佐藤延夫 17年11月4日放送

171104-03
tetsukun0105
作家と京都 与謝野晶子

歌人、与謝野寛は、弟子二人を誘い、秋の京都に向かった。

弟子のひとりは、鳳晶子だった。
三人は永観堂で紅葉狩りを楽しんだあと、
寛の定宿、華頂温泉に泊まった。
その日、晶子が詠んだ歌は、
今も永観堂の境内、弁天池に残されている。

 秋を三人(みたり) 椎の実なげし 鯉やいづこ 池の朝かぜ 手と手つめたき

明治33年11月5日のことだった。
翌年の正月、晶子と寛は再び京都で落ち合い、
密かに愛を育んでいる。

11月の京都は、内なるものを駆り立てるのだろうか。

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