2010 年 のアーカイブ

ご意見ご質問

ご意見ご質問

上の写真のようなフォームから
間もなくご意見ご質問を受け入れることができるようになります。
ライブの感想などもこちらからどうぞ。
鋭意制作中です。よろしくお願いいたします。

事務局

topへ

五島のはなし(81)

世界のいろんな生き物を特集した
テレビ番組が好きです。
見たこともないような生き物の姿や
変わった生態を目の当たりにするたび
ほほーっと感心しますが、
ある場面に関してだけは感傷的な気分になってしまう。

それはオスの鳥がメスの気を引くために
歌を歌う(つまり、鳴く)という場面。
とくにメス鳥がオス鳥の歌を気に入らずにささーっと飛んでいく場面。

僕が5歳くらいのときでしょうか、
このブログにも登場する島の美人姉妹YちゃんSちゃんの家で
遊んでた時のこと。
僕はこの姉妹にあこがれていて、
どうにか気を引こうといきなり歌を歌ったんですね。
(ふたりとも絶対覚えてないだろうなあ)

そのとき流行ってた「ガンダーラ」のしかも英語の部分。
英語が歌えるオレ(ぜんぜん歌えてないのだけど)、かっこいいでしょ、な感じで。

そしたら、たぶんYちゃんの方だったと思うんだけど
「なんそれ?えいごのつもり?(失笑)」という
もうほんとシラ~っと凍えるような空気になり、
その寒さたるや、その後30年以上心のどこかにいつもつきまとっていて
「女性の前では決して歌うな」という戒めになっている。
だからカラオケも嫌いだ。

だから、歌うオス鳥に感情移入します。
「がんばれっ!がんばれっ!」って思ってしまう。

福江島で一番古い五社神社(本文とは何の関係もなし)

福江島で一番古い五社神社(本文とは何の関係もなし)

topへ

'10ライブチケット情報

flyer03_omote

どたキャンが出たり、売れたりで
事務局にとっては予断を許さないチケット状況ですが
2月16日夕刻の状況です。

レギュラープログラム7枚あります。
ショートプログラム10枚以上あります。

事務局

topへ

Guild Contact

TOKYO COPYWRITER’S STREET LIVE GUILDは、
ご質問、ライブの感想、メッセージなどを受けうけています。

ご質問には迅速にお答えを差し上げられるように努めますが
内容により確認にお時間をいただく場合がありますので
あらかじめご了承ください。

[contact-form 1 “コンタクトフォーム 1”]

topへ

五島のはなし(80)

五島のはなし(77)で紹介した、
坊主頭のつりの師匠(以下、師匠)。

彼の名前さえ僕は知らなかったんですが、
ペンネーム「生きもの係」さんが
五島のはなし(77)をわざわざプリントアウトして
師匠に届けてくれました。

師匠はそれを学校に持っていき、
そしたらたまたま師匠のクラスメイトに
このブログに写真を提供してくれているペンネーム「2号」さんの
娘さんがいて、そのせいで、名前も知らなかった師匠が
クラスで「まつじゅん」と呼ばれていて、
そしてテスト期間中でも学校が終わると
「釣りの準備があるから」とそそくさと家に帰るナイスガイであることが
(このブログへの一連のコメントで)判明しました。

うー。
文章力の限界だ。
この話僕にとってはめちゃめちゃ素敵なのだが、
その素敵さがまったく伝えられる気がしない。

この一連の話の中で僕が感動してしまうのは
「生きもの係」さんがこのブログをプリントアウトして、
きっと知り合いでもなんでもなかった師匠にわざわざ届けた、
というところで、一言でいえば
「ちょっと喜ばせてやろう精神」だと思います。

さっき煙草を吸いながら考えた事なのですが
そういうことのできる人になりたい、というのが僕の人生の全目標である、
と言いきってもよいんじゃないかと。
(ぜんぜんできないから目標なんですけど)

とにかく、生きもの係さま、ありがとうございました。
勢い余って、表彰状書いてみました。

表彰状

topへ

ライブの二次会はこちら

Maltan100127

Tokyo Copywriters’ Street ライブの二次会はこちら。
神田駅北口のはずれ、地ビールのうまい店「MALTAN」を
貸切&営業時間延長にしていただいた。

この店の良いところは
言うまでもないが「地ビールがうまい」ことで
最大の弱点は「わかりにくい」ことだ。
まわりに雑居ビルが群れをなしており
「MALTAN」もまたその雑居ビルのひとつにある。
カリブーの大群のなかでめざすカリブーをさがすようなものだ。
しかしカリブーと違って雑居ビルは動かない。
山河を踏み越えて季節移動はしない。
迷ってもあせらずにさがせば、きっとある。

ご案内を出した皆さま、迷ってもめげずにおいでください。

モルタンのツマミ100127

モルタンのピザ100127

topへ

Tokyo Copywriters’ Street LIVEのHP

flyer03_omote

Tokyo Copywriters’ Street LIVE のHPができました。
来週の土曜日がライブ当日だというのに
なにをいまさらと言われそうですが
いいんです、ライブは今回限りで終わるわけじゃなし。

HPを制作してくれたのは
このVisionのWebチームの斉藤拓くんです。
お暇なときにのぞいてみてください。
/guild/

topへ

リハの日

リハ100213a

18時半、リハ開始のはずだったが
17時40分頃に半蔵門線が人身事故で止まった。
それより先に来ていた大川泰樹と西尾まり、清水理沙もセーフだったが、
ピアニストの鈴木綾子は九段から歩く羽目になった。
青葉台で電車が動かなくなった坂東工は
ほぼ60分遅れでやっと到着。

本番はなにごともありませんように。

リハ100213b

リハ100213c

topへ

中村直史 10年02月14日放送

ロマン・ロラン

恋について/ロマン・ロラン

好きな人に
好きということを、
ためらっている人へ。

ノーベル文学賞作家
ロマン・ロランから、
激励のメッセージが届いています。


 恋は決闘です。右を見たり、左を見たりしていたら敗北です。

右も左も見ないとなると、
真正面から
ぶつかるしかない。

勝利を祈ります。

白洲正子

恋について/白洲正子

いい男にめぐりあえない、
と言う人がいた。

それは残念。

でももし、
いい男がいるのに
気づいていないのだとしたら、
もっと残念。

では、いい男の見極め方とは?

骨董の目利きとしても一流だった
随筆家、白洲正子はこう言っています。


 モノも、人も、「本物」は物欲しそうな顔をしていない。

どうです?
あなたの知っている
だれかの顔、
思い浮かびましたか?

エカテリーナ2世

恋について/エカテリーナ2世

気に入った異性は
いくらでも
手に入れることができる。

もしそんな立場にいたとしたら、幸せだろうか。

ロマノフ朝の第8代ロシア皇帝
エカテリーナ2世。

生涯に数百人の愛人を持った、
と言われている。

ただ、その中で本当に愛した男はただひとり。
映画のタイトルにもなった、陸軍主席大将ポチョムキンである。

生涯で1000通を超える
ラブレターを交換しながら、
ポチョムキンは、
いつしかエカテリーナ2世に対し
彼女好みの若い男を見つくろう役となる。

愛する男を愛するだけでは
足りないなんて
ちょっと悲しい気もする。

若山喜志子

恋について/若山喜志子

若山牧水は
旅する歌人だった。

だから、
牧水の妻、若山喜志子は、
旅人を待つ歌人になった。

彼女がこの世でいちばん
好きだったのは夫の足の音(あのと)、
つまり足音。


 いそいそと大地踏みならし来る君の足の音(あのと)より世に恋しきものはなし

あなたのオフィスや
教室にもいませんか。
足音だけで気づいてしまう人。

元良親王

恋について/元良親王

いつの時代も面倒である。

好きになってはいけない人を
好きになってしまうのは。

その人は、こともあろうか
天皇が愛する女性に恋してしまった。

元良親王という悩める男の
究極の面倒な恋。

だが、そんな面倒な恋心が、
1000年以上も歌い継がれることになった。
百人一首に出てくるあの歌だ。


 わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢わむとぞ思ふ

逢ってしまえば、
罰を受け生きてはいけぬだろう。
しかし逢わなければ、
恋しさで生きていけぬだろう。
どうせ身を滅ぼすのなら、
あなたに逢おうと思う。

こんな話が、
子どもの遊びにも
使われているなんて、
ずいぶん粋な国だ。

フランソワーズ・ジロー

恋について/フランソワーズ・ジロー

ピカソが絵を描き続けた原動力は、
恋愛だった。

精力的に作品を送り出しつづけ、
精力的に女性を手に入れた。

そしてそのすべての女性が
ピカソから逃れられなくなった。

ただ一人を除いて。

フランソワーズ・ジロー。
ピカソを捨てた唯一の女性。


 私は愛の奴隷にはなっても、あなたの奴隷にはならない。

屈辱もまた
ピカソにとって
創作意欲となりえたのだろうか。

恋愛部長

恋について/恋愛部長

今日、意中のあの人に
思いを告げ、
そして叶わなかった
すべての女性へ。

多くの迷える女性を叱咤してきた
カリスマブロガー、
「恋愛部長」はこう言っています。


 一度脈なし、と思ってても、その後の出方次第では、逆転は可能。

なぜなら、
人の気持ちなんて5分で変わるから。

今日はまだスタートです。
信じてみませんか。

topへ

小山佳奈 10年02月13日放送

01-kobayashi

小林秀雄

この世でいちばん難しいのは
人を励ます、ということだ。

入院中の坂口安吾を
見舞った小林秀雄。

ヒロポンの過剰摂取で
病院にかつぎこまれた安吾に向かって
「大馬鹿野郎、大馬鹿野郎」と
何十回も浴びせかけた。

そのとき安吾は
見たこともないほど
ニコニコと笑っていたという。

人を励ますということは
本当に難しい。

02-mo

アインシュタイン

「死とは、
 モーツァルトを
 聴けなくなることだ。」
 
かのアインシュタインが
のこした有名な言葉。

しかしこれ、
実は従兄弟の音楽家、
アルフレート・アインシュタインが
言ったという説もある。

相対性理論とモーツァルト。

この組み合わせの方が
たしかに神秘的でかっこいい。

名言とは
残された者たちの
感傷がつくりだす
のかもしれない。

03-nero

ネロ

希代の暴君、
ローマ皇帝ネロ。

彼はわざわざ
アルプスから万年雪を
奴隷に運ばせて
はちみつを混ぜて
デザートをつくらせた。

「ドルチェ・ビータ」

それが、
アイスクリームの起源。

苦い歴史でできあがった
甘い禁断。

いまの季節、
こたつに入って食べると
特にいけない味がする。

04-bonheur

アラン

フランスの偉大な哲学者、
アラン。

「幸福論」で有名な彼が
初めて結婚したのは77歳の時。

思いをよせつづけた女性と
運命の再会を果たしプロポーズ。
人生の終わりに訪れた
最高の最大の幸福であったはず。

しかし、
あらゆる幸福についての記述がある「幸福論」には
彼自身の幸福については一切書かれていない。

どんな哲学者だって
ほんとうの幸福は
胸にしまっておきたいもの。

05-rest

エスコフィエ

フランス料理の神様、
オーギュスト・エスコフィエ。

彼がいまだに神様と
いわれる理由は
いくつもある。

多くの文化人をうならせ
時には皇帝さえもひざまづかせる腕。
つくったレシピは5000以上。
貧しい人には無償で料理をふるまった。

でも何より賞賛されるべきは
コース料理という概念を
つくりだしたこと。

おかげで一流レストランでも
限られた予算で
食事ができるようになった。

お会計にびくびくしたくないのは
今も昔も同じ。

06-yunta

宮良長包

「沖縄よいとこ 一度はおいで
 さぁユイユイ」

二月の憂鬱に負けそうになったら
沖縄民謡「安里屋ユンタ」を聴こう。

作者の宮良長包は言う。

「音楽は栄養です。」

三線の音はたしかに体にしみこんで
心に春を呼んでくれる。

そういえば沖縄では
すでに桜は満開。

「春夏秋冬 花見て暮らす
 さぁユイユイ」

topへ


login