大友美有紀 17年4月2日放送

170402-06

「プリンセスは大変」レオポルディーネ

 果実は熟れています。まさに今が食べ頃です。

武力を持たず政略結婚で栄華を誇ったハプスブルク家。
マリア・ルイーズの妹、マリア・レオポルディーネは、
植民地ブラジルを統治していたポルトガルの皇太子、
ペドロに嫁いだ。海外にハプスブルグの勢力圏を
再建する役目もあった。
ペドロは、本国から搾取される立場を嫌い、
ブラジルを国家として独立させようとする。
聡明なレオポルディーネも独立運動を支援した。
ポルトガル議員団に面会し、機が熟していることを知り、
夫に暗号で手紙を書いていた。
そして1822年、ブラジルは独立する。
レオポルディーネは国母として民衆に愛された。
愛で家系をつないできたハプスブルク家の一員らしく。

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