2012 年 6 月 2 日 のアーカイブ

佐藤延夫 12年6月2日放送

mkrigsman
ジム・ロジャーズ1

冒険投資家、と呼ばれる男がいる。
その名は、ジム・ロジャーズ。

26歳のとき、投資の世界に足を踏み入れた。
資金はたったの600ドル。
その後10年間で、4200%を超える驚異的なリターンを実現し、
37歳の若さで引退。
そして次に彼が向かったのは、世界だった。
2年間かけてバイクで地球を一周。
数年後には、クルマでまた世界を回った。
ジム・ロジャーズは語る。

  私は、人生を楽しむ自由を手に入れたかった。

この男は大枚をはたいて、自由を買った。





Backpack Foodie
ジム・ロジャーズ2

冒険投資家、ジム・ロジャーズ。
ファンドマネージャーを引退したあとも、
ビジネススクールの教授、
テレビの司会者として活躍した。
そして2度の冒険旅行を終え、
家族を連れてシンガポールに移住。
現在も悠々自適な毎日を送っている。

果たして、彼の人生の優先順位とはなんだろうか。
それを示した言葉がある。

  まず最も大事なことは、殺されないようにすること。
  二番目が、人生を楽しむこと。
  三番目は、世界を知ること。


これが悔いのない人生に必要な、3つのルール。



winkyintheuk
ジム・ロジャーズ3

冒険投資家、ジム・ロジャーズ。
彼の投資には、わかりやすい哲学がある。

他人が目を向けないところに投資をし、
まだ注目されていない市場を発掘して利益をあげる。

たったそれだけのこと。
しかし彼の言葉を借りるなら、こうだ。

  絶望が支配している場所に、信念を持って投資をする。

そしてこんな言葉も残している。

  私ががっぽり儲けたのは、決まって人の群れと逆に向かったときだ。

大切なのは、先見の明。そして決断力。



rodrigoferrari
ジム・ロジャーズ4

19世紀は、大英帝国の時代。
20世紀は、アメリカの時代。
そして21世紀は、中国の時代だと
伝説の投資家、ジム・ロジャーズは語っていた。

そのとおり、彼はマンハッタンにある高級住宅を売り払い、
シンガポールに移住した。
アメリカドルが、世界の基軸通貨の地位を追われると予想したからだ。

さらに今後、世界の中心が中国とアジアになることを見据え、
2人の娘には中国を習わせている。

世界旅行で何度も中国を横断し、
その目で、その足で、アジアのエネルギーを感じたのだろう。
ジム・ロジャーズは、こんな手記を残している。

  上海は、オズの国のように現れた。
  この街は、私たちが生きている間に、21世紀資本主義の
  エメラルドシティになるかもしれない。


果たして彼の目に、現在の日本はどのように映っているのだろうか。




Michael Aston
ジム・ロジャーズ5

伝説の投資家、ジム・ロジャーズ。
彼は投資対象を徹底的に調べることで
数々の成功を収めてきた。
株に投資する場合は、全ての財務諸表に目を通し、
見通しについても必ず裏をとって確かめる。
そして自分の頭で納得がいくまで突き詰める。

  I think ではなく I know なのだ。

もちろん投資は、人に任せるものではない。
だからこんな極論が出てくる。

  自分で調べた会社の株を買いなさい。
  さもなければ、家で映画を見ているほうがいい。




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ジム・ロジャーズ6

伝説の投資家、ジム・ロジャーズ。
彼は成功するための、
いくつかのルールを持っている。
ルールといっても、それはごく当たり前のことばかり。

メールの返信を早くする。
懸命に働く。
他人のために正しい行いをする。

そのほかに、興味深い言葉も残っていた。

  専門家と称する輩は、いつもだいたい間違っている。

つまりは他人をあてにしてはいけない、ということ。



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ジム・ロジャーズ7

伝説の投資家と言われた、ジム・ロジャーズ。
人生の前半は、ファンドマネージャーとして巨万の富を得て、
後半戦は世界冒険旅行に身を捧げた。
そして、興味のなかったものに目を向けた。

大変な時間とエネルギー、注意、お金、献身が必要となるもの。
それは家族だった。
これまで、子どもがいるのは哀れなことだと公言していた男は、
60歳にして初めての育児を経験し、
その考えを覆すことになる。

  私が生まれてからやってきたすべての冒険の中で、
  これこそが究極の冒険になるだろう。
  子どもは、私が見たことのない世界へ連れて行ってくれるだろう。


そして、こうも言っている。

  まだ子どものいない人は、ぜひさっさと家に帰って、しかるべく励まれよ。

今年70歳になるジムは、幼い娘たちの送り迎えを日課にしている。
伝説の投資家は、伝説のイクメンでもある。

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