Happy Wedding 〜婚約指輪〜
婚約指輪は婚約の証として男性から女性へと贈るもの。
この風習は、古代ローマではすでに行われていたといわれている。
当時は婚約の契約の印として、鉄製の指輪が贈られていた。
15世紀、
ハプスブルク家のマキシミリアン大帝と
ブルゴーニュ公国シャルルの娘であるマリアが婚約する際に、
ダイヤモンドの婚約指輪が贈られた。
これが歴史に残る最初のダイヤモンドが飾られた婚約指輪。
ダイヤモンドは美しい輝きだけではなく、
天然の鉱物の中で最も硬い物質で
「不屈の精神、永遠の絆、約束」を示すといわれ、
「永遠につづく愛のシンボル」として
婚約指輪にふさわしい宝石とされた。