マイケル嫌いだったけど・・・

「マイケル嫌いだったけど、これ読んで好きになったよ」
と友人が電話をしてきてくれました。

1980年生まれの私達は、
彼の音楽よりもゴシップのほうが、記憶に焼き付いています。
だから、金曜日の夜に、
「今からマイケルを書こうよ」と誘われたときは、ためらいました。

熱く語るディレクターの千葉さんに、
私がぶつけた言葉は、
「マイケルの少年愛は、どう思いますか?」

千葉さんの答えは、
「あれはホモセクシャルな愛ではなく、純粋な友情だよ。
マイケルが信じられるのは、動物と子供だけだったんだ」

それは、私には無い視点でした。
もし、「マイケルほどの天才なら、何しても許されるよ」
という答えだったら、書けなかったかもしれません。

私には真実は分からないけれど。
マイケルを信じる千葉さんを信じて、書こうと決めました。

マイケルを紐解いていくと、
彼の才能や完璧さ、苦しみや喜びが、どんどん見えてきて、
こんな人を、よく知らずに嫌ってしまうのは、
もったいないと思うようになりました。

明るくなる頃に書き上がった7本の原稿は、
一夜漬けの拙さがあったのですが、
古田さん、千葉さん、VieVieさんのおかげで、
マイケル追悼特集として完成しました。

私とおなじように、
あたらしいマイケルファンが誕生しますように。

タグ:

«    »

topへ

コメント / トラックバック 4 件

  1. もち子 より:

    私はマイケルの熱心なファンではないけれど、
    彼のあの声と、あの足首は好きでした。
    ムーンウォークはいまでもできます。
    ミスターロンリ―に合掌。

  2. 中村直史 より:

    テレビでいろんなマイケルの映像が流れてますが
    歌もダンスも年齢にかかわらずすごい。
    あのクオリティーを保ち続けるのは
    ものっすごい努力だったのでは?と思いました。

  3. TAKUZO より:

    75年生まれの私には、物心ついた時の最初の大スターでした。
    80年代のキラメキ、なんなら20世紀のキラメキは
    (75年生まれの人にとっては)
    すべてマイケルとともにあったように感じます。
    これで20世紀が終わってしまったような気がしてます。

  4. 厚焼玉子 より:

    ファンではないけれど、
    いっぺんコンサートに行ったことがある。
    確か横浜だった。
    チケットを取ってくれた人が
    「ほとんどナマで歌っていた」と言って感心していた。
    (つまり口パクが多いらしいのだ)

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login