蛭田組・星合摩美

星合摩美 19年2月17日放送

Foodista
スープ ポトフ

フランスの家庭料理、ポトフ。

ポトフとはフランス語で「火にかけた鍋」を意味する。
料理の起源を感じさせるその名の通り、
大きめにカットした肉と野菜を煮込むだけの素朴なスープ。

具材の種類や作り方にも、堅苦しい決まりはない。
とはいえ、そこは美食の国。

食べる時は、スープはスープ皿に、肉や野菜は別の皿に盛り付け、
塩やマスタードやサワークリームなどを添え、
味の変化を楽しむのが本場の流儀だという。


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星合摩美 19年2月17日放送


スープ ベートーベンの愛したスープ

ドイツの偉大なる作曲家ベートーベンは、
食へのこだわりが強かったと言われている。

なかでも好んだメニューは、パンと卵のスープ。
パンをスープで煮込み、いくつもの生卵を混ぜ入れて食べる。
使う卵も家政婦に任せず、自ら品定めをしたという。

ベートーベンはこんな言葉を残している。

「純粋な心だけが、美味しいスープを作る」


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星合摩美 19年1月13日放送

190113-05 sor
酒の肴 酒盗

魚の内臓を使った塩辛「酒盗」
酒を盗むと書くその名の由来は、江戸末期まで遡る。

第12代土佐藩主の山内豊資(ヤマウチトヨスケ)が、
「盗んで飲みたくなるほど酒が進む」と絶賛したことから名付けられたという。
栄養価も高く、豊富に含まれるオルニチンには
肝臓の機能を高める効果があるともいわれる。

美味しさのみならず、体にも嬉しい酒盗。
とはいえ、飲み過ぎにはくれぐれも気をつけたい。


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星合摩美 19年1月13日放送

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酒の肴 ぬき

蕎麦屋で酒を楽しむ江戸っ子の、粋な肴といえば「ぬき」。

蕎麦を抜いたものを意味する略語で、
中でも人気は、天ぷら蕎麦から蕎麦を抜いた「天ぬき」だ。
かつお節が香る熱々のつゆと天ぷらを肴に、酒を楽しむ。

「天ぬき」が生まれた背景には、
酒を飲んでいる間に蕎麦が伸びるのを避けるため、という説もあるが、
腹が膨らむつまみはよろしくないという、酒飲みの美学もあるのだとか。

ところで、蕎麦屋で蕎麦のない「ぬき」を頼むのは失礼に当たることから、
注文が許されるのは10年通った常連だけ、という話もあるようです。


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星合摩美 18年12月16日放送

181216-07
一枚の、白紙

日本には手紙を一枚で書き終えた場合、
もう一枚白紙を添えるという習慣がある。

由来は諸説ある。
昔は紙が貴重品であったため、返信用に添えたという説。
文面は短くなってしまったが、
本当はもっと書きたいという気持ちを表したという説。
裏側から透けて、他人に読まれるのを防ぐためという説もある。
いずれにせよ、一枚の白紙には相手への敬意と気遣いが込められている。

今日は紙の記念日。
メールやSNSも便利だけれど、
たまには大切なひとに、一筆いかがですか。


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星合摩美 18年12月16日放送

181216-08
一枚の、折り紙

一枚の紙から鶴が生まれ、朝顔が咲く。
日本のおりがみの歴史は古い。

平安時代にはすでにカエルの折り方があったという。
おなじみの鶴ややっこさんが登場したのは、室町時代と言われている。
とはいえ当時、紙は高級品。
庶民が遊ぶようになるのは、
和紙の生産量が増えた江戸時代に入ってからのこと。

現代ではおりがみは遊びの枠を越え、
リハビリや、人工衛星の太陽電池パネルの設計にも応用されている。
話題の山手線新駅「高輪ゲートウェイ」の屋根のデザインも、
おりがみをモチーフにしたという。

おりがみの歴史は未来へと続く。


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星合摩美 18年11月18日放送

181118-07 daverson
AIと東大

ロボットは東大に合格できるのか。
国立情報学研究所は、AIの可能性を探るプロジェクトを開始した。
目標はAIを、センター試験の東大合格レベルにまで育てること。

学習には、ビックデータとディープラーニングを使用。
成績は伸び続け、4年後の模試では偏差値57.8をマーク。
このままいけば合格か?と思われた1年後、
プロジェクトの断念が発表された。
理由は、AIの読解力がそれ以上伸びなかったから。
答え以前に、問題の意味がわからないケースも多かったという。

人間の仕事を奪うとも言われるAIの意外な結末。
ホッとした人もいるかもしれないが、
わたしたちも油断せず、学び続ける必要がありそうだ。


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星合摩美 18年11月18日放送

181118-08
AIと読書

あなたにぴったりの本を探します。
近畿大学は、人工知能を使って、
おすすめの本を探し出すシステムを開発した。

SNSの投稿内容からひとり一人の性格を分析。
同時に7万冊の書評を分析し、
最も近いスコアの本を、おすすめ本として抽出する。

読書離れが進む学生に、
本を読んでもらおうとはじまったマッチングサービス。
実際、図書館の貸し出し冊数が160パーセントも増加したという。

このサービスは、学生だけでなく一般の人も利用することができる。
今年の秋は、AIのおすすめ本で読書なんてどうだろう。


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星合摩美 18年10月21日放送

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ゲーム トランプ

日本人に馴染みの深いカードゲーム、トランプ。

発祥は古代エジプトとも中国ともいわれ、
古くから世界中で親しまれているが、
じつは「トランプ」というのは日本特有の呼び名である。

「トランプ」という言葉は、英語圏では「切り札」を意味する。
明治時代、トランプで遊ぶ外国人が「trump」、
つまり切り札という言葉を頻繁に口にした。
それを見ていた日本人が、
カードゲームの名前と勘違いしたという。

この間違いは正されることなく、今に至っている。


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星合摩美 18年10月21日放送

181021-08 Photo by rockindave1
ゲーム ジョーカー

トランプのカードにジョーカーが含まれるようになったのは、
19世紀末のこと。

アメリカで「ユーカー」というゲームが流行した時、
最強の切り札として追加され、
やがてトランプに欠くことのできないカードとして定着した。

ジョーカーは、ゲームによってさまざまな役割を持つ。
ポーカーでは切り札に、ババ抜きでは疫病神に。

かのスヌーピーはこんなことを言っている。

配られたカードで勝負するしかないのさ。
それがどういう意味であれ。

そう、ジョーカーを生かすも殺すも、当人次第。


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