佐藤延夫 20年8月1日放送


あまがっぱ
湧水散歩 お鷹の道・真姿の池湧水群

江戸時代。
幕府は、江戸城を中心とした20キロ圏内の村を、
御鷹場という鷹狩りの拠点にした。
西国分寺にあるお鷹の道は、
その名の通り、狩り場へ続く小径だったと言われている。
崖から滲み出た湧き水が集まり、
遊歩道に沿うように水路が流れる。
東京でも数少ない自然湧水の場所となっている。

お鷹の道から続く真姿の池は、
平安時代、玉造小町という絶世の美女が
池の水で身を清めたところ、
病がたちどころに治ったという伝説が残されている。

国分寺市から世田谷区に位置する武蔵野段丘の一部は
ハケと呼ばれており、崖がハケに変わったのか、
湧水を吐き出すからハケなのか、その由来はわかっていないそうだ。

今日8月1日は、水の日。
きれいな水に会いたくなる。

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