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茂木彩海 20年6月28日放送

ichigo
パフェの話  パフェの設計

生クリームにチョコレートソースに季節の果物。
そしてアイスクリームとスポンジケーキ。

パフェの要素になるスイーツをひとつずつ並べてみても、
やっぱりパフェを目の前にした時の高揚感とは比べ物にならない。

その理由はきっと、他のスイーツにはない
「高さ」にあるのではないだろうか。

最下層には、アイスやクリームが溶けても
形が変わらないポンジケーキやコーンフレークを。
そしてその上には生クリーム、チョコレートソースが続く。

この3層を基本にしながら
最後にフルーツや生クリームでデコレーションするというのが
ベーシックなパフェの盛り付け方だと言われている。

作り手のパティシエからすると、
高さがあることで、食べて欲しい順に
パフェの層を設計することができるというわけだ。

作り手だけが知っているパフェの設計図を
おいしく解明しながらパフェを食べよう。

今日、6月28日は、パフェの日。


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茂木彩海 20年5月31日放送


音楽の力 音楽がもたらすもの

時間に追われ、せわしなく過ごしていた毎日から一転。
急な変化で、おうち時間が増えたこの頃。

好きな音楽を聴きながら仕事をしたり、読書をしたり、運動したり。
音楽のある生活を楽しんでいる人も多いのではないだろうか。

かのシェイクスピアも、
音楽は脳みそに刻まれた厄介ごとを消し去ることができる、と
400年前に言っているし、音楽には実際にドーパミンの量を増やし、
ストレス関連のホルモンを軽減させる力があることは周知の事実である。

まさにいま、私たちは人類総出で、
音楽の力を借りていると言ってもいいだろう。
国境を超えて、ジャンルを超えて、いま世界中が音楽に助けられている。

さあ、音楽の力を、あなたの力に。


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茂木彩海 20年4月26日放送


お風呂のはなし 大人のお風呂タイム

両手でつくった即席水鉄砲で的当てをしてみたり、
シャンプーを使って髪型をソフトクリームにしてみたり。
きっと誰もが、幼い頃のお風呂の思い出を持っている。

大人になるとお風呂を楽しむというより
義務感がまさってしまいがちだが、
たまには初心に戻って
誰にも邪魔されない、ひとりのお風呂タイムを
楽しんでみよう。

例えば足首をくるくる回してストレッチ。
照明を付けずに好きな音楽を掛けてリラックス。
アイスクリームを食べながら…。

今日は26日、風呂の日。
あなただけのお風呂タイムを。


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茂木彩海 20年4月26日放送

Masaki E.K.
お風呂のはなし お風呂上がりには

お風呂でしっかり汗をかいた後は、
冷蔵庫の前で何を飲もうか考えるのも楽しみのひとつ。

定番の冷たい牛乳も、冷えたビールも
美味しいのは間違いないけれど、
体への負担を考えるなら
ハーブティーや、豆乳、白湯などの温かい飲み物か、
常温のお水、炭酸水がオススメとのこと。

今日は26日、風呂の日。

お風呂上がりには、体をいたわる一杯を。


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茂木彩海 20年3月29日放送

Laurel Fan
春野菜のはなし  世界の春野菜

日本では、春になると春野菜がスーパーに並び、
季節ならではの苦味を楽しむものだが、
当然、春は世界中にやってくるわけで。

海の向こうに目をやると、実に多くの春野菜が存在する。

例えばアメリカにはブロッコリーラーベと呼ばれる
ブロッコリーと菜の花の中間のような味の春野菜があり、
シンプルにオリーブオイルと塩で炒めて食べると
絶妙な苦味がクセになるらしい。

食の都、フランスではピサンリと呼ばれる野菜が
春野菜として楽しまれている。
実はこれ、タンポポの葉の部分のことで、
日光に当てずに育てるため、見た目も薄い黄色をしていて
食感もずっと柔らかい。もっぱらサラダにして食べるのが一般的だそうだ。

3月も、もう終わり。
まだ春野菜を味わっていない人は、ぜひ今日の献立で
春の訪れを感じてみてはいかがだろうか。


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茂木彩海 20年1月26日放送


白のはなし  純白の由来

「白」にも乳白色やオフホワイトなど様々な言葉があるが
「純白」というと、単に色を説明するだけではなく
「混じり気のない清らかなイメージ」を
伝える言葉としても使われている。

この「純白」という言葉の出典は、
意外にも古代中国の文献『荘子』まで遡る。

とある老人が井戸から水を汲み、畑にまいていたところに
たまたま通りがかった若者。
機械があればはかどりますよ、と声をかけると、老人はこう答えた。

仕掛けを使うものは必ずからくり事をする。
からくり事をする者は必ず何かをたくらむ。
たくらみが心の中にあると、純白な本来の心がなくなる。
純白な心がなければ、精神が安定しなくなる。

「純白」とは本来、「白色」を示す言葉ではなく、
「清らかな心」そのものを指す言葉として使われていた。

年が明けて、1月も下旬。
荘子の教えに従って、自分の中の純白を大切に、この1年を過ごしたい。


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茂木彩海 19年12月29日放送


年の瀬のはなし  年越しそばの願い

年の瀬に食べる食べ物といえば。
そう、年越しそばだ。

この年越しそば。
実はきちんと起源があるものではないようで。

細く長く伸びることから長寿を願って食べるようになった。
という一般的に言い伝えられている説に加え、
そばは切れやすいので一年の苦労を綺麗さっぱり切り捨てられるから。
金細工をするときに飛び散った金をそば粉を使って集めるため
縁起が良いから。

などなど、諸説あるようだが
ここまで色々な説があると、単に
美味しいそばを食べるための言い訳にすぎないような気もしてくる。

令和元年の締めくくりには、はてさて、どんな蕎麦を食べようか。


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茂木彩海 19年12月29日放送

zinc362
年の瀬のはなし  年の瀬のことわざ

あっという間に今年も年の瀬。

来年こそはもっと時間を有効活用しなければと
焦る気持ちはどうやら世界共通らしい。

海外に目を向けてみると、
イタリアにはこんなことわざがあるそうだ。

 時間は人間のために作られており、
 人間が時間のために作られているわけではない。


あれも、これも。やることが多くてバタバタしてしまう年の瀬にこそ
残された「今年」の時間を大事にしたい。


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茂木彩海 19年11月24日放送

篁(たかむら)
紅葉のはなし 秋の女神

秋を表す季語の中に、
お姫様の名前があるのはご存知だろうか。

その名を「龍田姫」。

秋の紅葉を司る女神と言われ、
はるか昔の奈良時代、五行思想にもとづいて
東西南北にそれぞれ女神を配したことに由来する。

秋は西にあたり、西に位置する竜田山が紅葉の名所であったことから
龍田姫は秋に紅葉をもたらす女神とされた。

緑の葉を真っ赤に染め上げる
龍田姫の仕事ぶりには今も昔も目を見張るものがあるようで。
古今和歌集で、在原業平はその見事さをこう詠んでいる。

 ちはやぶる神世も聞かず竜田川
   からくれなゐに水くくるとは




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茂木彩海 19年10月27日放送


銀座のはなし  銀座のみゆき通り

銀座を代表する「みゆき通り」。

この名前がついたのは、1940年ごろのこと。
藤田嗣治などの文化人が中心となり、
東京を世界に誇れる美しい街にしようと、
まずは銀座から手を入れた。

そこで名付けられたのが、「みゆき通り」。
「御幸」は丁寧語を表す「御(おん)」と
幸せの「幸(さち)」をめでたく組み合わせた言葉で
天皇、皇后、上皇、皇太后のお出かけを言う。

「みゆき」って、いったい誰の名前だろう?
そう思っていたあなたには、
銀座の歴史を知る楽しみがまだまだありそうだ。



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