佐藤延夫 18年6月2日放送

180602-05
研究情報アーカイブズ
趣味に生きる 堀田正敦

下野佐野藩主、堀田正敦は
政治家として寛政の改革を推進する傍ら、
文芸活動にも力を発揮した。
和歌や紀行文なども書いたが、
代表的なものは、「禽譜」と呼ばれる鳥の図鑑だ。
自分で集めた鳥を絵師に描かせ、
他の大名が持つ図譜は複写して集めた。
鶴や孔雀など、日本でおなじみの鳥はもちろんのこと、
エトピリカ、ペンギンなども描かれている。

学問こそ、彼の最大の道楽だったのだろう。

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