、昔から暴れ川に悩まされてまいりました。
開墾以来…何百年でしょうな。ひとたび川の水が溢れますと、
赤くて酸のきつい泥を田畑がかぶってしまい…難渋します。
ですから、手立てを打つ必要があった。川の神を鎮めるために、犠牲を払う必要が」
「犠牲?」
「ええ。誰かがそれをやらなくてはいけないのだが、手を挙げる者はない。
しかしその中で唯一…」
男はタバコに口をつけ、もう一度煙を吐いた。
「唯一あなたのお祖父様が、
末代にまで渡ってその犠牲を払うという約束をしてくださいました。
本当に貴い申し出だった。私はまだその頃小僧でしたが、
あなたのお祖父様のご勇断を家の者から伺い、大変感銘を受けたのを憶えております」
男は、煙をすかして遠い景色を見るような目つきをした。
「ですから我々は、あなたのおうちを代々…村を挙げてお助けする義務があるのです。
取引だなどと言いたてる者もおりましたが、
そういう口さがない連中に限って、何もしないものです」
そう言って、男は茶封筒に手を添えると、こちら側へ押してよこした。
その仕草には何か有無を言わせぬ力があった。
男はタバコをもみ消し「そろそろお暇(いとま)しましょう」と立ち上がった。
「おそらく、伺うのもこれで最後になるでしょう。
 水落村の暴れ川も来年あたりようやく護岸工事が始まりそうでして…
 捧げものの必要も、ようやっとなくなりそうなのです」
男は帽子を取ると深々と一礼した。
「本当に、感謝いたしております」
男が去ったあと、茶色い封筒の横の灰皿から薄く煙が上っていた。

 そのとき、携帯が鳴った。
出ると、妻の震える声が耳に切りこんできた。
「こうちゃんがいないの。窓際のベビーベットに寝かせていたら…
 窓が割れてて……こうちゃんが…こうちゃんが…」
窓ガラスをさらに猛烈な雨が叩き始め、轟音が電話のむこうの妻の声をかき消した。

出演者情報:安藤一夫 TEL:045-562-4907 アニマエージェンシー所属

 

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