三國菜恵 10年07月11日放送



哲学者からひと言/シモーヌ・ヴエイユ

あるときは、教室で
あるときは、工場で
そして、内戦下のスペインで

世界のどこかで起きている不幸と
向き合いつづけた哲学者、
シモーヌ・ヴエイユ。

彼女は、人間について
こう綴った。


 人間が存在する唯一の目的は、
 生きるという闇夜に火をつけることである。

彼女の言葉もまた、
灯りとなって誰かの心を
照らしつづけているにちがいない。

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