蛭田瑞穂 14年7月20日放送

140720-081
pierre pouliquin
それぞれの人生⑧ ガルシア・マルケス

世界的ベストセラー『百年の孤独』の作者として知られる
ガブリエル・ガルシア・マルケス。
今年の4月、87歳でこの世を去った。

『百年の孤独』にはこんなエピソードがある。

『百年の孤独』を書き上げた時、彼はまだ売れない作家。
原稿の束を出版社に郵送しようとしたところ、
重量がありすぎて郵送代が払えなかった。
そこでマルケスは原稿をふたつに分け、半分をまず出版社に送った。
しかし、あとになり、郵送したのは
後半の半分だったことに気づいたという。

現在では40以上の言語に翻訳され、世界中で愛される『百年の孤独』。
作者の亡き後も永く読み継がれるにちがいない。

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