2016 年 2 月 14 日 のアーカイブ

蛭田瑞穂 16年2月14日放送

160214-01

バレンタインデー① Unforgettable

昨年の12月31日、
歌手ナタリー・コールの訃報が世界を駆け巡った。

ジャズ・ピアニスト、ナット・キング・コールの
娘として生まれたナタリー・コール。

1991年に彼女は亡き父の代表曲、
「アンフォゲッタブル」の音源と自分の歌声をオーバーダビングさせ、
時を超えた親子のデュエットを実現させた。

ふたりは歌う。

 忘れられない どんな時も
 あなたは永遠に私の中で生き続ける
 忘れられない人のいることが
 こんなに素晴らしいことならば
 私もあなたの忘れられない人になりたい

今日は愛を伝える日。

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蛭田瑞穂 16年2月14日放送

160214-02
Wilhelmine
バレンタインデー② Endless Love

2013年のバレンタインデーにビルボード誌が発表した、
「名前に“LOVE”がつくラブソング オールタイムベスト50」。

1位に輝いたのが1981年にリリースされた
ライオネル・リッチーとダイアナ・ロスの
デュエット曲「エンドレス・ラブ」。

 愛しい君
 君は僕のたったひとつの真実

ライオネル・リッチーが歌いかけると、
ダイアナ・ロスが応える。

 私が初めて愛した人
 私の呼吸のひとつひとつ
 歩く一歩一歩があなたそのもの

そしてふたりは声を重ねる。

 あなたの瞳が
 愛の深さを教えてくれる
 あなたは私の永遠の愛

今日は愛を伝える日。

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蛭田瑞穂 16年2月14日放送

160214-03

バレンタインデー③ Way Back Into Love

ドリュー・バリモアとヒュー・グラントの主演映画
『ラブソングができるまで』。
劇中、ふたりがラブソングを共同制作する場面がある。

「歌詞は思い浮かんだことを書けばいいのさ。たかが歌詞なんだから」

そう言うヒュー・グラントに、ドリュー・バリモアが反論する。

「たかが歌詞ですって? あなたは何もわかってないわ。
 メロディが初めて会った人の外見の魅力とすれば
 歌詞はその人を知ることで見えてくる内面の物語。
 ふたつが合わさることで魔法が生まれるのよ」

人は誰もメロディと歌詞を持っている。
恋をすると、その人の歌が聞こえてくる。

今日は愛を伝える日。

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森由里佳 16年2月14日放送

160214-04

バレンタインデー④ 愛を歌う人

ナット・キング・コール。
たとえその名を知らずとも、
彼の遺したヒット曲、
L-O-V-Eを知らない人はいないだろう。

彼は、世界中にこの歌がとどくことを願って、
英語の他に、5か国語もの訳を歌いこなした。
そして、その幸運な5つの言葉の中には、
うれしいことに、日本語も含まれている。

 “L”と書いたらLook at me
 “O”とつづけてO.K.
 “V”はやさしい文字Very good
 “E”と結べば愛の字L・O・V・E

この歌に背中を押された恋は、世界でいくつあるのだろう。

今日は愛を伝える日。

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森由里佳 16年2月14日放送

160214-05

バレンタインデー⑤愛を描く人

たった3本の映画を撮って、
引退してしまった映画監督がいた。

リチャード・カーティス。

「ノッティングヒルの恋人」や、
「ブリジットジョーンズの日記」の脚本家としても活躍し、
ラブコメディの帝王という異名を持つ。
初監督作品が「ラブ・アクチュアリー」と聞けば、
彼の映画監督としての手腕は想像にかたくないだろう。

そんな彼が引退を決めた理由は、実に彼らしいものだった。

 監督という仕事は、一つの場所にじっとしてはいられない。
 結果、長い間、家族と離れなくてはならなかった。
 そんな時間の使い方は、もうしたくない。
 大切な時間を、愛すべき家族や友人と満足のいくまで過ごしたいんだ。

愛を描ける人は、愛をたいせつにできる人。

今日は、愛を伝える日。

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森由里佳 16年2月14日放送

160214-06

バレンタインデー⑥ 愛を書く人

「愛している。」
なんて、あまい言葉は舌に合わない。
明治の日本に、そんな男がいた。

彼が妻と結婚して、4年ほど経ったころ。
男は、英語教育の研究のため、国から留学を命じられる。
行き先はイギリス。
遠く離れた異国の地での2年間、
さすがの日本男児も、妻にあてた手紙には本音をつづった。

 おれの様な不人情なものでも、頻り(しきり)にお前が恋しい。
 これだけは奇特と云って褒めてもらわなければならぬ。

愛という言葉を使わずに愛を伝えたその男の名前は、夏目漱石。

今日は、愛を伝える日。

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佐藤日登美 16年2月14日放送

160214-07

バレンタインデー⑦ Choosing Life and Finding Meaning

Facebook初の女性役員であるシェリル・サンドバーグ。
仕事も家事もこなす彼女は、著書「Lean In」のなかで
「結婚するなら、人生の真のパートナーとなるような相手を選びなさい」と話す。

シェリルの最大の理解者であった夫、デイブ・ゴールバーグは、しかし、
2015年に不慮の事故で亡くなった。

悲しみに暮れるなか、彼女はFacebookに綴った。

デイブ、いまのわたしにはこの世にあなたがいない、
という選択肢しか残されていない。
それでも、あなたを追悼し、子どもたちを立派に育てあげるためにも、
いまを最高のものにしてやる、と約束するわ。

彼女の悲しみに終わりはなく、そして、その愛にも終わりはない。

今日は愛を伝える日。

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佐藤日登美 16年2月14日放送

160214-08

バレンタインデー⑧ キスチョコ

世界的なチョコレート・メーカー、ハーシー社を設立した
ミルトン・ハーシー。

彼が、あの有名なキスチョコを生み出したのは、
今から100年以上前のことだ。
チョコレートが機械から押し出されるときに発せられる
「チュッ」という音から、
その名がつけられたと言われている。

ミスターグッドバイ、ハーシーズシロップ、クラッケルバーなど、
さまざまな商品を世に送り出したハーシー。
なかでもひときわキスチョコが人気を誇っているのは、
その可愛らしい見た目と、ちょっぴり刺激的な名前のせいだろうか。

その小さなチョコレートは、思いを乗せて、今日も届けられる。

今日は愛を伝える日。

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