川野康之 17年11月18日放送

171118-05
Rsa
『津軽』を行く

津軽線の終点、三厩(みんまや)。
太宰と友人たちは、途中で買った二尺の鯛をぶら下げて、宿に着いた。
部屋からは目の前に海が見えた。
宿の女中に鯛を手渡し、
このまま塩焼きにして持ってきてくださいと頼んだところ、
5切れの塩焼きになって出てきた。
太宰はおおいにくやしがったという。

「いま思い出しても、あの鯛は、くやしい。」

と『津軽』に書いている。

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