大友美有紀 19年7月7日放送


STA3816
「たなばたゆかりの地」 福岡・小郡・七夕伝来

今日は7月7日。七夕。
日本には、数多くの「たなばたゆかりの地」がある。

福岡県小郡市には「媛社神社(ひめこそじんじゃ)」
通称七夕神社がある。
筑前、筑後、肥前の境界に位置する小郡。(おごおり)
かつて筑後の国の献上品は「米と織物」であり、
織物産業が盛んだった。
古来から「たなはたつめ」という機織りの女神を
信仰していたという。

そこに中国から牽牛と織女の物語が伝来。
たなはたつめ信仰と混ざり合い、七夕信仰となった。
中国からこの地へは有明海を通る、
安全なルートがあった。
小郡に七夕信仰が根付いたのは、
日本で最も早い時期だったと言われている。

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