ニューフェイス(猫愚痴26)



新しい猫が来た。
原発20km圏から保護されたという過去を背負っている。
置き去りにされてホームレスになり
ボランティアに保護されて1年暮らした。

それでもホームレスで幸いだった。
家の中に置き去りにされた猫は共食いの挙げ句に
確実に餓死している。
外に放たれていたからこそ
何を食べていたか知らないが
南相馬市で1年半も生き延びられたのだ。

いまも置き去りにされたままの猫がいる。
餓死した猫も大勢いるし
いま現在、保護しても遠くまで移送できないほど
弱ってしまっている猫も多いそうだ。
(なので、なるたけ保護の現場から近い施設が必要だ)
しかも、犬猫が外に放置されているということは
震災後に生まれた犬や猫もいるわけだし
これから生まれる犬や猫もいる。
保護は追いつくのか、いや無理だな、追いつかない。
追いつかなくても、一匹でも多くというボランティアの意志で
被災犬や被災猫の保護と保護した後に暮らせる施設が運営されている。
(寄付を求めています。「福島 犬」「福島 猫」で検索)

写真の猫は、ふたりの飼い主がふたりとも家にいれば何てこともないが
どちらか一方しかいないときは、ずっとついて歩く。
玄関、階段、台所、トイレまでついてくる。
「うるる、うるる」と鳴きながら、
しがみつくようにピッタリと寄り添ってついてくる。
置き去りにされた後遺症かもしれない。

どちらかというと太り気味のおっとりした猫だが、
「太り気味」という点も後遺症らしい。
飢えた経験があると食べ過ぎてしまうのだ。
施設にいた1年でいっぱい食べちゃったんだね〜(玉子)


タグ:

«    »

topへ

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login