小野麻利江 20年4月26日放送



お風呂のはなし 「行水」の変化

桶やたらいにお湯や水をそそぎ、
それを浴びて身体を洗う、「行水(ぎょうずい)」。

この行水という言葉、
お釈迦様の教えが書かれた
『阿含経(あごんきょう)』の中では、
「食事が終わった後に、手で水を汲み、手や口を洗った」
という意味で使われており、

それが次第に、
「お経を読む前に、手や口をすすぐ」
「お参りの前に、水で身体を清める」など
いわば「みそぎ」の意味で使われるようになり
現在の意味になったそう。

でも今日は、26日、風呂の日。
「烏の行水」で済ませずに、
お家のお風呂を、ゆっくり楽しみましょう。

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