蛭田瑞穂 13年2月17日放送



BAUHAUS 8限目「閉鎖」

ドイツの総合造形学校「バウハウス」は
1919年の設立からわずか14年で閉校した。

バウハウスが運営されていたのはふたつの世界大戦の間。
ドイツ国内外の政治動乱に翻弄され、
最後はナチスによって閉鎖に追い込まれた。

閉鎖後、講師の多くはアメリカに渡り、バウハウスの教育を世に伝えた。
その教育が20世紀の建築、デザイン界に与えた影響は計り知れない。

バウハウス最後の校長、ミース・ファン・デル・ローエはこう語る。

 バウハウスはひとつの理念だった。
 理念のみがかくも大きく広がる力を持つのである。

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