外面のいい猫(猫愚痴27)

胡留(うる)さんです。
たいへんよく寝る猫です。
寝るのは悪いことではありませんが
朝起きて、ご飯を食べて睡眠消化活動に入り
夜になっても起きてこないのはいかがなもんでしょう。

放っておくと20時か21時まで寝ています。
お正月で、飼い主は昼間も家にいるというのに
ちっとも遊んでもらえません。

そのかわり、お客が来るとちゃんと接待しています。
どうも外面のいい猫らしいです。
内面もなんとかしてもらいたいです(なかやま)

1歳7カ月の育児の話し。

1歳7カ月です。
歩いています。
しゃべっています。
できることも増えていますが、
やりたくないことも増えています。
自分なりの判断基準がどんどん増えています。

目に見える成長はうれしいものですが、
この好きだの嫌いだのが確立して、イヤイヤ期になるわけで。。。

うん、でもまあ、そこはあまり考えないようにしよう。
育児には、先を読むべき時と、今だけを楽しむ時があるのです。多分。

さて。
ちかごろのブームは、お風呂での水遊び(正しくはお湯遊び)。
いろいろなお風呂用おもちゃを買ってみましたが、
メガヒットは、やはり、ペットボトルです。
リーズナブル!

湯船に入れてぶくぶく泡を出してよし、
満たしたお湯をじゃばじゃば水面に注いでよし、
逆さに沈めて離せばロケットになってよし、
ただ浮かべるだけでも沈めるだけでもよし!
これほど長期に渡って夢中になるおもちゃ、他にありませんでしたよ!
それもどうかと思うけど。

そんなすーさんご愛用のペットボトルは炭酸水の入っていたものです。
一方で「親用」のペットボトルは某イロハスのものです。
前者は太めのフォルムでプラスチックも厚くしっかりしている。
後者は、わかりますかね、ちと薄くてぺこぺこするのです。
プラスチック材が薄いのはエコで良いことなのですが、
要するに、
ペットボトルを「あい!」と手渡してくれるすーさんの笑顔には
「ママにはべっこべこのボトルがお似合いだぜ!」という
熱い想いが込められているわけで。

ああ、成長してるなあー、と思います。

(写真は公園で遊具よりハトに夢中のすーさん。
 リーズナブルな1歳児です)

五島のはなし(190)

五島のはなし(77)で、中学一年生の、坊主頭の釣りの師匠のこと書きました。

そのころ、五島の戸楽漁港に釣りにいくと、必ず出会う少年がいて、
いつも一人で釣りしてる。かわいくて、シャイで、釣りがうまい。

なんか、すてきな少年やなあ、しかも、目の前でバンバン大物を釣るので、
勝手に「師匠」と呼んでました。もう、4年も前の話です。
それ以来会うこともないまま、ときどき、どうしてるかなあ、と思ってました。


先週五島に帰り、たまたま戸楽の防波堤に遊びに行ったら、
地元の若者が一人もくもくとエギング(イカ釣り)をやっている。
びしっびしっと、いかにもプロっぽい上手さです。
で、思いました。

もしや・・・師匠?

toraku131024b

すっかり大きくなって、見た目は変わってるけど、、、やっぱり師匠だ!
師匠!師匠!
大きくなったなあ。4年ぶりやもんなあ。
向こうもすぐわかってくれた!
うれしくて、背中をばんばんたたく。
聞けば、高2になったって!ふはー。高2!月日がたつのは早い!

toraku131024

記念撮影です。
今度、いっしょに釣り行こうぜ!って約束してきました。
この世に釣りというものがあって、よかった。

1歳6カ月の育児の話し。

あんよもだいぶ安定し、この頃は階段がブーム。
最寄りのスーパーマーケットは地下にあるのですが、
階段を降りると即座にまわれ右して登り始めます。
エンドレス階段昇降の始まりです。
自宅から徒歩3分のマーケットですが、
買い物所要時間を長めに想定しておかないと
いつまでもご飯にありつけません。ぐう。

このような階段昇降症候群(早口言葉みたい)にかかる1歳児は多いらしく、
駅やらお店やらの階段で足止めされているパパやママをよく見かけます。
「この症状、一時的なものだからがんばってくださいー」と
見知らぬパパママに声をかける勇気は無いので
心の中で応援しておる私です。

さてさて。
この時期に限った話しではないのですが。
親の私が言うのも何ですが。
すーさんは顔のパーツがはっきりしている美少年(でぶ)です。
と、各所で言っていました。私が。
そんな私がお仕事でご一緒させて頂いている皆さんは
優しさやら分別やら営業能力やらを持っている大人です。
「本当だね。ハーフみたいだね」
と、多くの人が合いの手を入れるだけにとどまらず、
親の浮かれたアタマを盛り上げてくださるのです。
親ってバカだから、そーいうの、信じちゃうんです。
信じちゃうんですよ。

そして、やってしまいました。

某社の
「1歳児(ハーフ希望)をモデルにしたGR撮影」
に参加してしまったのです・・・。
ハーフじゃないのに。
両親ともに埼玉出身なのに。

結果はですね、ええ、まあ、お察しの通りなのですが。

1歳6カ月のこどもでも、なんとなーくわかるんですね。
「お呼びじゃない…」
という感じが。
(写真は帰りの電車のすーさん。シュンとしている…)

あ。でもですね。
その撮影現場のハウススタジオに、いい感じの階段があったのです。
すーさんがひとりで昇り降りできる絶妙な高さの階段が。
で、ずーっと昇り降りしておりました。
正真正銘のハーフちゃんたちが撮影している間、ずっと。階段。
ちょっぴり影を背負ったすーさんが。

もちろん、すーさんは悪くないのです。
れっきとした美少年ですよ!(純日本人の)
悪いのは親!つまり私!!
反省した。
猛反省しました。

その日以来、
すーさんの美少年っぷりを誉めてくださりつつ
「モデル登録してみたら?」
などと勧めてくれる人に対して
妙におどおどした態度で拒否する私がいます。
察して許してください。

五島のはなし(189)

秋の、スカッと晴れた日の、高浜海水浴場は、
秋の、スカッと晴れた日の、高浜海水浴場でしかみられません。
海と空の境は、いま、いちねんでいちばんクキっとしてます。

1歳5カ月の育児の話し。-おっぱい卒業するよ篇-

というわけでタイトル通りですが、
ようやく。ようやくっ!!卒業することにしました!
おっぱい!!!

前回の失敗から学び(1歳3カ月参照)
休暇のタイミングに合わせて作戦を実行することに。
そう。年末年始で卒乳です。
ラストおっぱいは2012年12月31日でした。
さよならおっぱい。
さよなら2012年。

そしてこんにちは2013年。
こんにちは眠れない夜!

Xデー(元旦)は、
おじいちゃんおばあちゃんに美味しい食事をご馳走になり
やさしい叔父叔母にちやほやされ
人生初のお年玉もいただいちゃったりして。
さてさて。卒乳スタートです。
私もすーさんもツラかったので、以下、箇条書きです。

1月1日
20時半 寝かしつけ開始。
     号泣&怒りからの暴れ。寝ない。
     抱っこ(マグロのつかみ獲り風)。
23時  泣きながら眠る。
0時    起きて、号泣。
     暴れに暴れてベッドから落ちる。
1時半  泣きながら寝る。
5時半  起きて、号泣。
     暴れるすーさんを抱っこ(というか羽交い絞めに)して
     すこしソファでうとうと…
7時   眠るのを諦めて起床。つかれた…。

1月2日
AM    クルマですこし眠る
20時半 寝かしつけスタート。
     号泣&怒り暴れ。30分ほどで寝た。
1時   起きて、号泣。前夜ほど手こずらずに眠る。
4時   起きて、泣く。眠る。

1月3日
     夜中に1~2回起きてぐずるが、最終的には眠る。卒業完了か?

1月4日
4時   起きて、号泣&怒り暴れ。
     暴れながらも明らかにおっぱいを狙っている。さすがすーさん。
     15分暴れ、15分抱っこでむせび泣き、
     おもむろに立ちあがるとおもちゃ箱のカラーボールを両手に持つ。
     起きて遊ぶのか…?!と思ったら、寝た。なんなんだ。

1月5日
6時   起きて、ぐずる。
     ジュースで誤魔化そうとしたら火に油だったらしく
     めちゃくちゃ怒られた。

1月6日
0時   起きて、号泣。そして暴れる。
4時   またも起きて、暴れる。
     抱っこしているおかあさんの腕を振り払い、
     自ら落ちそうになる。ばか…
     母も限界気味で、卒乳は三日でできるって言ったの誰だよ、という気分になる。

1月10日
6時   半覚醒でぐずぐず。
     しかし号泣ではない。山を超えた!!気がする!!

1月11日
1時   起きてぐずぐず。
     なぜか寝室からリビングに移動して、眠る。

1月14日
深夜   ぐずる。

1月15日
明け方  すこしぐずる。

…はい。
という感じで、なんとなく、なんとなーく卒乳完了です!

辛かった…
あんなに愛されていたとはね!(おっぱいが)
でもまあ、元旦から毎日欠かさずお酒を痛飲していたので、
辛かったけど乗り切れました。
飲酒解禁バンザイ。

ふつうに
「もうおっぱいはおしまいにしようね」
「うん!」
で、卒乳できる1歳児もいるそうなので、
すーさんの事例は明らかに一般解ではありませんが…。
こういう卒乳もある、ということで。

五島のはなし(188)

「五島」と「僕」は一心同体だな、と思うのです。
ということは、五島の応援をすることは、自分の応援をするのと同じです。
あなたが五島を好きになるのは、あなたが僕を好きになると同じです。
五島、好きになってください。いいやつなんです、五島。

そんな五島のよさを感じられる場所ができました。
あの「金印」が置いてあることで有名な福岡市博物館のすぐ近く、
百地(ももち)にある「TNC会館」の1階で、いま「五島マルシェ」がやっています。

五島、とくに下五島の物産がならんでいます。
五島フリークである僕も「へーこんな商品あるんだー」っていうのがありました。
で、なんといってもですよ、
五島のなにがいいかと聞かれれば、●きれいな海 ●おいしい魚 ●野良猫 ●へんな人 ●路地
とキリがないんですが、やっぱり「人」なんじゃないかと思うわけです。
で、この五島マルシェにいる人たちも、五島出身であるなしに関わらず、気持ちいい人たちでした。

店長さん!なんや餅を手にしてのニッコリです!いい人やった!

福江島のおみやげ店「ごと」から来てるナガヤさん。
中学と高校が僕と同じでした。

行ってみて!五島マルシェ。
あ、それからついでに、もういっそのこと、五島にも行ってみて!
いま、夕日がキレイやけん、五島行ってみて!
んで、道ゆく人に声かけてみて!たいがい、いい人やけん!

五島のはなし(187)

五島の高浜海水浴場は、いま、夕日が旬です。
雲が少なく、太陽はよい位置に落ちていきます。
見ている人を意識しているのか、ゆっくり落ちていきます。
ひっこんだあと、アンコール!っていうと、もう一回顔を出してくれることもあるらしいです。
上は昨日の写真です。
砂の色、波の模様、光の変化、こりゃあただごとじゃないぞ、と思った次第であります。
ぜひ、行くべきです。

1歳5カ月の育児の話し。

芽生えましたよー。

なにがって、自我です。自我ですよ。
もう、芽生えまくりのオレ様主張しまくりの
イヤイヤしまくりーのです。
大変…。

ですが、毎日が成長の連続でエキサイティングです。
「WATER!」って叫んだ瞬間のヘレンケラーレベルで
日々、何かを発見するすーさん。
を、発見するかあさん。
超絶楽しいです。

大変だけど…。

比喩通りヘレンケラーではないですが、
この時期、すーさんは「水」を発見しました。
蛇口から流れる水を飽きずに観察し、
手を浸し、水滴を飛ばし、手のひらにすくってはこぼし…。

「お水、止めようよ」
と言うとイヤイヤ。
無理やり止めると号泣。

芽生えてるなあー、自我!

さらにオシャレへのこだわりも芽生えました。

すーさんのマストオシャレアイテムは、傘。
晴れの日も風の日ももちろん雨の日も、
傘を持ち歩きます。
オシャレなので、使いません。持ってるだけ。
この時期、傘(閉じている)を持っている美少年(でぶ)を
片手で抱きながら傘をさしたなあ…。重かったです。

他にもクリスマス柄のニット帽を正月明けまで
愛用しつづけたり、
数字マークのよだれかけは「2」と「3」と「5」しか
着けなかったり(1.4はほぼ未使用)。
最近の若い子のオシャレは、かあさんにはわかりません。
(写真の日はさらにコップを持ってオシャレをプラス)

もちろん芽生えてくれて便利な面もあります。

「自分のもの」意識が芽生えてきましたので、
例えばオムツ替えをイヤイヤした時など。
「じゃあこのオムツはシロさん(シロクマのぬいぐるみ)に
 あげちゃおう」
と言ってぬいぐるみにはかせようとすると
「だめー」と言って、自らオムツ替えポーズを取ります。
わお。ラクチンー。

小さい便利だなあと思われるかもしれませんが、
意外と大事です。毎日のことですから。

とはいえ、大抵のことは
イヤイヤを逆手にとって上手にコントロール!
なんて、できません。
広い心と温かい目で慈母のように見守り続けるのも、
できません。
振り回されるしかないんですよね。
それが楽しいんですけどね。

五島ンはなし(186)

お彼岸でした。墓参りしたほうがいいのかな、と五島へ。
いたるところに彼岸花です。
こんなに咲いてたっけ、昔から。というくらい咲いている。

うちの墓にも彼岸花が咲いています。
その彼岸花は、死んだばあちゃんが、生前植えたものらしい。
でもばあちゃん死んだの、もう20年以上前です。
彼岸花って、一度植えたらずっと咲きつづけるものなんですね。

だとしたら、みんな生きてるうちに、
「花文字」ができるように彼岸花を植えたらどうでしょう。
彼岸花って整然と植えれば、文字がつくれるはずです。
子孫や島の若人にどうしても残しておきたい一言を彼岸花で残しておく。
「きょうだいゲンカすんな!」とか、
「元気ですかー!」とか、
「気にすんな!」とか、
毎年お彼岸になると、お墓に咲き乱れた彼岸花がそれぞれメッセージになっている。
そんな五島、いいと思うけどなあ。


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