小林組・原央海

原央海 18年2月11日放送

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有吉弘行 理想

有吉弘行。
今や年間テレビ番組出演本数が400を越え、
芸能界トップクラスの人気ぶりを誇る彼だが、
もともとの理想はどこに置いていたのだろうか。
ちょっと意外な例え話を使いながら、彼はこう言っていた。

 僕の理想をいえば「芸能界の窓際族」になりたいですね。
 特にゴールデンに出たりすることもなく、
 深夜番組とか、誰も見てない仕事とかして、
 それでもなんか収入はちゃんとあるよなっていう状況が理想です。
 そのほうが長く生きられると思うんですよね。
 最終的には、名誉なんかより金ですから。

この発言、実は約7年前。
その頃とは、人気も忙しさも大きく変わった。
今の彼は、何を思っているのだろう。
今の自分を、どう感じているのだろう。
あの頃から理想は変わりましたか、有吉さん。

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原央海 17年7月16日放送

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スポーツ ラグビーボール篇

2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…

 ラグビーボールが楕円形なのは、
 ブタの膀胱が始まり。

1800年代、ラグビーのボールは非常に重く、
あまり弾むこともなく、不評の嵐。

そこで、とある靴屋の店主ウィリアム・ギルバードが、
ブタの膀胱をチューブにして膨らませたところ、
なんと、とても軽くよく飛ぶボールができあがったのだ。

ブタの膀胱が細長く、
どうしても楕円形になってしまうことも功を奏した。
どう跳ねるか予想のつかない動きが、試合のスリルを自然と増してくれる。
そうした結果、ラグビーボールは今も楕円形のまま。
もちろん、諸説ありますが。

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原央海 17年7月16日放送

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© Regis Duvignau
スポーツ レッドカード篇

2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…

 サッカーの試合で、審判がレッドカードを…
 自分自身に出したことがあるらしい。

1998年、イングランドのアマチュアリーグ。
後ろから選手に突き飛ばされたことに腹をたて、
思わず手を出してしまったのが、メルビン・シルベスター主審。
しかし、すぐに自分の間違った行為を反省し、
自分自身にレッドカードを出して退場してしまったそうだ。
なんという立派なレフェリー精神だろう。

でも、ここでちょっと裏話。
実はサッカーの競技規則では、
カードが出されるのは「競技者のみ」となっており、
本来は審判自身に出すことはできない。
そのため、審判の退場行為はルール上許されておらず、
試合後、彼には罰金が科せられたとか。

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原央海 17年7月16日放送

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スポーツ 18ホール篇

2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…

 ゴルフの1ラウンドが18ホールに決まったのは、
 とある長老と「ウイスキー」に関係がある、という説がある。

今から約160年ほど前、
全英オープンなどで知られるゴルフクラブの会議でのこと。
この日の議題は「ホール数」。
しかし、なかなか決まらない。
その時、とある長老の会員がこう切り出した。

 ホールを回る時には、
 気付け薬がわりにウイスキーを飲む。
 私は1ホールごとにウイスキーを
 グラス一杯飲むことにしている。
 グラス一杯のウイスキーを18杯飲むと、
 ウイスキーのボトルが空になるから、
 18ホールがちょうどいいだろう。

そんな粋な意見にクラブ会員たちが押し切られ、
18ホールに決まったとか。

確かにゴルフ発祥の地スコットランドは
スコッチウイスキーで有名。

「ゴルフ18ホールの起源」は
他にも有力な説があるが、この粋な話を信じたい。

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原央海 17年7月16日放送

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スポーツ 八百長篇

2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…

 悲しいかな、時々話題にあがる「八百長」。
 実は八百長は、人の名前に関係があった。

明治時代、相撲協会に出入りしていたとある男は、
よく年寄の碁の相手をさせられていた。

彼はお得意である年寄の機嫌を取るため、
常に一勝一敗になるように手加減していたそうだ。

その彼の名こそ、八百屋の店主・長兵衛。
通称「八百長」という人物だったそうだ。

まさかこんな風にな名前が残るとは、
八百屋の長兵衛さん、さぞ驚いているだろう。

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原央海 17年7月16日放送

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スポーツ フルマラソン篇

2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…

 フルマラソンで
 ゴールインまでにもっとも時間がかかった記録は
 54年8ヶ月6日5時間32分20秒3。

なんと、この記録を残したのは日本人。
金栗四三(かなぐりしぞう)さんだ。

金栗さんは、1912年、
ストックホルムで開催されたオリンピックに出場。
しかしレースの途中、日射病でやむなく棄権…
のはずが、棄権の意思が大会本部に伝わっておらず、
記録は「途中で失踪」となっていた。

時を越え、54年後にその事実を発見したストックホルム市は
彼に完走を呼びかけた。

ゴールインのときは、こんなアナウンスが流れたそうだ。

 日本の金栗、ただいまゴールイン。
 タイム、54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3、
 これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の
 全日程を終了します。

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原央海 17年7月16日放送

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スポーツ フリスビー篇

2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…

 家族みんなで楽しめる「フリスビー」。
 フリスビーという名前は実はパン屋の名前からきている。

フリスビーの生みの親はフレデリック・モリソン。
彼は、エール大学の学生が金属のパイ皿を投げて遊ぶのを、
もっと安全にできないか、と考えていた。

そこで生み出したのが、プラスチックの円盤。
つまり、いま世界中で知られている「フリスビー」である。

その始まりとなったパイ皿の持ち主が、
パン屋の「フリスビー・ベーカリー」

パン屋からはじまったスポーツ、フリスビー・
スポーツの起源としてはかなり珍しい。

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原央海 17年7月16日放送

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スポーツ ボウリング篇

2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…

 ボウリングのピンはもともと、
 10本ではなく、9本だったらしい。

もともと「ナインピンズ」と呼ばれていたボウリング。
そのナインピンズがオランダからアメリカに伝えられると、
熱狂する人が続出。
賭け事になり始めたことから、
1841年、ニューヨーク州で出されたのが
「ナインピンズ禁止令」だった。

しかし、健全な娯楽としてボウリングを復活させたいと思った人が、
こう言ったそうだ。

 「9本」がダメなら、「10本」にしちゃおう!

ナインはダメでも、テンならOK!
アメリカ人らしいノリだ。

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原央海 17年7月16日放送

170716-08

スポーツ ゴルフカップ篇

2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…

100年以上前、
まだゴルフに統一されたルールがなかった頃、
カップはシャベルで適当に穴を開けていた。

しかし、いちいち穴の大きさを決めるのも面倒だし、
緑も崩れて使いづらい。

そんな時、
セント・アンドリュースのコース管理人トム・モリスが、
たまたまグリーンの側にあった土管を使ってみたところ
このサイズ感が大好評。
すべてのカップの大きさが
土管の直径108ミリメートルに統一されたそうだ。

ちなみに、その土管とは、
イギリスのセントアンドリュース市で使われている水道管。
今も街では、同じ直径の水道管が使われているとか。

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原央海 17年4月23日放送

170423-01
mrlins
16時台 「中川家」篇

「駆け込み乗車をするサラリーマン」から、
「気の強い大阪のオバチャン」まで。

街中でよく見かける光景の形態模写といえば、
兄弟漫才コンビ「中川家」がピカイチだ。

数々の漫才コンテストのグランプリを獲得している、この2人。

ボケ担当のお兄さん、
中川剛(なかがわつよし)は「漫才師になるために必要な才能」を問われ、
こう答えたそうだ。

貧乏だったってことかな。
物を与えてもらえなかったから、
自分らで面白いことを考えて、作り出してた。
人を見て、人に興味持つしか遊ぶものなかったから。
それが、今につながっていると思う。

どんな状況をも面白がろうとする気持ちが、
彼らを日本一の漫才師へと導いたのかもしれない。

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