大友美有紀 19年11月3日放送


「ゴジラの日」  香山滋

今日はゴジラの日。
1954年11月3日に最初のゴジラ映画が
封切られたことから、制定された。

水爆実験の影響で、大怪獣が復活し東京を襲う。
当時のプロデューサーは、この作品を
科学的裏付けのあるものにしたいと考えていた。
そこで、検討用ストーリーを推理作家の香山滋に
依頼することにした。
香山は旧大蔵省の官吏であり、
在職中からいくつもの小説を発表し、
第1回探偵作家クラブ新人賞も受賞している。
古生物学、地質学に造詣が深く、
その知識を探偵小説に生かしていた。
知人からは「魚や虫ばかりの科学怪談を書いている」と
言われていたという。
自らは怪奇、幻想、秘境に対する偏愛があると言っている。
つまり、日本にSFというジャンルが生まれる前に、
SF色の濃い作品を手がけていたのだ。

まさにゴジラを誕生させるにふさわしい作家だった。



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