薄景子 16年2月21日放送

160221-04
fs999
お酒のはなし フランソワーズ・サガン

フランスの小説家、フランソワーズ・サガン。
処女作『悲しみよこんにちは』が世界的ベストセラーとなり、
18歳にして莫大な富と名声を手に入れる。

その作品以上に注目を浴びたのが
彼女の破天荒な生き方だった。
桁違いのギャンブル、奔放な恋、
生死をさまよった事故、2度の結婚と離婚…。
その生涯は、愛と孤独に向き合うものだった。

そんなサガンがのこした言葉。

 昔は、人と知り合うためにお酒を飲んでいたものよ。
 今は、そういう人たちを忘れるために飲んでいるの。

お酒はいつでも、愛と孤独のそばにいる。

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