河田紗弥 17年3月11日放送

170311-05
森鴎外 変わった食

「舞姫」や「雁」などの名作を遺した
明治の文豪、森鴎外。

細菌学を究めて以来、細菌の威力を恐れ、潔癖症になってしまい、
野菜や果物などの食べ物も、
加熱しないと食べることができなくなってしまっていた。

そんな彼の好物、それは饅頭茶漬け。

森鴎外の娘、森茉莉のエッセイ「貧乏サヴァラン」に、
父である森鴎外を描いたこんな一節がある。

「つめの白い清潔な手でそれを四つに割り、
その一つをご飯の上にのせ、煎茶をかけて食べるのである。」

あつあつの煎茶をかけるということは、
森鴎外にとっては、殺菌の意味があった。
しかし、その熱いお茶によって、饅頭の皮は溶けて、
あんこがごはんとよく絡み、淡い汁粉のような味なんだとか。

試してみては?


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