蛭田組・森由里佳

森由里佳 19年10月13日放送


深海  深海の光

チョウチンアンコウ。
実はこの魚、数が少ない上に
捕まえることが難しいため、
なかなかお目にかかれない深海魚だ。

それなのに、どんな姿をしているのか、
多くの人が想像に難くないからおもしろい。

おそらく、その原因は
あのアイコニックなチョウチンだろう。

実はあのチョウチン、
発光性のバクテリアとの共存のたまものである事がわかってきている。
あのチョウチンの先で、たくさんのバクテリアを飼っているわけだ。

そう思うと、あのいかめしい顔も、なんだかやさしく見えてくる。



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森由里佳 19年10月13日放送


深海  しんかいの技術

日本が誇る有人潜水調査船、
しんかい6500。

その名の通り、
水深6500mまで潜ることができる。

しかし、レアメタルなどの海底資源をめぐり
各国がこぞって開発を続けているため、
7年前には中国が7020mという記録を出したり、
日本でも既にしんかい12000の開発が進んでいたりと、
潜水競争は激化の一途をたどっている。

しかし驚くべきは、
しんかい6500が開発されたのが、1989年だということだ。
30年前の技術が、今もなお世界を相手に
次々と成果をあげているということになる。
日本の底知れぬ技術力が、
海の底を明らかにする日も近いかもしれない。



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森由里佳 19年9月8日放送

S. Weiss
ダンス 自分たちにしかできないダンス

慶應義塾大学のジャズダンスサークル「SIG(シグ)」は今年創設20年を迎える。
サークルで振付を指導する振付家、高柳明子は言う。
「ただのダンスなら、やる意味がない」。

高柳によれば、ダンスは音楽に合わせてただ体を動かすことではない。
振付は、体に込めたエネルギーの移動そのものであり、
そのエネルギーのうねりをダンサー全員で共有し、大きくしていく。
それこそが、そのメンバーでやる意味のあるダンスなのだと。

高柳、そしてSIGの目指すダンスは、一人よがりでは決して踊ることができない。
その時、そこに集うメンバーでグルーヴを生んでこそ、
ほんとうの意味で、全員で踊るダンスになるのだ。


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森由里佳 19年9月8日放送

kaetidh
ダンス 伝わるダンス

みなさんは、ダンス作品を見たことがあるだろうか。
どうやら、振付家の指示通りに踊ればいい作品ができる、
というわけではないようだ。

慶應義塾大学のジャズダンスサークルSIG(シグ)で振付を指導する
振付家・高柳明子はある時、練習中のダンサーたちの動きを止めた。
「それでは伝わらない」。

しんと静まり返るダンススタジオ。
汗をぬぐうダンサーたちの荒い息遣いだけが聞こえる中、高柳は言った。
「与えられた世界観を再現するのではなく、自分の世界を表現してほしい。」

一人ひとり、思い思いの表現があってこそ、
想像以上の作品が生まれるということなのだろう。


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森由里佳 19年9月8日放送

Mark-Strozier
ダンス バタフライ・エフェクト

今年で20周年を迎える、ジャズダンスサークル、慶應義塾大学SIG(シグ)。
その節目を記念する公演がある。

現役の大学生と卒業生が一緒に舞台に上がるこの公演のタイトルは、「バタフライ」。
一匹の蝶のはばたきが、
遠くの場所で大きな竜巻を起こすかもしれないという、
「バタフライ・エフェクト」と呼ばれる言葉に由来する。

小さな出会いや、少しの時間の積み重ねが、大きな奇跡を巻き起こす。
そんな希望を込め、およそ170人のダンサーたちが今日、
世代を超えて、ともにステージの上で舞い踊る。


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森由里佳 19年8月25日放送

bradley j
夏の飲み物  ミントジュレップ

ミントジュレップ。
その響きだけで、
爽やかな氷の音まで聞こえてきそうなこのカクテル。

いくつかあるレシピのうちの一つを紹介します。

たっぷりのミントと少しのシロップをグラスに入れ、
香りがでるように葉をつぶす。
クラッシュドアイスを加えたら、
バーボンウイスキーを注ぎ、よく混ぜる。
氷たちがくすぐったそうに溶けていくので、
さらにクラッシュドアイスを追加して、
ミントの葉を飾れば出来上がり。

思ったより、簡単でしょ。
ミントジュレップで、涼しい夏をお過ごしください。


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森由里佳 19年8月25日放送


夏の飲み物  ミントジュレップ

とあるレースの公式ドリンクである、ミントジュレップ。
バーボンウイスキーとミントが香る、涼やかなカクテルだ。

そのレースでは、2018年から、
カクテルに使うバーボンウイスキーを、
ウッドフォードリザーブに指定した。
バーボンウイスキーの中でも最高峰の格付けを誇る、
スーパープレミアムウイスキーである。

レースの名は、ケンタッキーダービー。
“スポーツの中で最も偉大な2分間”ともいわれる、
最高峰のレースである。


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森由里佳 19年7月14日放送


夏フェス 仕掛け人

47年前に発行された1冊の音楽系同人誌から始まった出版社がある。
以後、彼らが創刊してきた雑誌メディアはすべて、
「読者としてのわたしたちが読みたい雑誌を作る」
という理念が貫かれたものだった。

今は、出版にとどまらず
ウェブやイベント、アパレルまで幅広い事業を行っているその会社。
もちろん、運営する音楽イベントの理念も
「主役は聴き手である参加者」というところを守り抜いている。

会社の名前は、ロッキング・オン・グループ。
数あるフェスの中でも絶大な人気を誇る、
ロック・イン・ジャパン・フェスティバルの仕掛け人である。


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森由里佳 19年7月14日放送


夏フェス ロゴに込めた想い

ロック・イン・ジャパン・フェスティバルを運営する、
ロッキング・オン・グループ。

そのロゴマークは、シンプルなアポストロフィーだ。
会社名Rockin’onの進行形の象徴であり、
音楽シーンをたゆまず進み続けるという決意の表れでもある。

海外フェスを招致するコンサートプロモーターとは異なり、
いちからすべてを創りあげてきた彼らは、
同じフェス運営企業の中でも突出して明確なビジョンを持ち、発信し、
今もひたすら邁進している。


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森由里佳 19年6月9日放送

coron_k
梅雨 雨の名前

梅雨には、たくさんの名前がある。

たとえば、送り梅雨。
たくさんの強い雨と雷を伴う、梅雨が明ける頃の雨のことだ。

俳句などでも季語として使われるこの単語、
意味は
「早く梅雨が明けて欲しい」。

その願いに、
「追い出す」でもなく、「止める」でもなく、
「送る」という言葉を与えた人は、
とてもやさしい人なのだと思います。


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