
iamvhl
おとな ドラえもんのことば
ドラえもんがのび太にこんなことを言うシーンがある。
おとなってかわいそうだね。
(中略)
自分より大きなものがいないもの。
よりかかってあまえたり、
しかってくれる人がいないんだもの。
ドラえもんがのび太に伝えたかったのはきっと、
お父さんもお母さんも一生懸命仕事をしていて、
のび太のことを想って叱ってくれているということ。
藤子・F・不二雄が描く「ドラえもん」にはときどき、
子どももおとなもハッとするようなことばが出てくる。

iamvhl
おとな ドラえもんのことば
ドラえもんがのび太にこんなことを言うシーンがある。
おとなってかわいそうだね。
(中略)
自分より大きなものがいないもの。
よりかかってあまえたり、
しかってくれる人がいないんだもの。
ドラえもんがのび太に伝えたかったのはきっと、
お父さんもお母さんも一生懸命仕事をしていて、
のび太のことを想って叱ってくれているということ。
藤子・F・不二雄が描く「ドラえもん」にはときどき、
子どももおとなもハッとするようなことばが出てくる。

kndynt2099
おとな Mr.Children
日本を代表するバンド、Mr.Children。
その名前の由来について、
メンバー、桜井和寿はこう語っていたという。
Childrenという言葉がすごい好きで。
でも、10年、20年経った時に、
シワだらけの顔でCHILDRENもないだろうってことで、
正反対の、オトナを意味するMr.を付けたんだ。
無垢な子供のように鋭い言葉も、
経験豊かな大人のように相手を包み込む言葉も、
自在にメロディに織り込むMr.children。
彼らの心は果たして
子供のようなオトナ、か。
オトナのような子供、か。

decafinata
おとな Mr.Children 彩り
大人って、働くんでしょ。
働くって、つらいんでしょ。
そう思っている若者へ、聴いてほしい歌がある。
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑
(♪Mr.Children 「彩り」)
だから。
すべての働く大人の毎日は、カラフルなのだ。

Moyan_Brenn
おとな Mr.Children HERO
成人式を迎える人たちに聞いてみたい。
大人になるって、どういう気分ですか?
成人式をとうに迎えた人たちにも聞いてみたい。
大人になってみて、どんな気分ですか?
Mr.Childrenは、こう歌っている。
(残酷に過ぎる時間の中で
きっと十分に僕も大人になったんだ)
悲しくはない 切なさはない
ただこうして繰り返されてきた事が
そうこうして繰り返していくことが
嬉しい 愛しい
(♪Mr.Children HERO)
過ぎ去った過去でもなく、
まだ見ぬ未来でもなく、
時の流れそのものをいとおしく思うのが、
大人というやつなのかもしれません。

Norio.NAKAYAMA
おとな 山口瞳
毎年の成人式の日、
洋酒メーカーが出す広告で作家の山口瞳が
新成人に向けてメッセージを寄せるのが恒例になっていた。
二十歳の諸君!今日から酒が飲めるようになったと思ったら大間違いだ。
諸君は、今日から酒が飲むことについて勉強する資格を得ただけなのだ。
仮免許なのだ。
最初に陰気な酒飲みになるなと言っておく。
酒は心の憂さを払うなんて、とんでもない話だ。
悩みがあれば、自分で克服せよ。悲しき酒になるな。
次に、酒を飲むことは分を知ることだと思いなさい。
そうすれば、失敗がない。
第三に、酒のうえの約束を守れと言いたい。
諸君は、いつでも、試されているのだ。
ところで、かく言う私自身であるが、
実はいまだに、仮免許がとれないのだ。
諸君!この人生、大変なんだ。
サントリーオールド新聞広告「人生仮免許」より

おとな 菊池寛
芥川賞、直木賞を設立し、多くの才能を発掘した作家、菊池寛。
菊池は小説家を目指す若者に向けてこんなメッセージを遺している。
僕は先ず、「二十五歳未満の者、小説を書くべからず」という規則を拵えたい。
十七、十八乃至二十歳で、小説を書いたって、しようがないと思う。(中略)
小説を書くということは、紙に向って、筆を動かすことではなく、
日常生活の中に、自分を見ることだ。(中略)
学生なら学校生活、(中略)会社員は会社の仕事、各々の生活をすればいい。(中略)
かくの如く、生活して行き、而して、人間として、生きて行くということ、
それが、すなわち、小説を書くための修業として第一だと思う。
菊池寛「小説家たらんとする青年に与う」より

出発 APPLE
スティーブ・ジョブズが興した、
一瞬フレッシュな果実を想像する会社:アップル社。
その社名の由来は諸説ある。
ジョブズが尊敬するビートルズが設立した会社名と同じだからとか、
社名を考えるときにジョブズがリンゴをかじっていたからとか。
そのひとつに、「APPLE(アップル)」が、
ジョブズがそれまで勤めていた「ATARI(アタリ)社」よりも
前に電話帳に載るから、という説がある。
事業がまだ始まっていないときでさえも、
ジョブズはライバルより一歩先に出ることを忘れなかった。

On Being
出発 Stay Hungry. Stay Foolish.
2005年6月12日、
スタンフォード大学の卒業式でおこなわれたスピーチで
スティーブ・ジョブズは学生にこう語りかけた。
あなたたちの時間は限られています。
だから、他人の人生で自分の人生を無駄にしないでください。
ドグマに縛られてはいけない。
他人の考えによって、自分の内なる声を消されないように。
いちばん大事なのは自分の心と直感に従う勇気を持つことです。
自分がほんとうはなにがしたいのか、
自分ですでにわかっているのだから。
そしてジョブズはこんな言葉を紹介し、
スピーチを締めくくった。
Stay Hungry. Stay Foolish.
ハングリーであれ。馬鹿であれ。

Micky.!
出発 love and loss
1985年、スティーブ・ジョブズはアップルを解雇される。
ジョブズは失意の底に叩き落とされるが、
のちに「人生でもっとも幸福な出来事だった」と振り返る。
会社を成功させるという重圧は、
再び挑戦者になるという身軽さに変わった。
ジョブズはNeXTというコンピュータ会社を興し、
アニメーションスタジオのピクサーを成功させる。
そしてついにはアップルへの復帰も果たした。
ジョブズは語る。
やりがいを感じるただひとつの方法は、
すばらしいと心の底から思える仕事をすることです。
自分が愛せる仕事がまだ見つからないなら、探し続けてください。
ほんとうにやりたいことが見つかったときは
不思議と自分でもわかるはずです。
だから立ち止まってはいけません。

出発 connecting the dots
1972年、
オレゴン州のリード大学に入学したスティーブ・ジョブズは
半年後には大学での教育内容になんの価値も見いだせなくなっていた。
両親が苦労して捻出した授業料を浪費するだけの生活に嫌気がさし、
ジョブズは退学を決意する。
興味のある授業に潜り込むことを決めたジョブズは、
「カリグラフィー」という、文字の美しさを学ぶ授業に出会う。
それがのちに、美しいフォントを持つ世界初のコンピュータ
「マッキントッシュ」の誕生につながる。
ジョブズは語る。
将来を見通して、点と点をつなぎ合わせることなどできません。
できるのはあとから点をつなぎ合わせることだけです。
だから、私たちはいまやっていることがいずれ人生のどこかで
つながるだろうと信じるしかないのです。
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