佐藤理人 13年8月10日放送



ルーブル美術館⑦「疎開」

「モナ・リザ」は3度疎開した。

最後の疎開は1939年。
第二次世界大戦が始まると「彼女」は、
フランスの片田舎でジッと身を潜めた。

しかしナチスの追跡は執拗だった。
世界で最も美しい微笑みを守るために、
大勢の命が犠牲になった。

世界一の入場者数を誇るルーブル美術館。

その栄光は、

 人類の財産を所有する者は
 それを守る責任も有する

という、名もなき人々の
崇高な使命感に支えられている。

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