先日、超ハイクオリティの
ラジオCMをつくりつづける会社
RンダムハウスのT島さんから
「もっとインドア派に向けても五島の良さを教えてください・・・」
と言われた。
インドア派に?五島の良さを?
・・・五島に行く必要ないんじゃないか。と正直思ったが、何かあるだろうか?
たとえば、コンカナ王国。
鬼岳のふもとに広がる、温泉を有するリゾート。
あとは、何だろう?
昔だったら素敵な映画館があったんだけどなあ。
正確に言うと、田舎でしかありえない豪華3本立てが見られる映画館。
僕の最初の映画の記憶は「ET」で、
そのとき、ほかに「ナビゲーター」っていう別の宇宙ものと、あともう一本、
なんだったっけ、ぜったい違うはずなのにさっきから「エマニエル夫人」という
タイトルだけが浮かんでくる、、、とにかく3本立てだった。
考えてみれば、よー3本も続けて映画を見るわ。
終わったころには1本目の内容忘れてしまうやろ。
まあでもとにかく映画館はもうない。
ボーリング場?なくなったよね。今またあるんだっけ?
とかいろいろ思いをめぐらせていたら、
T島さんが、ぽつりと「ほら、おいしい食べ物とか・・・」ともらす。
ええ、そうなの?インドア派って、おいしい食事っていうことなの?
言葉づかい的にちょっと違うんじゃないの?と思ったけど、
五島のはなしをいつも読んでくださっているとのことだったので、
そこはスーパーにこやかに「こんど美味しい店のこと書きます!」と答えた。
まず、毎回帰省したときに立ち寄る
焼き鳥のお店「鳥羽」(とば)。ここ、うまいです。
この夏行ったときは、冷製パスタが抜群にうまかった。
いま書いた話の流れ、明らかにおかしいけど、でも事実だからしょうがない。
焼き鳥と言えば、
この夏はじめて行った「とりせん」(せんは漢字だったかも)
もうまかったなあ。
あと、お好み焼き「鉄平」。
ふんわり独特のお好み焼きを食べさせてくれます。
味噌ラーメンもうまい。
ちなみに僕の同級生の名前がこの店の名前。
あと、「望月」のサービスステーキ。
・・・もうたぶん20年近く食べてないけど。
子どもの頃、こんなうまいものはないと思ってました。
でも去年だったけな、雑誌エスクワイアの島特集のとき
「望月」が載ってましたから。相変わらずうまいんでしょう。
ああ、五島牛のうまさを全国の人に知ってほしい。
あとは、香珠子(こうじゅし)海岸にある「椿茶屋」とか
海鮮料理の「心誠」(しんせい)とか、割烹の「奴」(やっこ)とか。
五島ならでは、が食べられます。
でも、年に2回帰省するだけの、しかも基本食に
あまりこだわりのない人間の情報だから、たぶん限定的です。
だれか、五島の食情報、
T島さんに教えてあげて!
中村直史の「五島のはなし」
五島のはなし(114)
五島のはなし(112)
いままでルアーをあまり信じてませんでした。
ルアーとは、魚釣りに使う、たいていは魚の形を模した、擬似的なエサです。
小魚のように見せかけ、
ふだん小魚をエサとしている大きめの魚を釣るわけです。
子どものころから本当のエサを使った
釣りに親しんできた僕としては、
ルアーなんかでめったに釣れるものではない、と思っていたし
なんかこう都会のファッション的行為に思えたりもして敬遠してたわけです。
それがいろんないきさつで興味を持ち始め、
今回、五島の帰省中にいろいろ試してみることにした。
(あーほんとすみません、釣りの話ばっかりで)
(でもほら釣りの話って、釣りの話をメタファーにした人生の話だったりしますし)
(・・・正直、これは違いますけど)
で、前回の僕の兄が大きなイカを
見せびらかしてる写真をとった場所
(ちなみにマブシという場所です。兄と僕の釣りの聖地というか、ホームグラウンドというか、そういう場所です。)
で、あらかじめネットで入手していた「キビナゴ・バイブレーション」というルアーを投げてみた。
するとどうです、いきなりガツンとあたりが来て
マダイが釣れたですよ!
うひょー。
やっぱ五島すごい!
こんなにあっさり釣れるとは!
その後も、カマスだとかエソだとかハタが釣れて
もうほんと海辺にいるのが楽しくてしょうがなくって
で、調子に乗りすぎて、海に転落し、ケータイをダメにしてしまった。
(あ、そーだ、ケータイのデータをすべて失ったので、
ぼくのケータイのアドレスとか電話番号を知ってる人、僕に一度連絡ください!
いままでの番号とアドレスで通じますから!おねがいします!)
あ、それで、最初に釣ったマダイの口の中には
マダイの口の中で一生を過ごす「タイノエ」という
生きものがツガイでいたのだけど、
このタイノエもまるまる太っていて、
五島の海の豊饒さを感じさせた。
ちなみに、タイノエってこんな生きもの↓

Source=Transferred from [http://en.wikipedia.org en.wikipedia
五島のはなし(111)
お盆休みの1週間、五島で魚釣りをする。
このことを、僕の兄は「命の洗濯」と呼んでいる。
都会で1年間ためた命の汚れは、
なかなかひどいものなのか、
とりつかれたように毎日海に向かう。
今年、命の洗濯はエギングで行う、と兄は決めていた。
エギングとは、アオリイカ(五島ではミズイカと呼ぶ)を、
エギと呼ばれる専用のルアーで釣ることだ。
ちなみにエギは漢字で餌木と書く。
兄はいままでやったことのなかった(僕もやったことなかったが)この
エギングなる釣り方を、五島に帰省する前に必死に勉強し、
こまめに釣り具屋に通って道具を揃え、
五島での本番に臨んだ。
一年間のうっぷんを五島での釣りではらそうとする、
そのけなげな姿を五島の釣りの神様はずっと見てたのでしょう。
兄はよく釣りました。釣りまくった、と言っても過言ではないほど。
ベストシーズンではない五島のアオリイカを。
釣った感触を何度も何度も思い出しながら、
(職場の同僚にちゃっかり自慢話もしながら)
兄はまた1年、都会暮らしをがんばることでしょう。
五島のはなし(110)
そーいえば、もうすぐ公開の映画「悪人」。
主演:つまぶきさとし、と、あとだれだっけど忘れしたあの演技が上手な女優!
のロケ地は五島・福江島です。
大瀬崎灯台近辺です。
見てください。
「悪人」と聞いたら、五島を思い出してください。
五島=悪人 です。
























