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薄組・熊埜御堂由香

熊埜御堂由香 17年3月26日放送

170326-07
風のはなし チャーチルの名言

イギリスの政治家、ウィンストン・チャーチルが
風にまつわるこんな言葉を残している。

 Kites rise highest against the wind – not with it.
 凧が一番高く上がるのは、
 風に向かっている時である。
 風に流されている時ではない。


新しい仕事が始まる春。
この言葉を思い出せば、
きっといつでも前を向ける。



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熊埜御堂由香 17年3月26日放送

170326-08
風のはなし 風邪の語源

寒暖の差が大きいこの季節、
風邪をひいているひともいるのでは?

風邪の語源はピューと突然、吹く風のこと。
急にやってくる病で、
とくに悪霊が吹かせる邪悪な風が
人間に災いをもたらしているとされて生まれた言葉。

さぁ、今日も風のいたずらに翻弄されないように
まだまだ暖かくしておでかけください。



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熊埜御堂由香 17年2月26日放送

170226-07
手のはなし 漫画家の手 

漫画、それは手から生まれる芸術のひとつと
いってもいいだろう。
日本を代表する漫画家、浦沢直樹。
彼は、腱鞘炎と闘いながら漫画を書き続けてきた。

「グーでペンを握ると腱鞘炎になりにくいんだ」

インタビューでちょっと得意げに語っていたことがある。
そこまでしても、書きたい。
浦沢さん自身が少年のような心を持ち続けて、今日もペンを握る。


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熊埜御堂由香 17年2月26日放送

170226-08
手のはなし 赤ちゃんの握りこぶし

赤ちゃんは、いつもぎゅっと手を握りしめている。
それは原始反射という生理的な現象だ。
けれど、その握られた手の中に指を差し込むと
握り返してくるから、大人はうれしくなってしまう。

 赤ちゃんの握りこぶしの中には幸福がつまっている。

そんなよく聞く言い伝えは手と手が繋いできた
やりとりから生まれたのかもしれない。
手には、人間の原始的な幸福が宿っているのだ。


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熊埜御堂由香 17年1月29日放送

170129-01
宇宙のはなし 宇宙との距離

アメリカの政治学者、ダニエル・デュードニーは言った。
宇宙は世界中の人から、たった80マイルだ。
多くの人にとって、首都より近い。

イギリスの天文学者、フレッド・ホイル
も言った。

もし、あなたの車が真上に走れるなら、
1時間のドライブで宇宙へ行けるよ


そういわれると、夜空の星に手をさしのべて
捕まえてみたくなりませんか?



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熊埜御堂由香 17年1月29日放送

170129-02
宇宙のはなし ジム・ラヴェル

実はアメリカでは宇宙飛行士は
離婚率が高いという説がある。
宇宙という過酷で特殊な場所が、
恋人たちを離ればなれにするのだ。

そんな中、アポロ13号の船長、ジム・ラヴェルは
幼馴染みのマリリンと一生を添い遂げた、
おしどり夫婦としても知られている。
月面着陸の夢は叶わなかったが、地球上での幸せは叶えたのだ。

そんな彼が残した言葉がある。

 月で親指を立てると、親指の裏に地球が隠れる。
 我々はなんと小さな存在だろう。だがなんと幸せだろう。




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熊埜御堂由香 16年12月25日放送

161225-031
ことばの贈りもの メリークリスマス!

メリークリスマス!
その言葉は、正確に言うと、

「I wish you a merry Christmas.」

キリスト教徒たちが、イエス生誕の日を楽しく過ごせますようにと
声をかけあって生まれた挨拶だった。
メリークリスマス!
それは、ひとがひとを思う、
そんな気持ちがシンプルにこめられた愛の言葉。


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熊埜御堂由香 16年12月25日放送

161225-02 kylehase
ことばの贈りもの 人類という家族

すっかり日本人にとっても大事な年中行事になったクリスマス。
けれど、心の片隅で、
キリスト教徒じゃないけれど浮かれていいのかな?
なんて思いがよぎったら、
クリスマスにまつわるこんな名言を贈ります。

 人類はあらゆる人種や宗教が集まった巨大な家族。
 クリスマスが来て神の愛を思うたびに、
 私たちは皆兄弟であることを
 思い出すのです。


今日は地球がまるごと家族になって
幸せがあふれる日。
さぁ、メリークリスマス!


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熊埜御堂由香 16年11月27日放送

161127-01 Caden Crawford
のりものの話 働くきかんしゃトーマス

イギリスで生まれ、今ではアニメとして
日本の子どもたちにも親しまれている
「きかんしゃトーマス」。

機関車たちが一生懸命、仕事をしながら
繰り返し口にする言葉がある。

僕らは、役に立つ機関車になりたいんだ!

そののりものたちの素直な言葉は、
小さな子どもたちに
人間が働くことの根本的な喜びを伝え続けている。


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熊埜御堂由香 16年10月30日放送

161030-05
お風呂のはなし 夢二と彦乃の湯桶温泉

詩人・画家の竹久夢二とその恋人、笠井彦乃。
1917年に2ヶ月以上の北陸の長旅で
金沢の湯桶温泉へ逗留した。

夢二のファンだった19歳の彦乃が、
画廊へ通ううちに心が通じた。
12歳の歳の差と、夢二の女性遍歴で
親から反対を受け、それを押切り同棲するようになった。

そんなふたりが、もっとも幸せな時間を
すごしたといわれるのが
湯桶温泉だ。
3週間、ゆっくりと湯につかりすごした。

その直後、彦乃は結核にかかり入院してしまう。
父親の反対で夢二と面会もできないうちに
息をひきとった。まだ25歳だった。

夢二はその年の誕生日にこう言った。

 私は三十七歳で死んだことになっているんです。
 彼女が二十五で、私が三十七で死んだのです。


その後も夢二は多くの女性と恋に落ちる。
けれど、彦乃と過ごした湯桶温泉での時間は、
夢二の心の中に、大事に、大事に、しまわれていたに違いない。


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