奥村広乃 15年5月31日放送

150531-07
Amelien (Fr)
写真家のいろは歌

明日6月1日は、写真の日。

アマチュア写真家 安井仲治(やすいなかじ)。
彼が考えた
「写真家四十八宜(しゃしんをうつすひとよんじゅうはちよろし)」。
そこには、48もの写真家への言葉がある。

い、「いつそスラムプは大なるがよろし」
ろ、「ろくでもないものは感心せぬがよろし」
は、「ハツと感じたら写すがよろし」
など。
1940年に発表されたものだが、
現在に通じるものも多い。

ざまざまな技巧に、精力的に取り組みながら
常に被写体の人間らしさを見失わなかった安井仲治。
この「写真家四十八宜」からも、
写真の向こう側にいる人間への思慮がうかがえる。

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