芋煮鍋

芋煮鍋

          文:秋山祥吾(東北芸術工科大学)
          声:遠藤守哉

山形には芋煮と呼ばれる郷土料理がある
豚汁と似たようなものだが、
山形の芋煮は豚肉ではなく牛肉を使い、
醤油味で仕立てる
そして何より芋煮と呼ばれる所以であるが、
汁の中に里芋を一緒に入れて煮るのだ
ジャガイモでもサツマイモでもない、
里芋でなければ芋煮にはならないのだ。
宮城にも芋煮と呼ばれる料理があるが、
宮城のそれは味噌仕立ての豚肉である
密かに宮城に対して敵対心を持つ山形県民は、
それは芋煮でなくただの豚汁だと思っている

芋煮は秋になると一般的によく食べられるもので、
ごく家庭的な料理である
一人よりも大勢で食べるのがおいしい
澄み切った秋の空の下、
草の上にシートを敷いて食べる芋煮は
格別のおいしさである
大きな鍋に具材を入れて作るので、量が減ってきたら、
うどんを入れたりカレールーを入れるなどして
最後まで芋煮を楽しむ

さらに、山形の芋煮といえば大きなイベントがある
その名も日本一の芋煮会フェスティバルである
巨大な鍋に大量の具材を入れ、
なんとショベルカーを使って煮るのだ
馬美ヶ崎という河川敷に大勢の人が集まって
何万食という芋煮を食べる実に楽しいイベントである

日本一おおがかりで、日本一楽しく
日本一おいしい芋煮を食べに

東北へ行こう


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照井晶博 2013年7月7日

ナイフ

        ストーリー 照井晶博
           出演 遠藤守哉

彼は焦っていた。ものすごく焦っていた。
締切をとうに過ぎているからだ。
締切をとうに過ぎておきながら、連絡すらできずにいたからだ。
「ナイフ」というテーマで6月1日締切で、と彼は言われていた。
はい、やります。と返事をしたのは彼だ。
しかし、今日は何日だ。6月21日じゃないか。
1日2日というかわいい日数ではない。
ハツカだ。ニジュウニチだ。
あぁ、なんということをしてしまったんだろう。
いや……おれだって大変だったんだ。
毎日毎日、仕事でそれはもういろんなことが起きた。
寝る時間を削りそれに対応するので精一杯だったんだ。
いや、言い訳はするまい。というか、もうかなりしてしまった。
みっともない。
彼は深いため息をついた。
ナカヤマさん、怒ってるかな。怒ってるよな……。
なんかもうあわせる顔がないよなこれ……。
と思っていたら、ナカヤマさんからメールが届いた。
彼はおおいに焦った。
メールにはいったいなんて書いてあるのだろう。
怖くて開けない……。
彼は深い深いため息をついた。
あぁ、なんてことをしてしまったのだろう。
こんなとき、どうやってお詫びをしたらいいんだろう。

切腹……。
そうだ。切腹だ。

約束をたがえた責任は、昔の人なら腹を切って詫びたのではないだろうか。
彼はさっそくウィキペディアで「切腹」を調べてみた。

「切腹」とは、
平安時代末期の武士である源為朝が
最初に行なったと言われているそうだ。
時代劇の切腹シーンでは、首をはねる介錯人が描かれるが、
戦国時代や江戸時代初期には介錯人がつかず、
腹を十文字に裂いたり、内臓を自分で引きずり出すという、
想像しただけで倒れてしまいそうなほど痛そうな切腹もあったらしい。

しかし、江戸時代中期には切腹も形式化され、
短刀ではなく、扇子や木刀が使われたのだという。
扇子や木刀を短刀に見立て、扇子や木刀に手をかけようとした瞬間に、
介錯人に首を切られる…ということだったそうだ。
赤穂浪士の切腹も、身分が高かった大石内蔵助ら数人以外は、
扇子や木刀を使用したらしい。
自分で自分の腹に刀を突き立て、
尋常じゃない痛みに耐えながら切り裂かなくていいのは
ありがたい気もするのだが、
後ろから首を日本刀で切られるわけだからものすごく痛いに違いない。

ナイフで指先をちょっと切っただけでも痛いというのに、
自分で自分の腹をぐいぐい切らなきゃいけなかった昔の人は
なんて大変だったんだろう。

彼はため息をつく。しかし、そのため息は、さっきまでのものと違う。

あぁ、いまが昔じゃなくて本当によかった。
いまが2013年で本当によかった。
彼は、心からそう思う。

切腹をすることでけじめをつけていった昔の人々のことを思いながら、
でも、自分はこの時代でよかったと心から思う。

なんていい時代に生まれたんだろう。
なんていい時代に生きているんだろう。

ラジオをお聞きのみなさん、
わたしたちはいま、昔から見たらとてもしあわせな時代に
生きているんですよね。

出演者情報:遠藤守哉 青二プロダクション http://www.aoni.co.jp/

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直川隆久 2013年6月16日

すわせろ!
 
         ストーリー 直川隆久
            出演 遠藤守哉

いやあ、タバコも高くなったねえ。今、2万円でしょ。一箱。
むちゃくちゃだよね。
だから最近はこれですよ。第3のタバコっていうんですか。
なんか原料は街路樹の落ち葉とかでつくってるらしいけどね。
まあ、意外とこれが、慣れるといけるんだよね。
しゅぼっ。
ま、タバコの快感って、要は酸欠だから。
すーっ…ぱは~…うん。効く効く。
…ちゅうことで煙を吸うことが大事なんであってね。
タバコの葉っぱじゃなくてもよかった…
ここに気付いたってのはまあ、我々たばこのみにとっての、
コペルニクス的転回でしたわな。

知ってます?
ノンニコチン・ノンタールで今売れてる「メビウスゼロ」って、
あれ、紙だからね。中身。100パー。うん。
いちど、バラしたことがあるのね。
そうしたら、メモ用紙を丸めたのが入ってた。
あれで一箱800円とるんだから、マーケティングってなぁえらいもんだよね。2万円の横にあったら、そりゃ800円なんて安く見えるもの。
タバコ売場に置くだけで、ただのメモ用紙がねえ、
800円になるんだから。

そうそう。街にもね、いろんな煙を吸わせる店が出てきたよね。
表参道あたりじゃ、煙バーってのができたって。
そこはね、高級葉巻とかもあるんだけど、
そういうのはもはや「クール」じゃないんだってさ。
で、なに吸ってるかっていうと、サンマの煙とかウナギの煙とからしいね。
サンマを焼いてさ、その煙をこう、すぱ~…っと。
そりゃ、モノにはこだわってるみたいですよ。
ウナギは天然モノじゃなきゃいけないとか。
いや、中身は食っても食わなくてもいいんだけど、
大事なのは煙なんだって。
まったく、金持ちってのは妙な事考えるよな。
その店にはさ、その日の気分でどんな煙がいいか
アドバイスしてくれる人がいて、それをケムリエって言うんだってさ。
…なんだ、そのダジャレが言いたいだけなんじゃないのかって、
気もするけどね。

でも、なんか一部でさあ、
マニアックつうかアブノーマルなやつもでてきてるみたいだね。
ほら、こないだ某有名俳優がなくなったその火葬場で、
煙突にビニール袋をかぶせて逮捕された奴がいるでしょ。
あれね、そういう煙をさばくルートがあるらしいんですよ。
そういう……ってのは、まあ、あれですよ。
有名人の、亡骸を燃やした時のナニを…
まあ、アレするってことらしいんだけどね。
いやあ、まあ、えらい時代になりましたよ。

あ、そうそう。
私の知り合いでねえ、
大麻の葉っぱをアパートに大量に隠し持ってたやつがいてね。
たくさん持ってる癖に、仲間内にもなかなか回そうとしないヤな野郎でさ。
で、そいつ、部屋で一服きめてうっとりしてる間に火事出しちゃって
焼け死んだんだけどね。アパート全焼。
葉っぱごと。そんときゃみんな感謝したね。
町中、いい匂いの煙でいっぱいだったもの。
みんな、とにかく鼻の穴全開で煙吸いこみながら、
手ぇあわせておがんでたよ。ああ、ありがたいってね。
私もまぁ、死ぬときゃそんなふうに逝きたいもんですよね、
生きてる間はせいぜい煙たがられてもね、
死んで煙になったら嬉々として吸われたい…なんてね、
シャレになっちゃいましたけど。

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井村光明 2013年3月3日

「負け戦」

         ストーリー 井村光明
            出演 遠藤守哉

30分ぶりに赤い花が手渡され、僕は椅子から立ちあがった。
花といっても造花だけど。
白いボードを振り返り、石川4区の枝川くんの名前の上に花をくっつけた。
この選挙区は、野党から人気のプロレスラーが出馬して苦戦してたとこだっけ。
枝川くん、良くやってくれた。
会場に拍手が響く。でも、どこかうつろだ。
仕方ない。開票が始まって、もう4時間もたつのに、
250人の候補者名が書かれた白いボードに、花はちらほらしか咲いてない。
枝川くんで花をつけるのは最後かな。。
やっぱり、たくさん余っちゃったなあ、赤い造花・・・
僕は現職の総理大臣。
でも今は、政権与党の代表として、党本部で開票に臨んでいる。
あと数議席残ってはいるが、まあ焼け石に水だろう。
会場のソデには片目のダルマや、その横に大きな酒樽も見える。
ここだけじゃない。全国の候補者の事務所にも置いてあると思うと、
相当な数が無駄になったはずだ。
しかし、まさかここまでとは・・・惨敗だ。
敗因はいろいろあるが、とどめは、やはり景気対策だったのだろう。
高齢化による社会保障費と国の借金の増大。
僕は庶民派総理として、明るい未来のために、極力無駄をはぶき、
財政削減に邁進してみたんだけど。
その結果が、これだ。
そういえば、選挙準備の時、
「どうせ無駄になるんだから、当選者につける赤い花、
用意を半分くらいに削減してはどうか」という意見も出てたけど、
「縁起が悪いから」と人数分発注したっけ。
やっぱりこんなに余っちゃって。
まあ、花屋の景気には貢献できたかな。
景気対策で負けたのに、皮肉なものだ。

「お車の用意ができました。ご自宅でよろしいですか?」と、
秘書が耳打ちしてくる。
帰りたくないなあ。
いわばリストラだ。帰っても、妻や娘が、そして僕も気を遣う。
かといって、僕がリストラされたのは国民全員にもバレバレだ。
どこに行ったって、誰かに気を遣わせてしまうだろう。
そして、ここに居座るのも片付けの邪魔になる。
「千葉へ」と僕は言った。

「こんな時間に、何しに来たの?」
千葉の実家で一人暮らしの母は、まだ起きていた。
「いや、カーネーションがたくさん余っちゃってさ」
僕は、持ってきたダンボール箱を手渡した。
「あらまあ~。ん?あんたバカねえ。これはバラよ(笑)」
「あれ、そうだっけ?」
照れ臭い僕は、とぼけてみせた。
当選者用の余った赤い花。300輪はあるだろう。
政治家の母が、その意味をわからぬはずがない。
が、
「ありがと、こんなにたくさん。うち中がバラ園になりそうだわね~。
うーん、いい匂い」
「母さん、それ造花だよ」と言うと、
「わかってるわよ。ボケてみただけ~」と言って僕を笑わせてくれた。
母は、もう85だ。まだ達者だが、本当にボケる日も近いだろう。
選挙では、国民や企業や労組や各種団体から応援してもらった。
しかし、それは一瞬で、恐ろしい「貸し」に変わる。
妻や娘たちからの声援ですら、重たいものとなる。
しかし、母は、別だ。
「何か食べるかい?あんたのことだから一生懸命やったんだろう。
気にすることないさ。」
もし僕が戦争を起こし日本を焦土にしてしまっても、
母は同じように言うのだろう。
「モンスター」と呼ばれることのなかった、僕たちの親の世代。
高齢化社会は大変だと言うが、
僕たちを無条件に受け入れてくれる母さんや父さんが、
まだたくさんいてくれるということなのだ。
ずっと生きててくれないと、こんな夜、行く場所がなくなっちゃうよ・・・
だからこそ、将来の負担増に備えて、財政支出は切りつめとかないと、って
思ったんだけどなあ。
ばらまくんだろうなあ、新しい総理。
母は、「がんばれがんばれ。」と見送ってくれた。
あと数日で総理じゃなくなっちゃう僕だけど、
もちろんこれから野党としてがんばる所存だよ!応援よろしくね、母さん。

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直川隆久 2013年2月17日

砂漠にて

         ストーリー 直川隆久
            出演 遠藤守哉

茫漠たる砂の海を、もう何日歩きづめだろうか。
地平線を目でなぞり、集落はないかと探す。

と、視界の端に、地表から立ち上がる直線を見た気がして、ぎょっとする。
私はナップザックから双眼鏡を取り出す。
直線、すなわち構造物。
そんなものが、まだこの世に存在しているのか。あらゆる都市が壊滅し、
人間のほとんどが死に絶えたこの世に。

もう一度双眼鏡をのぞく…棒の上に、赤い光と…その横には、緑の光。
信号だ。
――信号?
この砂漠の真ん中に?

何ヶ月ぶりかで人工物を見た。
なぜそんなものがあるのか、それはわからないがしかし…
誰かが、何らかの目的で設置したことは確かだろう。
私の目は人間の影を求めて動くが、人間はおろかハゲタカ一羽飛んでいない。

それにしても――砂漠に立つ信号なんて、
まだ文明があった時代には滑稽に思えただろう。
だが今は!
この赤い光はなんと心に温かいことか!
私は魅入られたように、その信号に向かって歩を進める。
交通規制!
なんて懐かしい響き!
方向も変化もなく、ただただひろがる砂。砂。砂。
その無意味さに、私はもう耐えられなくなりそうだったのだ。

意味、目標、方向づけ、ルール。
そういったものがなければ心の平安がえられない。
やはり私は都市に適応した生物だったのだと痛感する。

そのとき、ぐらりと足元の地面が揺れた。

信号の下の地面が小山のように盛り上がり、
象の皮膚のような質感の巨大な肉の塊が姿を見せた。
そのてっぺんから信号が生えている。
私の足元に直径10メールばかりの黒い穴がぼかりと空いた。
足の下の砂が、奔流のように、その穴に流れ落ちて行く。
しまった…
そうか――この信号は、いわばチョウチンアンコウのチョウチン――
誘引突起だったのか。
スナクジラとかいう化け物の噂を、ずいぶん昔、聞いたのを思い出す。

私は、地すべりのような砂の流れと一緒に、
その得体の知れない生き物の口に飲み込まれてゆく。
文明消滅後の人間心理まで利用するとは、
自然の叡智というやつはまったくはかりしれない――

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直川隆久 2013年1月20日

負ける男

         ストーリー 直川隆久
          出演 遠藤守哉

高原。あえて言葉を選ばずに言おう。
俺はおまえに死んでほしい。
娘の愛美が、“会わせたい人がいる”と俺に言ってきたときから
いやな予感はしていたんだ。
年が離れてるとはきいてたが、
まさか自分の同い年の男が来るとは思わないじゃないか。
正月早々、とんだご挨拶だ。
さらに、あろうことか、おまえだなんて。
なんでおまえなんだ。
忘れたとは言わせんよ。
30…32年前か。
山岳部のアイドルだった平岡祥子をかっさらって行ったのは、
おまえじゃないか。

就職活動の時期が来ても、
七大陸最高峰無酸素登頂の夢を語るおまえを、おれは疎ましい思いで見ていた。
就職活動に駆けずり回っている俺を、バカにされているような気がしていたんだ。
だから最大手都銀から内定をもらったとき、俺は、勝ったと思ったよ。
だからその日におれは、平岡に告白した。
で、手痛くふられたよ。好きなのは、高原君ですってな。

平岡は、そのことは言っていたか。なかったか。
まあ、そうだろうな。
おまえがどういうつもりかしらんがな。
その時点で、おまえは俺に借りがあるんだよ。
借りだろう?借りだよ、そんなものは。
卒業後もおまえは結局就職せず、
個人的にスポンサーを集めながら冒険旅行を繰り返してたな。
熊みたいなお前の容貌は安心感を与えるんだろう、
スポンサーにも人気があった。
おまえ達夫婦がときおりテレビ番組で取り上げられるたび、
俺は見ないふりをするのに必死だったよ。
なぜって? 
おまえは俺をみじめにさせるんだよ。
冒険ができない俺を、人生にせよ山にせよ、
確実なルートでしか登攀できない俺を。
 
そうやって、前途洋々のおまえだったじゃないか。いつの間に別れたんだ。
平岡祥子と。

…癌?

それは知らなかった。
苦しんだのか。
…そうか。
しかし、それにしても…おまえはどこまでも主人公だな。

愛美とはどこで知り合ったんだ。
環境保護NPOの事務局で…?
ライチョウの写真を見せて話しているあいだに意気投合、だと?
ふん。紋切り型だな。まったくもって紋切り型だ。
だから、そんな団体に出入りさせたくなかったんだ。
おまえ達のそういうところが、俺は嫌いなんだ。
その、自分の純粋さを疑わない感じが。
のほほんとしたおまえらのとばっちりを受けるこっちの身にもなれ。
なにがライチョウだ。
なんだ。不満か?
おまえのストーリーの中では、俺は悪役だろうな。
や、誰が考えてもそうさ。
年の差を愛で乗り越えようとしている二人の前に立ちふさがる
保守的な親父という構図だ。
自分の無粋さも自覚できない、イタい男さ。
だがな、俺の人生は映画じゃない。
客のものじゃない、俺のものだ。俺が主人公だ!
ものわかりのいいふりをする気はないんだ。

ああ…。

…なんで、愛美はおまえみたいなくだらないのにつかまったんだ。
と言えればラクだろうさ。
2年のとき――槍ヶ岳で高山病にかかってふらつく俺を、
おぶって下山して、俺を責めるような目をただの一瞬もしなかった――
おまえがそういう男でさえなけりゃ、ラクだろうさ。

なんで、そうやって何度も俺に負けを味わわせるんだ。
ちくしょう、大きな声をださせやがって。愛美にきこえるだろう。
おい。そんなふうに、困った顔で、頭をかかえるんじゃない。
泣きたいのは、こっちなんだよ。
 

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