五島のはなし(97)

2010 年 5 月 12 日

ハリガネムシって知ってますか?
ハリガネムシはカマキリの体の中にすみついて
卵を産みたくなると
カマキリの脳に「水辺に行け」という指令を出します。
で、カマキリが水辺に行ったところで
カマキリの腹の中から出てきて
水(つまり川とか)に入り、そこで卵を産みます。
(次の世代はカマキリが水を飲む時、
卵か子どもかが水と一緒にカマキリの体内に入るのだそうです)

・・・すごい。そして気持ち悪い。
ハリガネムシの姿がこれまた恐怖。
あえて写真は載せないけれど。

うだうだ書きましたが、
このハリガネムシ的なムシが僕の体内にもいる気がして、
というのも無性に水辺に行きたくなるからです。
訳もなく釣りに行きたくなる。
たぶん、幼い頃、五島で寄生されたと思うんです。

一昨日も、仕事から帰ったあと
ムシの指令に逆らえず近くの岸壁へ。
平日なのに夜中の2時まで釣りをしてしまいました。

都会の夜のあらかぶ

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五島のはなし(96)

2010 年 5 月 12 日

2010-05-09 13:08:26

このゴールデンウィーク、
五島・福江島の鬼岳で
毎年恒例の「バラモン凧あげ大会」が
催されたそうです。

バラモンは
五島の方言である「ばらか=勇壮な、元気がよい」+「者」
から来てるはずで、
インドのカースト制度のバラモンとも
この長い歴史の中でなんかしらの接点があるのでは
と想像してしまうけど、
どうなのかはわからない。

立派な凧です。
デザインは鬼をモチーフにしていると
長年思い込んでたのですが、
どうやら「鬼に立ち向かう武士」を描いているらしい。

てっぺんに糸が張ってあり
これが風を受けて「ぶーん」とうなるような音を出します。
この音が魔除けになるのだとか。

明日は月曜日。
自分の頭の上にこの糸を張り、
ぶーんと音を立てながら出勤したいような気分。

バラモン凧大会(五島観光協会のHPより)

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五島のはなし(95)

2010 年 5 月 12 日

2010-05-03 18:40:04


きのう千葉の富津に遊びにいこうとしたら
もんのすごい渋滞で、
あきらめて高速を降りてしまいました。

で、高速を降りたすぐすばにあったつばさ公園(羽田空港脇。飛行機が間近に見られるからこの名前)
でのんびりしてました。

公園の前は干潟になっていて
潮干狩りしている人がいたので
こんな都会のど真ん中で・・・
と思いつつ波打ち際で砂の中をあさったら
でてくるわでてくるわ。
バカ貝らしき貝だけど、
時々大人のこぶし大の巨大なのがとれる。

こんなでかいバカ貝はないぞ、と持って帰ってネットで調べたら
アメリカ原産の「ホンビナス貝」なるものらしい。
なんでも東京湾奥で繁殖中なのだとか。
アメリカではクラムチャウダーの材料として重宝されているとのこと。
・・・でもなんか食べる気がしない。

東京湾は五島の海に比べて有機物が豊富なのだと思う。
(やっとこさ五島がでてきた)
だからアサリもよくとれる。

その前日は横須賀の走水でアサリをどっさり
とってきて、もうアサリはいいやってくらい食べました。

今日は近所の港に夜釣りに行って
メバルがたくさん釣れたのだけど、
これも豊富な有機物に関係していると思う。
思うだけだけど。

というわけで、五島に帰れなかったうっぷんを
東京の海ではらしている2010年のゴールデンウィーク。

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五島のはなし 番外

2010 年 5 月 4 日



チケットが取れなくて五島へ帰れず
連休は東京湾で釣りをしている中村直史くん。

上の写真は世田谷の釣り部が釣ったカレイです。
40センチを超えています。刺身、うまかったです。
アラ煮もうまかったです。

カレイはそろそろ終了で
これからはメゴチ狙いになるそうです。
それからカイワリです。

楽しみです(玉子)

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五島のはなし(94)

2010 年 4 月 29 日

夏の思い出が強烈なのは
日差しの強さのせいだ、とある人がいったけど
五島の海を思い出すと
春の海のまぶしさが思い起こされる。
五島の春の海は本当にきれいだ
という印象がある。
たぶん冬の寒い間なんとなく
外出をひかえていて、
で、春になって海に行き、
するといつのまにか強くなっていた日差しに
びっくりして、海の中がどこまでも見える感じも
しばらく忘れてたのでそれにもびっくりして、
強い印象が残る。のだと思う。
と、なんでこんなことをうだうだ書いているかと言うと
さっき、同じく東京で働く五島の同級生が
ゴールデンウィークに五島に帰ると聞いて
僕も無性に帰りたくなってきたから。
ああ春の五島の海。
大きい水イカが岸によってくる春の五島の海。
ひょーじゃみな(貝)ひろいで腰が痛くなる春の五島の海。
小学生たちが今年一番最初に海で泳いだという称号を目指す春の五島の海。
に帰りたい。

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五島のはなし(93)

2010 年 4 月 17 日

昨夜、ぼくもとうとう
大人になってしまったのだな、
と思える出来事が。

どうも失禁してしまったらしいのです。
会社の先輩のお祝いの席で。
らしい、と書いたのは、いつそうなったか
まったく記憶がないからで、気づいたらそうなってたわけです。

大きくなっていろんな経験をしてきたけれど
失禁はなかった。もうこれでほんとの大人だ、と思ったですよ。

話は変わるけど、
ぼくの出身地である五島の酒の飲み方はけっこう激しいです。
「じゃあ、・・・に一杯やろかね」と言うと、自分のグラスを空け、
それを一緒に飲んでる ・・・さんに渡す。
渡された人は、そのグラスに酒をそそぐと、全部飲み干さなければならない。
という儀式が続きます。

五島に帰省しているときには、
久しぶりに帰ってきたということで
この「一杯やろかね」の対象となることが多いです。
元来酒に強くないので、べろんべろんになる。
それでも、失禁はなかった。

近ごろ、なんというか、
体と心のネジとかキャップがゆるんできている。
人間的に失禁してる。
(うまいこと言った気がする)

いっそこのままゆるみきって、
「あの人どうしようもないけど、まあしょうがないからほっとこ」
といわれる人間になりたい。
ゆるキャラになりたい。

そう願ってやまない37才の春。

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五島のはなし(92)

2010 年 4 月 1 日

気がつけば3月31日です。
正確にはもう4月1日だけど。
まいっちゃうなー。
月日だけがどんどんと音をたてて過ぎていきます。

東京で5年働いたら五島に帰る、と宣言してたのに
その5年はとっくに通り過ぎ。

いつか五島の山の中で
このブログにも登場した「いきもの係さん」に
「一つの道に入ったら10年は働かんばいかん
(じゃないと仕事ってもんがわからない)」
と言われたのがずーっと心に残っていたとです。
いきもの係さま、とうとう10年働いちゃいましたよー。

さて、どうしよう。
とりあえずは五島のはなしを108回まで続けなければ。
(100回まで書く、って言ったんだけどなあ。いつのまにか108回になっている)

あ、それと!
先日紹介した五島出身の映画監督
榊英雄さんが撮った「誘拐ラプソディー」は
4月3日公開ですぞー。

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「五島のはなし」継続願い

2010 年 3 月 31 日

中村直史の「五島のはなし」がついに90回を越えました。
もともと108回をめざした連載ですが
本当に108回だとすると、間もなく終焉を迎えます。

が、もはや我々の日常は「五島のはなし」と共にあります。
「五島のはなし」がなくなることは
たとえば、朝、歯ブラシがなくなっていたりすることと同じです。

「五島のはなし」を愛読してくださっているみなさん、
ぜひ中村直史に激励と嘆願のお言葉をお願いいたします(玉子)

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五島のはなし(91)

2010 年 3 月 30 日

91回目です。
ここまで五島の良さを書いても
まだ行ってみようと思えませんか?

僕は根が控え目です。
だから僕が「五島はいいよ」と書いたら
それは「五島はすばらしい」ということであり、
「五島の食べ物がおいしい」と書いたら
それは「五島の食べ物は信じられないくらいうまい」
ということなのですよ。
客観的にはそうなのですよ。

さらに僕の文章力のなさも勘定に入れると、
この五島のはなしで書かれている「五島の良さ」は
2倍くらいに見積もって読んでいただいた方が良いかと思います。

ただし、五島が「行きにくい場所」であることは否めません。
でもねでもね。
飛行機ならあっという間です。

たとえば東京からなら2時間半(乗り継ぎがスムーズなら)。
通勤圏、といえる近さ。

ちなみに福岡空港から島へ向かう飛行機の名は、
ボーイング737・スーパードルフィン。(←数字のとこはうろ覚え)
「すごいイルカ」に乗って、島へ飛ぶのです。
素敵でしょ?つまり、すんごい素敵でしょ?

スーパードルフィン

スーパードルフィン



五島福江空港

五島福江空港

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五島のはなし(90)

2010 年 3 月 30 日

ひとつ前の話で
三國さんが書いてくれた、五島うどんの「ふしめん」。

写真を見ると麺が曲がっててちょっと不思議。
五島うどんって曲がってるの?
と思った人へ、補足説明です。

※ちなみに五島うどんは「日本3大うどんの一つ」と
 言われたり、「幻のうどん」と言われたり、
 「あのミシュランさえも認めた美味」と言われなかったり、
 の「知る人ぞ知るナイスなうどん」です。

世の中で五島うどんとして売られているものは
まっすぐの麺です。
が近ごろ麺の製造過程でカットした端っこの部分を
お味噌汁やサラダの具にどーぞ、ということで売り出した。

もともと歯ごたえが良く、伸びにくい麺だったこともあり、
この端っこ部分が意外にも重宝され、いま人気となっています。
それがこの「ふしめん」(・・・のはず)。
ちなみに「ふしめん」は商品名であって、一般名ではない(・・・はず)。
だから他の製麺所からは別の名前で売り出されている(はず)です。

「はず」がやたらと多い文になってしまった。
なにはともあれ、このふしめんが美味しいのは
そもそも五島うどんがおいしいから、なのです。
インターネットでも手に入りますよ。
詳しくは「五島うどん」で検索を。

ふしめん

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