礒部建多 14年7月27日放送

140726-06
立ち上がり続ける政治家

ふくよかな風貌、
何度転んでも起き上がる人生から
「だるま」と呼ばれた政治家がいた。
第20代内閣総理大臣、高橋是清。

12歳の時、アメリカへ留学した高橋は、
奴隷として農園に売り飛ばされた。
なんとか帰国を果たし、英語を活かした職に就くが
3回も詐欺に遭い、その度に破産を経験。
しかしあきらめない高橋は、知人の紹介もあり、
日本銀行に就職し、後に日本の財政の舵取りをすることになる。

類希な才覚は、波瀾万丈な人生の産物か。
後に高橋は大蔵大臣となり手腕を発揮。昭和の金融恐慌では
デフレから脱却するため、積極財政を展開。
世界不況から一番初めに日本が抜け出した。

幾多の困難を経験した高橋の言葉には、
得も言えぬ重みがある。

 一足す一が二、二足す二が四だと思い込んでいる秀才に
 生きた財政は分からないものだよ。



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